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努力は実りづらいが、きっと人生は素晴らしい 就活生の私へ

backnumberの「ベルベットの詩」の歌詞の一節をタイトルにしてみました。

これは、私が最近救われた言葉です。

 就活で、一番行きたかった企業に、内定目前の四次面接で落ちたとき、人生最大の挫折を経験した。

倍率もすごく高くて、まさか自分が四次までいけるとは思っていなかったですが、その企業が出している本を買って、企画もたくさん考えて。
 おそらく就活を始めて1年以上、その企業のことだけを考えてきました。

 でも、落ちました。目の前が真っ暗で、信じられませんでした。分かる人は分かると思うんですが、何回マイページを更新しても、「ご希望に添えませんでした。」の文字は変わらないんです。
 今までの努力って、何だったんだと。今まで費やしてきた時間、お金って、無駄だったんだなと。その選考落ちの瞬間から、頭はぼうっとして、ちょっとでも気を抜くと、涙が出てきてしまっていました。落ち込んでいる暇があれば、他の企業の選考対策をしなければならないのに。
 この状態は、その企業の選考落ちから一カ月以上経った今でも続いていますが、何とか、トラウマを封印しながら就活しています。少し立ち直れたきっかけになったのが、ベルベットの詩です。

 「努力は実りづらい。」この一文に救われた。

この努力は無駄だったんだ。そう落ち込んでいた私は、努力は実るものだと信じていたんです。だから、努力が実らなかったときの衝撃が、大きかった。実らない努力は努力じゃないと思っていたから。だから、「あの時もっと努力していれば、もっともっと本を読んでいれば、もっともっともっと…..」という負のループに入っていました。後悔と自分への怒りが止まりませんでした。

 でも、「努力はもともと実りづらいんだよ」と、backnumberのみなさんが教えてくれました。でも、実りづらくても、人生は素晴らしいんだと。

 そっか、実らないことの方が、多いんだ。そして、それでも人生、素晴らしいことが起こるかもしれないんだ。
今度は何だか、救われた気がして涙が止まりませんでした。

だからもし、このnoteを読んでいる人のなかに、夢破れたり、努力が実らなかったり、うまくいかないことがある人がいたら、ベルベットの詩を思い出してほしいです。

 一緒に頑張りましょう。



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