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ジャッキーは男の子

我が家の愛犬ジャッキーは
7歳のトイプードル男の子。
これまで大きな病気もせず、
お腹を壊したこともほとんどない。
健康体の方だと思う。

そんなジャッキーだが、
なぜか夏になるとなんとなく調子が悪い。
生まれてから2度しか通院経験がないが2回とも夏だ。
そして今年も夏に異変に見舞われた。


なぜかお尻を気にする。
器用に身体をくねらせて、
自分の肛門周りの毛を齧ろうとする。
初めはそう頻繁ではなかったのだが、
だんだんと時間を空けずに、
しまいには20秒に1回くらい頻繁に。

「犬 お尻 気にする」
のワードでネット検索してみると、
「会陰ヘルニア」なる病気がヒットした。

「会陰ヘルニア」とは、
肛門周囲の筋肉が萎縮して隙間ができ、その隙間に直腸や膀胱、前立腺などの臓器が飛び出してしまう病気。中高年の未去勢のオス犬での発症率が明らかに高く、男性ホルモンが関係していると考えられる。
とある。

実はジャッキーは去勢していない。
子供の頃に手術を受けるかどうか悩んだこともあったが結局受けなかった。
明確なポリシーがあるわけではないが、
できるだけ不自然な医療行為を受けさせたくないというのが、
人でも犬でも私の考えの根底にあるのかもしれない。
昔飼っていた犬も猫もウサギも全員オスだったが、
どの子も去勢していなかった。

でも今は飼い犬の約50%が去勢しているらしい。
病気の予防や問題行動の防止に繋がるという知識が広まっているからだそうだ。


異常行動が出だして数日経ってもおさまらず、
寝ていてもお尻を気にして、
まるでビーチフラッグのように飛び起きてお尻をハムハムするようになったので、
病院へ連れて行った。

診察の結果、
ヘルニアではないらしい。
どこからも臓器の飛び出しはない。
その先生は先代のワンコからお世話になっている40年以上のベテランおじいちゃん先生。
私も信頼している見立てのしっかりした先生だ。

では何が原因かと先生といろいろ対話してみた。
散歩の時に草むらに入って行くこと。
最近私が異常に足に虫刺されの跡が残ること。
その結果、季節的なことも考えてノミではないかとなった。

3ヶ月に1錠だけ飲めば効くというノミ退治のお薬を1錠だけ処方して頂いた。

帰ってからごはんに混ぜて食べさせてみた。
するとどうだろう!
ほぼその瞬間から、
お尻を痒がらなくなった。


そしてその後もすっかり
お尻カユカユ現象は起きていない。
散歩から帰ったら洗面台にお水を溜めて入念に足を洗い、
1日に2回掃除機をかける。
これを習慣化しただけだ。


ただ悩ましい去勢手術問題。
今回のようなことがあると、
去勢していないことが原因か?と心配になる。
かと言って、手術の際の全身麻酔の危険性も怖いし、
術後の経過や身体へのダメージも気になる。
あぁ悩ましい。。。

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