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私が大切にしていきたい価値観

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2021年6月の記事一覧

心の居場所を求めて

・友達がたくさんいる人でも ・毎日明るく振る舞っている人でも ・何事にも前向きで一生懸命頑張っている人でも 人は誰もが「孤独」と戦っている気がする。 でも、この孤独感は、それぞれの向き合い方で、増幅したり、軽減されたり、一生苛まれたり、逆に、孤独を乗り切って素敵な出会いに恵まれたり・・・ そういった意味で、「孤独」という人間の試練は、私たちに多くのことを考えさせ、私たちを大きく成長させてくれる気がする。 心の居場所と孤独感 過去を振り返ってみると、私は中学生の頃から

「対話」を大切にすることは人を大切にすること

「対話」 それは、私が日々とても大切にしていること 私が対話を大切にしているのは、私たちが人間として集団生活をしていく中で、必ず行われる行為だからである。 家族や友人との対話。学校や職場での対話。 どこへ行っても、必ず私たちは誰かと対話をしている。 そう考えると、私たちの時間は、対話の連続性によって紡がれていると言えるであろう。 しかし、その「対話」という行為を、どれだけの人が深く考え、その重要性を認識しているのだろうか? 人間関係と対話の関係性 相手がなにを考え

方丈記は私の悩みに寄り添ってくれた

鎌倉時代より日本で受け継がれている「方丈記」。 それを記した鴨長明には、根源的な人間らしさの魅力がある。 きっと、方丈記を読めば、多くの人が、人間の普遍的な悩みに鴨長明が寄り添ってくれている感覚となるであろう。 彼こそが、自分自身の悩みや孤独を追求し続けた者であり、そんな彼の思いは、人々の悩みと深く共鳴する。 そして、そんな私も、鴨長明と同じように、「孤独」という名の人間的な課題と向き合っているんだな〜と方丈記を読みながら考えていた。 第10章 理想の住処はどこにある