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個人的に好きなホラー映画ランキング

昔からホラー映画が好きなので、個人的にに好きなホラー映画ランキングを作ってみました。ネタバレも含むので気をつけてください。

10位 コンジアム
韓国のホラー映画です。ユーチューバが心霊スポットに行って、案の定やばいことになる映画です。映像の見せ方がめっちゃくちゃ上手くて怖いです。女優さんのアップの顔が凄い良かったです。あとPOVにしては映像の揺れが少なくカメラ酔いとかもほとんどないです。設定やストーリーが凄く良いんですが、幽霊の所業があまりにも出来すぎてて(配信の視聴者数を偽ったり、落書きを書き換えたり)、そこだけがちょっと不満でした。

9位 来る
妻夫木聡のクズ役がすごく上手かったです。人間の嫌な部分がよく出ていて、悪意ある人間が次々によくわからないものに惨殺されていき、謎にスカッとします。霊媒師の方々もかっこいい。ただラストがすごくシュールで、なんでこのオチにしたのか謎です。最後だけなんか腑に落ちないのと、主役が途中で変わります。

8位 Unfriended(アンフレンデッド)
パソコン画面の中だけで展開するホラー映画です。続編でアンフレンデッド・ダークウェブというのもありますが、私はこちらの映画の方が陰湿で好きです。
FacebookやスカイプなどのSNSが大学生の中で爆発的に流行り出した頃に、ちょうどアメリカに留学していたので、観ていて凄く懐かしい気持ちになります。動画がちょくちょく止まってイライラしたり、友達とスカイプで何時間も無駄話をしたり、そういうのがその当時のアメリカの学生では当たり前でした。
そんなに長くないのでサクッと観れますが、映画の性質上、会話とチャットが同時進行で展開していく場面などもあり、英語がある程度わからないと話についていくのが大変な映画です。お化けよりも、ある意味人間の悪意もほうが怖い話かも知れません。そこが個人的に好みのポイントでした。

7位 ヘレディタリー/継承
悪魔が出てくる映画です。ぶっちゃけ悪魔が出てくる映画はそこまで好きな部類ではないですが、この映画は雰囲気が良くて好きです。あと、アニー(母親)役のトニ・コレットも好きな女優さんです。表情がめっちゃ怖い。
悪魔の出てくる映画が好きになれないのは、大抵悪魔が勝つから。エクソシストが出てくるものは別にして、カルトが出てきて予定調和のように主人公達が操られてバッドエンドになる展開は、またこれかーと思ってしまいます。逆に主人公達がカルト教団に対して一矢報いて終わる映画の方が好きです。この映画も悪魔が勝利します。ただ、その過程がなかなかうまくて、光とか音を使った演出が秀逸でした。

6位 ゲット・アウト
お化けよりも人間が怖いという映画。主人公の黒人青年が美人で白人の彼女の実家に遊びにいくというストーリです。随所に白人と黒人の差別問題が出てきます。個人的にムキムキの黒人が差別主義者の白人をボコボコにする場面ってスカッとするし、もっとあってもいい気がしますが、やっぱりちょっとまずいんですかね。この映画はお化けも出てこないしスカッとするので、ホラーが苦手という人にもおすすめの映画です。

5位 リング
有名なあのリングです。呪いのビデオの映像表現も、最後のオチも含めて、本当によくできたホラー映画です。呪怨みたいに怖いシーンがてんこ盛りの映画も嫌いではないですが、無差別殺戮がやたら出てくるとちょっと萎えます。

4位 IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
ITの完結編の話です。子供の頃いじめられていたルーザーズクラブ(負け犬クラブ)の面々が見事に勝ち組になっていて、いじめっ子達は見事に田舎の負け組な大人になっているのも痛快でよかったです。初期のテレビシリーズの方が雰囲気は怖かったですが、老婆とか怖い絵とか血とか、トラウマを植え付ける要素が凄く多く、前作を含め好きなホラー映画です。

3位 シャイニング
子供の頃この映画を観た時、双子の少女とかエレベータから血がバッシャーとか、とにかく各映像が脳に焼き付けられる映画です。流石キューブリックは絵作りがめちゃくちゃ凝ってて上手いなぁと思いました。あと、おじさんと犬の格好した人が顔を上げるシーンですが、子供の頃、このシーンがなんなのか全然意味がわからなくて、それが逆に怖くて印象に残っていました。大人になってこのシーンを見ると、ゲイ的要素を含んだシーンだと気が付いて、なんでこのシーンを入れたのかわからないですが、その意味のわからなさも含めて怖いシーンを作るのが上手いと思いました。
あと、続編のドクター・スリープも結構面白かったです。ホラーとはまた別の面白さですが、おすすめの映画です。

2位 ノロイ
モキュメンタリー映画です。お化けはなかなか出てきませんし、出てきても一瞬です。モキュメンタリーって役者さんの演技がわざとらしいと途端にリアルさが失われて、怖くなくなるんですが、この映画に出てくる人たちはめちゃくちゃ自然な演技で、凄くリアルです。有名な役者も松本まりか(当時はそれほど有名ではない)とアンガールズがアンガールズ役で出てくるだけです。なかなか長い映画だし、人によっては全然面白くないかも知れませんが、私的に凄く好きな映画です。

1位 残穢
この映画もノロイ同様に、雰囲気が怖い映画です。怪異も凄く控えめです。控えめだからこそ逆にリアルに怖くて魅力的です。一人暮らしを始めたばかりの人にはぜひ観てみてほしい映画です。起こる怪異を分析して、なぜそこで怪異が起こるのかを調べていく映画です。
人はあまり死にませんが、そういう派手さがないところも良いです。竹内結子さんの飄々とした語り口と演技もこの映画にとてもマッチしています。原作の小説もおすすめです。
ただ、映画ということもあり、無理矢理山場を作っていますが、蛇足だったかなと思いました。でも、やっぱり一番好きなホラー映画というば今のところ残穢です。

番外編 
キャビン・イン・ザ・ウッズ、アルカディア

この2作は最初全然意味がわからなかったんですが、実は繋がっていて、キャビン・イン・ザ・ウッズの後にアルカディアを観てみてください。
期待しないで観ていたんですが、結構面白くて、そしてタネがわかるとなかなか恐ろしい世界観で、色々と想像が膨らむ映画です。

Rec
このシリーズもなかなか面白いです。これもPOVですが、個人的にはパラノーマル・アクティビティよりこのシリーズの方が好きです。予備知識もなく、なんとなくパニック系の映画かなーと思ってのんびり観ていたので、オチにびっくりしました。REC 3はイマイチでしたが。

カルト
これもモキュメンタリー映画です。私はモキュメンタリー映画が好きなのかもしれません。結構めちゃくちゃな話なんですが、面白かったです。続編がありそうな終わり方ですが、今のところ続編は出ていないです。そこだけがちょっと残念。


ランキング作ってみたものの、割とメジャーなホラー映画ばかりになってしまったので、番外編を付けました。それでも、ホラー好きの人には目新しい映画ではないですね。
悪魔のいけにえみたいに殺人鬼が出てくる映画も好きですが、やっぱりホラーといえばお化けということで、ゲット・アウト以外は全部人外が巻き起こす映画になりました。カルト教団を扱った映画だとエマ・ワトソンが主演のコロニアも結構好きでした。


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