見出し画像

気づく、そして動く

本来なら、今まで起きたことを時系列に記したほうがよいのでしょうが、
opeまでにそれをまとめるのが難しいのと、
ope前の気持ちもちゃんと書いておきたいので、
ここでは、わたしが両側卵巣腫瘍に気づいたきっかけだけお話ししていきます。
詳しい話はもう少し落ち着いてからで。

お腹の異変に気づいたのは、6月の頭。
いつも通りの便秘に加えて、
右下腹にしこりのような硬い膨らみを感じ始めました。
便秘だったら、本来左下腹部が膨らむはずなのに。
そう考えていた中旬〜下旬頃には、
仰向けになってお腹をのぞくと
腹部全体が、右下腹部を頂点とするぼこっとした山のようになっていました。
食事を抑えたり、下剤を使ったりしてもしこりは消えず、
妊婦のように膨らんでいくお腹を気にする生活が続きました。
さらに、6月下旬、7月頭には
下腹部に今まで経験したことのない
刺すような強い痛みが2度走りました。
一人暮らしのトイレで何時間も喘ぎながらお腹をさすったのを覚えています。

7月9日
2度の激痛に対する恐怖と
便秘と右下腹部の腫瘤がどうしても気になったことから、
わたしはいつもならよっぽどのことがない限り行かない
内科クリニックを受診しました。
先生は、便秘については触れたものの、
問診票に書いた右下腹部のしこりには触れませんでした。
でも、勇気を出して
「先生、右の下腹部にしこりが、、、」と伝えると
再度問診票に目を落とし、触診、打診をしてくださり、
婦人科系の疾患の可能性があること、
精密検査をして確かめた方がよいと勧められました。
これが、卵巣腫瘍に気づいたきっかけです。

わたしが自身の病気を知ることができた、
そのきっかけを振り返ると、
気づく、そして動く、の重要性を強く感じます。
必要最低限しか病院に行かず、
なんなら多少の風邪ぐらい、
気持ちでどうにかなる!と思っているような
看護師らしからぬ健康無頓着人間が、
自分の異変に気づいて、病院に行って、自分から異変を言葉に出して伝えた。
これがなければ、今わたしはひたすら便秘薬を飲み続け、
大きくなり続ける腫瘍をただ見守るだけだったでしょう。

気づく、そして動く。
仕事において大事なことが、
自分の健康にもつながっていたと分かった瞬間でした。
そして、気づく、そして動く、は
何よりも、自分のからだのためにするべきことなのだと痛感しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?