大国魂神社の大祓祭に初めて挑みました
東京西多摩に引っ越してから三度目の年末年始。
大晦日、毎年行きたいと思いつつも、おせちやお雑煮作ったり、やり残したお掃除をちょこまかやったらでなかなか行けない年が多い大晦日の大祓祭。
やはり「もし行けたら行く」じゃなくて「行く」と決めなきゃ実現はしづらいですね。 夫の呼びかけと協力もあり、今回の大晦日は武蔵国一ノ宮 大国魂神社の大祓祭に参加して参りました。
「大祓祭」と聞いて耳慣れない方へ簡単にご説明すると、
年に2回、六月の末と大晦日に行われる神社で行われる儀式の一つ。罪穢れを払い、新たな年を迎えるために心身を清めるお祓い。
今までは実家に近い氏神様の神社の大祓しか参加した事なかったので、他所のお社の大祓に参加するのは初めて。
以前参拝した際に良い雰囲気のお社だなと感じていたのと、広く武蔵ノ国(埼玉県と東京の西エリア、神奈川県の北部)の鎮守だとの事で年の瀬のご挨拶とともに大祓でリフレッシュさせて頂こうと参拝。
奉祝🇯🇵! 祝ってるぅ〜!
大きなお社だからやっぱり出店もいっぱい!賑わってる賑わってる!
大祓の儀は17:00から。
16:20頃本殿前に到着。参拝をしたら大祓の受付の案内が16:30頃から始まり、初穂料を納めたら小さな紙袋に入った人形(ひとがた)と切りヌサ(見た目は演劇で使う紙吹雪用の紙みたいな)を頂く。
人形は和紙を人の形にカットしたもの。陰陽師が使いそうな和風クラッシックなカット和紙。これに名前と年齢を書いて自分の身代わりにしてツミケガレを移させて頂くもの。
切りヌサは今まで行っていた実家の氏神様では個人では使ってなかったから、なんだか新鮮!
17:00になり、儀式が始まる。
神主さん8〜10人くらいが集まっての大きな儀式。祝詞(のりと)・大祓詞(おおはらえ のことば)が奏上され、各参加参拝客に渡された切りヌサを左・右・左の順にパラッパラッパラッ、とかけてセルフでもお祓い。
この紙吹雪様の切りヌサ、体に当たってないとちゃんとお祓い出来ない気がして気を付けてパラッとかけたら「頭にすごい積もってる!」と夫にパタパタ払い直される、、
あと、祝詞を上げてらしたのは宮司さまだったでしょうか。なんだかお声の響きがとっても素敵な美ボイス祝詞でちょっと感動。感動で(?)手の平にまでビリビリきました(関係ないか・笑)
大祓の儀も20〜30分程でクライマックスに差し掛かり、一人の神主さんが布を裂き、唐櫃(からひつ)という平安時代風の木の箱に納め、終了。(この布を裂くのも司会進行役神主さんの解説曰く、お祓いの方法なのだそう。へー。)
後は私ども参加参拝客らは社殿の左手にある小川に案内され、最初に渡された紙の人形を流す。
流す前に案内はなかったけど、人形で体中をさすって、更に息を3回フーフー吹きかけケガレを移しておく。
ケガレが移った人形を小川に流し、さようなら。お祓い全て完了!
気付けばとっぷりと日は落ちて、夜に。
社殿の上方にはお月様と一番星が!
行きに参道で見た提灯も一際鮮やかに映え、なんだかあったかい気持ちになって帰路につきました。
都会のイルミネーションばかりを見る事が多かったけど、やっぱり提灯の灯りは(中は電気でも)なんだかホッとします。ああ、日本人。
お家で年越し蕎麦を頂き、早めに就寝。
(↑温泉玉子作りが若干煮え過ぎてハンパゆで卵。でもおいしい)
良い年の瀬の締めくくりでした。
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