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先日子どもが先生になりました。


お読みいただきありがとうございます。

アトツギ嫁×パーソナルスタイリスト
しげまつさやかです。


6月の某日、我が家の長男が
小学生親子のオンラインサロン 4th placeの「子ども先生」という企画にて
恐竜先生として、オンライン上で発表する機会がありました。


有難いことに、10組を超える方に来ていただき
恐竜先生はそれはそれはテンション高く授業を行いました。


あんな風にやってみたい

きっかけは3月に行われた、前の期の子ども先生。
私自身が「子ども先生」という企画に興味があり
テーマも気になるものだったので
長男を誘ってオンライン参加してみました。


そこで語られた内容や、少し年上のお兄さんが自分の夢を語る姿に
感化された長男氏。

終わってすぐ「ぼくもやってみたい!」と言い
その日のうちに台本まで書き始めました。


その日は一緒にお風呂に入ったのですが
お風呂で出るわ出るわアイデアと将来の夢。
母親の私も知らなかった彼の夢が語られました。


始まった授業づくり

次の期の応募が始まると聞き、すぐさま応募。
長男は張り切って授業づくりに臨みました。

キッズコーディネーターのお姉さんのおかげで
毎回の授業づくりは本当に楽しそう。

何を言っても褒めてくれて
うまく話を回収してくれるコーディネーターさんに、
私も安心して長男を送り込んでいました。


全てがうまくいったわけではない

基本的にはコーディネーターさんにお任せしていて
私は横目で見ているだけ。
作戦会議自体は何の問題もなくスムーズに進んでいました。

ただ、それ以外の時間は苦悩もあり…。

授業づくりと同じ時期に進級があり
学校の授業の内容が少し難しくなってきた長男。

宿題に時間がかかるようになりました。

初めのうちは何とかなっていましたが
日が経つにつれて作戦会議までに終わらなくなっていき

子ども先生の授業のリハーサルが近づくころには
学校からの帰宅後、お風呂や夕飯の時間まで全然宿題が終わらない!

母親の私自身も気が滅入るようになり、
何かとケンカをすることも増えました。
リハーサル直前には子ども先生の練習がしたいのに
宿題でできなくて気持ちも大爆発。

私自身は、そこで自身の時間の使い方や
子どもへの接し方を見直す機会にもなりました。


好きなものに向う気持ちは強い

それでも子ども先生に向うときは
とにかく楽しそうで、数日前に大爆発したとは思えない
落ち着きを放つ授業っぷりでした。

私自身はそこまで恐竜に詳しくなく
とはいえ、毎日聞いている話なので
だんだん当たり前になっていってしまいます。

それを新鮮に受け止めて面白がって聞いてくれる存在は
本当に心強いのだと思います。

相手にどう伝えたら面白いと思ってもらえるか
どうしたら恐竜を好きになってもらえるか

共有する時間をいかに楽しいものにするかを考えた
長男の授業は、大成功でした。

子どものnumber-2として

この数か月を子どものnumber-2として過ごして感じたこと。

それは、子どもが見たい景色とその実現方法の
バランスを取る難しさでした。

本人ができることでなるべく進めたい
でも、本人が望む景色は、本人の力量だけでは難しい。
かといって親の私が手を出すのは違う…。

そんな悩みの繰り返しでした。

できる範囲が子どもの範囲と大人の範囲では違う。
そこがバランスを取るのに難しいと感じた部分。
特に、コンテンツ以外の事務的な部分や広報・集客的な部分での
難しさを感じました。

一方で、コンテンツに関するアイデア自体は純真無垢で、
そんなことできるの?!というものをどうにか実現させるパワーがあり
内容は子供らしい面白さが炸裂。


面白さをつぶさないようにその周りを補っていくバランス…
子どものnumber-2は大人のそれとは違うな、と体感した日々でした。


好きは「困難を克服する活力」になる

長男の恐竜先生、これはきっと今後の彼の人生の一つの節目になったと思います。

この先も、この「好き」なものに対するチカラで、
困難なことも乗り越えていってくれる、と信じています。

彼の大好きな古生物学者の先生も言っています。
「好きな気持ちを持ち続けて諦めなければ、必ず一緒に研究できる日が来る」

彼が気持ちを持ち続けられるようにサポートできる親でありたいと
気持ちを新たにさせてもらえる企画でした。


素晴らしい機会をありがとうございました。






…次期も応募するらしいです(汗


最後までお読みいただきありがとうございました。


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