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Web過去問・第二種 衛生管理者試験 関係法令4:労働衛生2:労働生理3(09/06-01)

過去問.comでの直近1週間(09/01-09/07)の衛生管理者学習
・全科目正答率…88.9%
・・関係法令…86.7%
・・労働衛生…75.0%
・・労働生理…100.0%


問題( 第二種 衛生管理者試験 令和2年10月公表 関係法令 問4 )

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
1 .衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
2 .衛生委員会の議長を除く全委員は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
3 .衛生管理者として選任しているが事業場に専属ではない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
4 .当該事業場の労働者で、衛生に関し経験を有するものを衛生委員会の委員として指名することができる。
5 .作業環境測定を作業環境測定機関に委託している場合、衛生委員会の委員として、当該機関に所属する作業環境測定士を指名しなければならない。

私の解答

1

正解

正解は 4

解説

衛生委員会の議長は、統括安全衛生管理者またはそれ以外の者で、その事業場において事業の実施を統括管理する者もしくはそれに準ずるものの中から事業者が指名します。

よって、【衛生管理者である委員のうちから】指名するといった部分が誤りです。

んーなんか読み取りづらいけど
・全委員
・・統括安全衛生管理者か事業を統括管理する者
・・・議長
・・その他委員
「全委員の中から」ではないし、「労働衛生コンサルタントとかはだめ」でもなくて、「管理者的役割の人から」という事なんだな?

問題( 第二種 衛生管理者試験 令和元年10月公表 関係法令 問6 )

雇入れ時の安全衛生教育における次のAからDの教育事項について、法令上、警備業の事業場において省略できるものの組合せは次のうちどれか。

A  従事させる業務に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防に関すること。
B  作業開始時の点検に関すること。
C  整理、整頓及び清潔の保持に関すること。
D  作業手順に関すること。
1 .A, B
2 .A, C
3 .B, C
4 .B, D
5 .C, D

私の解答

5

正解

正解は 4

解説

【金融業、医療業、警備業など】の場合、以下に記す教育事項を省略することが可能です。

(1)作業手順に関すること
(2)作業開始時の点検に関すること
(3)機械等、原材料等の危険性又は有害性およびこれらの取り扱い方法について
(4)安全装置、有害物抑制装置、又は保護具の性能およびこれらの取り扱い方法について

以上から、選択肢BとDが正しい記載ですので正解は4となります。

整理整頓は基本、という事か…!

問題( 第二種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 関係法令 問10 )

労働基準法により作成が義務付けられている就業規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 .就業規則の作成又は変更の手続きとして、事業場の労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)の同意が必要である。
2 .退職に関する事項(解雇の事由を含む。)については、必ず就業規則に定めておく必要がある。
3 .休日及び休暇に関する事項については、必ず就業規則に定めておく必要がある。
4 .安全及び衛生に関する事項については、これに関する定めをする場合には就業規則に定めておく必要がある。
5 .就業規則は、常時作業場の見やすい場所へ掲示すること、各労働者に書面を交付すること等の一定の方法によって、労働者に周知させなければならない。

私の解答

1

正解

正解です。素晴らしいです。

解説

文末の「同意が必要である」という部分が誤りです。
正しくは「意見を聴かなければならない」です。
根拠は労働基準法第90条です。

よかったぁ
出題数を3問から4問に変えたら出る問題が変わった気がするぞ。

問題( 第二種 衛生管理者試験 令和4年10月公表 関係法令 問9 )

労働基準法に定める妊産婦等に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
ただし、常時使用する労働者数が10人以上の規模の事業場の場合とし、管理監督者等とは、「監督又は管理の地位にある者等、労働時間、休憩及び休日に関する規定の適用除外者」をいうものとする。
1 .時間外・休日労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出ている場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、時間外・休日労働をさせてはならない。
2 .1か月単位の変形労働時間制を採用している場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、1週40時間、1日8時間を超えて労働させてはならない。
3 .1年単位の変形労働時間制を採用している場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、1週40時間、1日8時間を超えて労働させてはならない。
4 .妊娠中の女性が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、他の軽易な業務に転換させなければならない。
5 .生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。

私の解答

4

正解

正解です。素晴らしいです。

解説

事業者は妊娠中の女性が請求した場合、他の安易な業務に転換させなければなりません。

労働基準法には「管理監督者の場合を除き」とは定められておらず、妊娠した女性が対象です。

問題( 第二種 衛生管理者試験 平成29年4月公表 労働衛生 問11 )

事務室における必要換気量Q(m3/h)を算出する式として、正しいものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
ただし、AからDは次のとおりとする。

A  室内二酸化炭素濃度の測定値(ppm)
B  室内二酸化炭素基準濃度(ppm)
C  外気の二酸化炭素濃度(ppm)
D  在室者全員が1時間に呼出する二酸化炭素量(m3h)

私の解答

3

正解

正解は 5

うぎゃー
「×100」か「×1,000,000」かを選ぶのがちょっとめんどくなってたー

解説

必要換気量は以下の式で求められます。

在室者全員が1時間に呼出する二酸化炭素量/(室内二酸化炭素基準濃度-外気の二酸化炭素濃度)× 係数

ここで濃度の単位が(ppm)ですので、係数は1,000,000になります。

問題( 第二種 衛生管理者試験 平成31年4月公表 労働衛生 問20 )

労働者の健康保持増進のために行う健康測定における運動機能検査の項目とその測定種目との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
1 .筋力 ----------- 握力
2 .柔軟性 --------- 上体起こし
3 .平衡性 --------- 閉眼(又は開眼)片足立ち
4 .敏しょう性 ----- 全身反応時間
5 .全身持久性 ----- 最大酸素摂取量

私の解答

5

正解

正解は 2

解説

運動機能検査項目は握力、上体おこし、座位体前屈、全身反応時間、閉眼片足立ち、最大酸素摂取量の6項目で評価します。
上体起こしは、筋持久力の測定項目なので誤りです。

なるほど!
検査項目が決まってるのね。

問題( 第二種 衛生管理者試験 令和3年10月公表 労働生理 問21 )

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 .神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
2 .体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。
3 .大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
4 .交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。
5 .交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を高める。

私の解答

5

正解

正解です。素晴らしいです。

解説

 交感神経系は、消化管の運動を抑制します。

問題( 第二種 衛生管理者試験 令和4年4月公表 労働生理 問29 )

代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 .代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪、グリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生する過程を同化という。
2 .代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、細胞を構成する蛋(たん)白質などの生体に必要な物質に合成されることを異化という。
3 .基礎代謝量は、安静時における心臓の拍動、呼吸、体温保持などに必要な代謝量で、睡眠中の測定値で表される。
4 .エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比である。
5 .エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表すことができるが、静的筋作業には適用できない。

私の解答

5

正解

正解です。素晴らしいです。

解説

エネルギー代謝率は様々な活動の結果による強度を表すため、静的筋作業もしくは精神的作業においては当てはまりません。

おぉ、読み間違えてたけど正解だw
確かに、精神的作業を代謝で表現できないね。

問題( 第二種 衛生管理者試験 令和4年4月公表 労働生理 問30 )

腎臓・泌尿器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 .腎臓の皮質にある腎小体では、糸球体から蛋(たん)白質以外の血漿(しょう)成分がボウマン嚢(のう)に濾(こ)し出され、原尿が生成される。
2 .腎臓の尿細管では、原尿に含まれる大部分の水分及び身体に必要な成分が血液中に再吸収され、残りが尿として生成される。
3 .尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。
4 .尿の生成・排出により、体内の水分の量やナトリウムなどの電解質の濃度を調節するとともに、生命活動によって生じた不要な物質を排出する。
5 .血液中の尿素窒素(BUN)の値が低くなる場合は、腎臓の機能の低下が考えられる。

私の解答

3

正解

正解は 5

解説

尿素窒素(BUN)は老廃物のため、通常は尿として体外に排出されます。

血液中の値が高い場合は腎臓の働きが悪くろ過しきれていないと判断できるため、腎機能の低下が考えられます。

弱酸性で正解だった~💦

再集計(09/01-09/07)

・全科目正答率…77.8%
・・関係法令…78.9%
・・労働衛生…50.0%
・・労働生理…90.9%

うおー!労働衛生がヤバくなったー!

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