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前提条件の大事さ

私たちは無意識のうちに、自分のなかに「前提条件」を作っている。

例えば、

結婚の場合 

○結婚すれば、二馬力になるし、お互い助け合えるから楽になるし、パートナーとともに家族を築けて、より幸せに過ごせる

○結婚すれば、社会的責任も、家族の責任も追わなければいけないから大変だ。お金を稼がねばならないし、親の面倒を見なければならないし、家事育児を頑張らなければいけない

仕事の場合 

○成功するには間違いない。だからチャレンジするのは不安があるけれど、きっとよりよい道が生まれるはず!

○失敗するかもしれない。チャレンジすればするほど、より大変になるかもしれない。

というように、人によって「なにかを始める」というときの「無意識の前提条件」は、一人ひとり異なる。

スタート時点は同じラインにいるのに、10年、20年と経っていくと、道が違えていくのはただただ「前提条件」の違いではないかと思う。

この条件に縛られてしまうと、強制力が働き、思っている方向へ進む可能性が高い。

子どものころは大差がなくても、だんだん考え方や感じ方に違いがでるのは「知らず知らずに構築されている、前提条件」が発動している気がする。

それは育ってきた環境や、選んで見るメディア、周囲の人々によって変わるのだろう。

私もよく「恐れ・怯え」にとらわれる。その原因を深堀りしていると、たいてい「前提条件」がずれてきていることに気がつく。

けれど無意識に条件付しているので、「恐れの正体」がまったく見抜けず、そんなときはたいてい占いをしてしまう。(笑)

占いというのは案外侮れない。タロットなりオラクルカードなりをいつも引くのだが、面白いほど自分の深層心理がそのまま浮き出てくる。

根本の原因がわからなければ、私が気づくまで似たようなカードの連続だから面白い。

まずは、「不安になっている」と気がつくこと。
「不安になる前提条件」を見抜くこと。

この2つがクリアできたら、進みたい道は少し明るく照らされる。

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