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株主優待券を使った日帰り旅行計画

JR西日本株主優待券を友人から貰った。
これをなるべく有効利用して、
日帰り旅行の計画を立ててみよう。

優待券を貰った経緯

友人のお母様が今年亡くなられた。
葬儀の時に親戚が集まり、
叔父が落ち込んでいる彼女にそのJR西日本株主優待券を1冊くれたらしい。
友人は母のことでいろいろ相談に乗ってくれたからと、
その優待券を1枚私に譲ってくれたのだ。
何のお役にも立てなかったのに。

お勉強

でもせっかく頂いたのでありがたく使わせて貰おうと、
JR西日本株主優待券について、
いろいろ調べてみた。

有効期限は2023年6月30日まで。
この日付は切符の購入期限なので、実際の利用は切符の有効期限に準ずる。
土日祝日、繁忙期に関わらずいつでも使える。
JR西日本営業区間ならどこでも使え、乗車券、特急券、指定席券、グリーン車の料金が約半額になる。
但し1枚につき片道のみ。
同じ路線を戻ることはできない。

私の場合、優待券は1枚なので
帰りは自腹となる。


使い道3パターン

東へ行こうか西へ行こうか考えあぐね、
3パターンの旅程を候補に挙げてみた。

①東へ

大阪からサンダーバードで金沢へ行き、北陸新幹線で富山へ。
帰りは自腹。

JRおでかけネットより


②西へ

新大阪から博多へ新幹線のぞみかさくらの旅。
帰りは自腹。


③山陽、山陰ぐるり一周

新大阪から新山口まで新幹線に乗り、そこからは山陰地方を特急列車で乗り継ぎ大阪に戻る。
大阪市内から大阪市内の一筆書き片道切符で旅をする。
これなら帰りの自腹切符は要らない。


どれにする?

②の行程は何度か旅したこともあり、新鮮味がない。
復路の費用がそれなりにかかる。
それならいっそ、旅行社のパック旅行で新幹線とホテルのセットプランを利用する方がお得感が出てしまう。

③の山陰地方の特急列車乗り継ぎ旅は、余程の鉄道好きなら楽しいだろうが、
私はそこまでの鉄ではない。
調べたところ乗り継ぎが悪い場合、
1〜2泊しなければいけないようだ。

結局①の東へ金沢・富山の旅を選んだ。


大阪〜金沢・富山の旅を選んだ理由

金沢へは一度子供が小さい頃に行ったことがある。
でもその旅は車での家族旅行。
兼六園や近江町市場を見学し、
和菓子作り体験に参加したっけ。
もう20年程前のことだ。

サンダーバードに乗ってみたい。
そして北陸新幹線にも乗ってみたい。
城下町をひとりでそぞろ歩きながら、カフェや雑貨店を巡りたい。

そんな思いでこの旅先に決定した。

いよいよ切符購入

問題は復路だ。
せっかくの片道半額のお得感を
帰りの交通費で台無しにしたくない。

調べてみると、
WEB申し込みで買える早特21なる切符が数量限定で発売されるらしい。
つまり21日後の切符がお得に買える。
これしかない。
おでかけネットに登録してポチッた。
さあ、みどりの窓口で往路の株主優待切符と復路の早特21切符を発券してもらおう。


お得度は?

せっかくなのでお得度を実感するために、
正規料金と比較してみることにしよう。

往路は株主優待券利用でほぼ半額になることから、
その恩恵を十二分に生かそうと、
サンダーバード、北陸新幹線共、グリーン車で予約。
乗車券 大阪市内→富山 
       5720円→2860円
特急グリーン券 大阪→金沢
       6410円→3300円
特急グリーン券 金沢→富山
       2970円→1580円
合計 15,100円→7,740円

復路の早特21切符は割引率が少ないので指定席にした。
乗車券 富山→大阪市内
       5720円→3430円
特急指定券 富山→金沢
       2200円→1680円
特急指定券 金沢→大阪
       2750円→2060円
合計 10,670円→7,170円

総合計 25,770円→14,910円
10,860円のお得だー♪


さあ、どんな旅になるか楽しみだ。
梅雨なので雨は覚悟しておこう。
でも、列車の運行に影響するほどの大雨は困るなぁ。
そして北陸地方の最近の地震が気になるところだが、
あとは運を天に任せるしかない。
GOOD LUCK !

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