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⑧Nintendo Switchで今までプレイしたゲームの一言感想 パート7

今年は自分でも買ってる本数が例年より少ないなと思い一年間でまとめてみました。

いつも通り私の個人的な満足度を括弧内に10段階で目安として置いておきますが、あくまで満足度なのでそのゲーム自体の評価とは違うので悪しからず。

前回はこちら↓↓↓

パート1から見たい人やその他単発のゲーム記事はこちらからどうぞ↓↓↓


塊魂アンコール  7/10

塊魂シリーズ1作目のリメイク作品。
二本のスティックを使った直感的な操作で王子が転がす塊を操り、初めは部屋の中の消しゴムや飴玉など小さいものから始まり、最終的には大陸やら台風やらとんでもないレベルのものを巻き込んで塊を大きくしていく爽快感のあるゲーム。
リメイクにあたってグラフィックはかなり綺麗になっているし、ゲームとしても初めは巻き込めなかったものが塊が大きくなるにつれ巻き込めるようになる爽快感と、どのルートが一番効率が良いか考える要素や特徴的なBGMなど今も色褪せない作りで素晴らしかった。
ただやはりスコアアタックなどに精を出さないと一日でクリアできてしまうボリュームなのでそこは物足りないかなと。
体験版もあるので気になる人は是非。


オクトパストラベラー Ⅱ  10/10

スクエニの王道RPGシリーズの新作。
前作までとの繋がりは殆ど無く今回から始めても全く問題無い作り。
前作をブラッシュアップしたような作りで、大きく変わった要素は少ないが快適性は増しており、前作では殆どなかったキャラ同士の絡みやシステム的な不満点はだいぶ解消されて現代の王道ターン制RPGとしてかなり完成度が高かった。
いつでも昼と夜を切り替えられたり、フィールドアクション次第では序盤からとんでもない強さの装備を手に入れたり、シナリオの進め方もプレイヤー次第と自由度も結構高いのも良かったところ。
難易度はどの程度装備を揃えたり稼ぎをするかによるが、そこまで高くないのも個人的にはよかった(裏ボスは除く)。
ただし終始同じような戦闘を繰り返すだけにはなってしまうので、ボリューム満点なのは良いことだがやはり終盤はややダレてくるのが難点か。
ただ王道のRPGとしてはかなり完成度は高いので、RPG好きには本当にオススメの作品。


Salt and Sanctuary  4/10

ソウルライク横スクロールアクション。
昔から気にはなっていたのでセールで購入したが、個人的にはあまりピンと来なかったのでかなりの序盤でやめてしまった。
ソウルシリーズなどは嫌いではないし、横スクロールアクションも色々やってるので、たぶん自分自身のそのときの気分の問題だと思うのだが、まあ満足度という点では殆ど遊んでいないのでやはり低くなってしまう。
ただ昨今は珍しくないソウルシリーズを横スクロールにしたような作りの原点ではあるし、良いゲームというのは分かるので気になった人は普通に楽しめると思う。


ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム  10/10

傑作ゲームゼルダの伝説botwの待望の続編。
今回は前作の広大なマップに加えて、空中マップや地上と同じ大きさの地下世界と更に広い世界を冒険できるボリューム満載のゲーム。
ウルトラハンドと言われる能力で色々なものをくっ付けて組み合わせることができるのが今作の一番の特徴で、プレイヤーの想像力次第で色々な乗り物や兵器を作ったり出来るし、謎解きもbotw同様色々な解法があるのがこのゲームの自由度の高さを表している。
欠点らしい欠点はあまり思い付かないが、強いて言えば空中マップを売りにしていた割には思ったより多くないのと、前作から不自然に消滅したガーディアンや知り合いだったはずのNPCとの関係が殆ど無い点などは気になった。
今更私が勧めるまでもないが、botw含めて今後のゲーム史に残るであろう金字塔なので、是非遊んでほしい一作。


NEEDY GIRL OVERDOSE  8/10

配信者でヤンデレの彼女「超絶最かわてんしちゃん(超てんちゃん)」こと「あめちゃん」を育てるゲーム。
マルチエンディングが特徴で、かなりの数に条件次第で分岐していく。
常に精神が不安定な彼女をお出掛けや魔法のお菓子(steam版では直球でお薬)、はたまたゲームをしたり動画を見たりしてストレスや病み度などをコントロールして、配信者として育てていくゲームではあるが、敢えて病みを深くしたりストレスを溜め込んだりなどしないと見られないEDも多く、ヒントがある程度あるとはいえ全部のEDを自力で見るのは結構大変。
会話やネタは完全オタク仕様なんだが、漫画やアニメ、ゲームネタだけでなく、一昔前のネットスラングやネットミームだらけなので、それこそ全盛期の2chやらニコニコやらにも詳しくない人はいまいちピンと来ないかもしれない。
一周は短いので何度も繰り返し遊べはするが、仕方ないとはいえだんだんと作業になっていくのは少し残念。
かなり尖った作品なので人を選ぶが、名作と呼んで良い出来かなとは思っているので気になった人は是非。


7 Days to End with You  9/10

記憶喪失の主人公(プレイヤー)に全く知らない架空の言語で語りかけてくる女性を通して、自分自身でその謎の言語を単語ごとにメモを取りながら解読して、自分はいったい何者でどういう状況にあるのかなどを解明していくかなり独特なシステムのアドベンチャーゲーム。
初めは本当に謎の記号の羅列で何を言っているか分からないが、付きっきりの女性が色々なものを調べた時に話している単語や話しかけてくる単語から共通のものを見つけたりして、少しずつ何を言っているか推理して分かるようになっていくところが、実際に知らない言葉を話す土地にポツンと降り立ったようで非常に面白かった。
私は全部の単語を自分なりに解読して、念のためクリア後に攻略wikiで対照してみたところほぼ全て解読できていたのが嬉しかった。
ただ世界観自体も結構独特なので、解読できてもストーリーの解釈の余地などが結構ありそうでそこは雰囲気にはあってはいるが少し気になるところではあった。
未知の言語を徐々に推察しながら、だんだんと相手の言っていることが分かるようになるのが非常に面白くて、短いゲームではあるがかなり満足した作品だったので推理やら外国語やらが好きな人は是非やってみてほしい。


ストーリーテラー  7/10

数コマに別れた漫画のような画面を、決められたお題通りにストーリーが成り立つように与えられた物や状況を使って変えていくパズルゲーム。
例えば「女Aが女Bを毒殺して男Cと結婚した」みたいなテーマだとしたら、コマの中に「女A」や「毒」などを配置して成立ようにしていくのだが、置けるところは決まっているので、例えば被害者側の「女B」が目の前にいるのに「女A」が「毒」を飲み物に入れていたら次のコマでは企みがバレているので成立しなかったりする。
そこを何とか考えて組み立てていくパズルゲームである。
難易度はそんなに高くないしボリュームもそこまで多くないので一日で終わってしまったが、答えは一通りではないしサブ条件もあったりしてパズルとしてはちょうどいいやり応えだった。
絵本や童話のような絵柄の割には中々物騒なお題は多いが、サクッと終わるので頭の体操にはちょうどいいゲームだった。


Vampire Survivors  10/10

オートで攻撃するキャラクターを操って、30分間大量の敵の中を生き延びるというシンプルなゲーム。
非常に中毒性が高く、既に大量のフォロワーゲームが生まれている作品。
操作も基本的にスティックだけで非常にシンプルで、私はスマホ版でさんざんやったが結局スイッチ版もDLC込みでかなりやってしまった。
敢えて欠点をいうなら一部隠しキャラは攻略を見ないとほぼ解放条件が分からないのと、本当にやり込んでくると敵が多すぎて処理落ちでまともにゲームにならないことくらいだが、普通にやってる分にはゲームとしては本当に完成されていると思った。
価格も非常に安いし、ローカルではあるがマルチプレイもあるので私が今更言うまででもないが本当に良いゲームなのでオススメ。


Inscryption  9/10

いきなり周りもまともに見えない暗い部屋で、見知らぬ男にカードゲームに誘われているところから始まるデッキ構築型ローグライトカードゲーム。
ボードゲームのように短いカードゲームの対戦をしたら一マス進んでボスを目指すという所謂『Slay the Spire』系のゲームで初めは中々クリアできない。
ただ特徴的なのが、対戦中以外は自由に離席して一人称視点で室内を歩き回ることができ、辺りを調べると謎の仕掛けや言葉などが散りばめられていて、更にゲームを進めたりゲームオーバーになる度に対戦相手の謎の男から色々な指示をされたり意味深な台詞を聞いたりして、カードゲームだけでなくこのゲームの世界そのものの謎を徐々に解き明かしていくといった二重構造になっている。
とにかく色々な仕掛けがあり、出来ればネタバレしないでプレイしてほしいので詳しいことはここでは言わないでおくが、メインのカードゲーム自体も勝ちパターンが分かってくると非常に面白く、更にストーリーというかこの『Inscryption』というゲーム自体の構成も非常に独特。
グロい演出がやや多いのでそこが苦手でなければ是非一度遊んでみてほしいし、取り敢えずローグライクカードゲームが嫌いじゃなければ変に下調べせずに是非自分の手で1からプレイすることをオススメする。


F-ZERO 99  7/10

新作が出ない出ないとファンから言われていたところに、まさかのNintendo Switch Online加入特典としてF-ZEROが登場。
基本的には99台でレースをして1位を目指すシンプルな物だが、通常のF-ZEROよりも戦略性がありコースの構造やショートカットの場所の把握、さらにブーストの切りどころだけではなく4つのマシンごとの特徴を活かした戦法も非常に大事になってくる。
グラフィックは綺麗になった初代SFC版といった感じだが、動きや操作性などはレースゲームらしくキビキビと反応してくれるし流石に上位入選はガチ勢達のレベルが高すぎて難しかったが、それでも中々楽しくて初心者でも十分楽しめた。
ブーストを切ると耐久力が下がり最終的にはクラッシュしてしまうリスクとリターンの管理や、順位が後ろでもスーパーターボでの追い込みがあるなどゲームとしても非常に完成度は高く感じた。
今は普通のレースモードもあるらしいが、とにかくNintendo Switch Online加入者は無料なので一度はプレイしてほしい。


Trombone Champ  8/10

ジョイコンを駆使してトロンボーンを吹く音ゲー。
操作はジョイコンの機能を使った特徴的な操作3種とスティックを合わせた4種類から選べるが、とにかくどの操作もシビアで非常に難易度が高くそれも含めてのゲーム制といった感じ。
私は友人とプレイするために勢いで買ったが、とにかくみんなでプレイすると操作の難しさもあってカオスな状況になり、知っている曲をプレイしているはずなのに終始音が少し外れていて、ゲラゲラ笑っていたら何の曲か分からないまま終わることもしばしばあった。
あと個人的にはおまけ要素の音楽やトロンボーンに関係したコレクションカードや、ロードの度に現れるTiPSなどが大嘘だらけなのが非常にツボで、また謎のヒヒ(猿)推しなのも意味不明すぎてゲーム全体としてかなり笑わせて貰った。
単純な音ゲーとしてやるのも上記のように特徴的な操作で面白いし一人で極めるのも面白そうだが、どちらかというとパーティーゲーム感が強いのでもし複数人で出来る環境ならば一度このカオスなゲームを味わってほしい。


ムーンライター 店主と勇者の冒険  8/10

ムーンライターという店の店主となりダンジョンを探索して道中手に入れた素材を売って店を発展させ、またダンジョンを探索して素材を手に入れてと繰り返していくアクションローグライトゲーム。
操作やシステムは単純だが、ダンジョン探索と店の経営を交互に行い少しずつ店の規模や装備の質をパワーアップしていくのは中々面白かった。
売る素材も客の反応を見て安過ぎず高過ぎずに自分で設定する。
ダンジョンはいつでも脱出することができ、やられたら殆どのものを落としてしまうので何処で帰るかがキモで、序盤は自分の装備も貧弱でやはり適正価格も安いので何度も行ったり来たりを繰り返すことになる。
後半は売る素材もかなり高額になってくるので色々なアイテムや装備なども簡単に買えるようになるし、どちらかといえば後半段々と楽になっていくゲームデザインに感じた。
ゲームとしては結構単調なのでやや人を選ぶかもしれないが、地道にやればある程度プレイヤーの操作が上手くなくてもどうにかなるようにはなっているのも良かった。


スイカゲーム  10/10

異例の大ヒットを遂げたパズルゲーム。
上からフルーツを落として同じフルーツ同士をくっつけると「進化の輪」と呼ばれる法則に従って、それよりも一回り大きいフルーツに成長していき、決められたフィールドから溢れないようにどれだけ得点を積み重ねられるかを競うゲーム。
元々は家庭用プロジェクターに入っていたゲームというのも驚きだが(更に辿ると中国の別の『合成大西瓜』というWebゲームもあるがここではややこしいので割愛)、単純なルールと中毒性でゲーム実況などから一気に広まり何と2023年度のNintendo Switchダウンロードゲームランキングでは年間1位を達成した驚異のゲーム。
価格も安くルールも単純で老若男女楽しめて、更に中毒性もあるとパズルゲームのようなお手本のようなゲームなので今更私が言うまでもないが見た目のチープさ(失礼)に騙されずに是非プレイしてほしい作品。


Fate/Samurai Remnant  10/10

人気のfateシリーズとコーエーテクモの無双シリーズでお馴染みのωフォースのタッグが送る江戸時代初期を舞台にしたアクションRPG。
ゲームとしては操作は無双シリーズと基本的に同じだが、敵は大量に出てくるわけではないし戦闘フィールドも基本的には町のなかでも区切られているのであくまでアクションRPG。
戦闘は雑魚敵は適当でも良いが、ボス戦は昨今の無双のボス戦でもありがちなゲージをブレイクしたら一気に叩き込むのを繰り返す方式。
正直グラフィックは近年のゲームにしては荒くFPSも低く動きも滑らかさはない。
更にアクションは爽快感はあるが、ありがちな作りでこれと言って魅力は感じなかったが、ストーリーはFateシリーズらしくかなり面白く、色々なところで初代Stay nightのオマージュがあったり、主人公宮本伊織の普通じゃない部分などが明らかになってくるなど非常に引き込まれるところがあった。
シリーズ恒例のサーヴァントの真名も基本的には隠されているので、そこを推察するのも昔ながらの感覚で面白かった。
江戸時代初期の風俗や町並みなどの雰囲気は非常に良くできていて、歴史上の人物も出てくるのでFateシリーズを知らなくても個人的には歴史ファンタジーとして楽しめる作品になっているのではないかと思っている。
主人公の伊織と相棒セイバーとの掛け合いや関係も良く、フルボイスでストーリーも進むし難易度も調製できるのでストーリー目当ての人でも十分楽しめると思う。
正直最近の安くて良いゲームが多い中やや高価だし発売日に勢いで買ったのは少し心配していたが、やってみたらかなり楽しめたので結果的には良かったなと思った。
ただアクションとグラフィックは上記のようにやや気になるのでそこに期待している人は少し注意。


Eastward イーストワード  8/10

非常に美しく描き込まれたドット絵が素晴らしい見下ろし型のアクションRPG。
無口な炭鉱夫の「ジョン」と義理の娘のような存在の謎の少女「珊(サン)」を切り替えながら、敵を倒したり謎を解きながら先に進んでいき、進めていくうちに新しい能力や装備を手に入れて珊の正体やこの世界の謎が段々と分かっていくという王道な作り。
とにかくとてつもない情報量のドット絵が非常に魅力的で、背景を見ているだけでも好きな人にはたまらない作りになっていると思う。
ゲームとしては基本的に道中は攻撃を避けて殴るだけで、ボス戦も有効な装備や特技を使って殴ると言った全体的に2Dゼルダのような作りなのだが、グラフィックや世界観も合わさってとにかく先に進めたくなる作りになっていたのは良かった。
世界観としてはポストアポカリプス的な世界感で、そこにナウシカやもののけ姫的な要素が加わったものといえば言いか、とにかく私個人としては中々魅力的な世界だった。
実は白状するといっせいトライアルで途中までやったが忙しくてクリアできず、買うか悩んだところ持ち前の貧乏性で今まで無料だったのにな……と買うのはやめてしまったが、やはり心残りも大きいし続きが気になっていたので年末のセールで再び買って続きをプレイしようとしていて実はまだ最後まで行っていません。
ただ途中までではあったがとにかくゲーム全体の雰囲気が好きなので、ムービーやゲーム画面などを見て何となく好きそうだなと思った人はきっと期待を裏切られないと思うので是非一緒にプレイしましょう。


Dicey Dungeons  8/10

サイコロの出目を使ってターン制の戦闘で敵と戦うローグライトゲームで、プレイヤーキャラもサイコロに手足と顔がついたようなデザイン。
サイコロの出目が非常に重要で、例えばサイコロの出目通りのダメージを与えるものから、2回攻撃をするが4以下じゃないといけなかったり、はたまた出目の数字を1つ減らしたり出た出目を半分にしたりなどとにかく様々な手段でサイコロの出目に支配された行動を選択し、何とかして敵を倒していき先に進んでいくのが特徴。
なので自分の装備やキャラクターによっては出目次第で何も出来ないこともしばしば。
最初にキャラクター(ジョブ)を選んで進めていくのだが、その各キャラクターごとに戦い方や能力や特徴が全く違うので各キャラで全く違う戦い方をしないといけないのが面白いところ。
またそのキャラクターにも開始時に色々な制限プレイがあり、それによってもガラリとゲーム制が変わるので何度も遊べるローグライト系ゲームとの相性も非常に高い。
中々難しいゲームではあるが、色々なキャラや条件で全く違う戦い方になるので飽きにくく、見た目は少々バタ臭いが見た目以上に硬派なゲームなのできちんと毎ターン考えてプレイするのが好きな人はきっと気に入ると思う。


STAR OCEAN First Departure R  9/10

スクエニの人気RPGシリーズ1作目のリマスター。
シリーズ自体初プレイだが、開発のトライエースの作品やテイルズシリーズなどは好きなので一度プレイしてみたかったのでセールで購入したのだが、流石に古い部分はあるもののいままでやらなかったのを後悔するほどには面白かった。
戦闘がシンプルなアクションの王道RPGではあるが、軽いマルチストーリーで仲間になるキャラや展開が違ったり、当然操作できるキャラも違ったりと何周もしたくなる作りなのも特徴的だなと思った。
個人的には色々な特技やクラフトを理解してしまうと、インチキしてるんじゃないかと言うくらい急に強い装備を手に入れたりレベルを一気に上げたり出来るのがとても面白く、人によっては面白く無いかもしれないが、中盤以降は私はボス含めて戦闘が一瞬で終わるのが非常に爽快で、サクサクストーリーを進められるのがかなり楽しかった。
もちろんこれは自分の進め方次第なので任意のことだし、自由度が高いのは良いことだと思うのでかなり良い作りだなとは思った。
正直ストーリーはいまいちではあったが、仲間になるキャラがストーリーの進め方で違ったりボイスも立ち絵も新旧選べたりと、細かいところにも手が回っていて全体的には良いゲームだなと思った作品だった。


スーパーマリオRPG  10/10

SFCの傑作RPGマリオRPGのリメイク作品。
私はこのゲームが思い出補正を含めても非常に大好きで、好きなゲームトップ5に入るくらい好きなのだが、そんな旧ファンも納得の最高のリメイクをしてくれて非常に満足した。
基本的なゲーム制はSFC版とほぼほぼ同じ作りではあるのだが、攻撃や防御の瞬間にボタンを押すと攻撃が強力になったり敵の攻撃のダメージを低下させる「アクションコマンド」のタイミングが可視化されていたり、通常攻撃のアクションコマンドを成功させると全体攻撃になったりなど色々と遊びやすくなっており、全体的に元のゲームを大きく変えずにブラッシュアップさせた作りなのは非常に好感が持てた。
敵にも弱点属性が追加されていたりしてSFCだと中々出番がなかったマロが非常に強力になっており、私は結局最初から最終盤までほぼほぼ入れっぱなしだった。
クリアまでは短いが、クリア後も非常に強力な追加ボスがいたりして追加要素もあるし、元のゲームが名作なので大きく変えずに快適にしたリメイクというリメイク作品のお手本のような作りで非常に満足できる一作だった。


Behind the Frame ~とっておきの景色を~  3/10

脱出ゲームのように画面で必要なものを選択しながらストーリーを進めていくアドベンチャーゲーム。
正直な感想を言うとストーリーも良くわからないし、ゲームとしても必要なものをクリックしていくだけの作りなので結局最後まで良く分からないままで終わってしまった。
基本的にはストーリー重視の映像作品のような作りなので好みに合えば悪くないかもしれないが、私としては何とも言えないただただクリアしただけのゲームといった感想で正直残念だった。


メダルオブガーディアンズ  8/10

ちまちまと出現する敵をひたすら倒し続けてキャラクターを強化してといったことを延々と繰り返すゲーム。
分かる人に言うならばボンバーマンのみそボンみたいに四角いフィールドの外からフィールドの中に出てくる敵を右スティックで打ち続けるツインスティックシューティング。
名前の通り敵を倒すと手に入るメダルを攻撃や強化に使用して、自分が強化されたなと思ったら次のステージに進んでなど非常にシンプルな作りだが、私は妙にハマってしまい買ってから全キャラクターカンストまでずっとダラダラとプレイしてしまった。
基本的にはマルチプレイ前提で、キャラクターは戦士や魔法使い僧侶など特徴や役割が違うタイプが複数いるのだが、正直一人でやると厳しい作りではあった。
以前紹介したこともある『古銭プッシャー』と同じ制作なのであれを一人で出来る人なら出来るかなと……。
ただあちらは野良のマルチでもそこそこ人はいるが、こちらは全くと言って良いほどマッチしないのでそこは注意。
おそらく友人とワイワイやればそれなりには楽しめると思うが、私のように一人で単純作業してるだけで楽しめるような人間でもない限りあまりオススメは出来ないゲームではある。
まあ私個人としては満足はしたので満足度だけは高いが(笑)。


Portal  9/10

ポータルと呼ばれる互いが出入り口として繋がっている青とオレンジの穴を空けて先に進んでいくパズルFPS。
名作として名高く、世界観や雰囲気も含めて評価が高いのだが、実は私は2しかプレイしたことがなく今更セールで1からプレイすることにしたらやはり完成度が高く非常に面白かった。
パズルらしく閃きが重要で、各セクションも短く区切られているのも非常に分かりやすく、ゴールまでの手順が分かったときの「なるほど!」という感覚が非常に癖になる作り。
クリアまでは短いがクリア後には高難易度ステージや実績の達成、開発者のコメントが聞けたりなどおまけ要素も充実してるのは良かった。
おそらく2とのセット版しか売っていなさそうだが、高価なゲームではないしFPS画面とはいえそこまでアクション制の高い操作は必要としないので、パズルゲームの金字塔として一度はプレイしてみてほしい一作。


Portal 2  10/10

上記の続編で新しいギミックなどもあるが基本的なゲーム性は同じで、全体的に操作感などは快適になっている。
前作が基本的に施設内の区切られたセクションごとに進めていくのにたいして、今回はもう少し施設の外や外周に出たりなど規模は大きくなっており、ストーリー周りも大幅に強化されている。
1と違いゴールが分かりにくいのが気になるが、基本的にはパワーアップした続編として1が楽しめたらそのまま楽しめると思うのでセットで買ってそのまま遊べるのは嬉しいところ。
今やるとめちゃくちゃ1からストーリーが続いているのに昔2だけやったのは我ながらアホだなと思いました(笑)
ボリュームは1よりだいぶパワーアップしているので、1と合わせたら十分長く遊べると思うし世界観も魅力的なので1と併せてオススメの一作。


Rock of Ages: Make & Break  4/10

対戦相手が転がしてくる岩を色々な施設で守りながら城門を守るタワーディフェンスゲームだが、同時にこちらも敵側に転がして敵の妨害を回避しながら城門を破壊する対戦タワーディフェンス。
1人モードもありそれしかプレイしていないが、紀元前から世界史をなぞりながら歴史上の出来事を追体験していくストーリーで、何とか岩を転がす状況に持っていこうとするのでややカオス。
正直100円セールで買っただけでほとんど遊んでいないのでコメントしづらいのだが、ゲームとして破綻してるところなどもないし特に悪いゲームとは思わないので、ゲーム画面などを見て気になったら買ってみても良いかもしれない。


NeverAwake  9/10

入院中の少女の悪夢を舞台にしたツインスティックシューティング。
左スティックで自機を操作して右スティックで倒した方向にショットとシンプルな操作で、ループする短いステージで敵を倒して出現する「ソウル」を100%集めたらクリアという作り。
クリア出来ても出来なくてもやればやるほど新しい装備や特殊攻撃が手に入り、ショットのオートエイムや強化リトライなどがありプレイヤー次第で難易度はある程度コントロールできるのも非常に良い。
初めは難しくないが後半はかなり難易度が高く基本的にはパターンを覚えて装備を整えてやり直すのを繰り返すゲームで、ステージによっては実質必須の装備があったりもする。
少女の日記がプレイするたびに解放されていき、主人公の少女の普段の生活や周りの環境などがだんだんと分かっていくのも何度もプレイするこのゲーム性と合っており、敵のデザインも少女が苦手なものをベースもしていて茄子やわさび、歯医者や犬など非常に個性的なのもとても良かった。
後半の難易度は中々高く初見では回避不能だろって攻撃もいくつかあったが、1ステージは非常に短いし意外と次のプレイでは記憶を便りに装備を整え直したりしたらあっさりクリアできるのも良かった。
歯応えはあるがシューティング初心者でも最後まで楽しめたのでグラフィックや世界観に惹かれた人は是非プレイしてみてほしい。



今回はこんな感じです。
今年はプラモを結構作ったりしていたのもあっていつもより本数はちょっと少ないですが、全体的にはかなり面白かった作品が多かった印象です。

ほとんど読まれていませんが毎週競馬の重賞の趣味予想を書いているので暇な人はそっちも覗いていってくれると幸いです。

それでは!!

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