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ニートっぽいと言われたら。

「ニートっぽい」

数年前、アルバイトで仕事を教わっていて、質問したら、急に立ち去られた時の捨て台詞でした。

その時は、雷に打たれたように動けなくなり、何も言い返せずに先輩が立ち去るのを見ていました。

今日はそんな時にどう返すかという話をしようと思います。

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なんで思い出したかって、職場で「学生時代にしていたバイト」の話題になって、みんなが答えていく中で、

数年前までフリーターだったりニートだったりを繰り返していた私も、今までした仕事を話したんですね。

いくつか仕事を転々として、何年とか何ヶ月とか勤めて、辞めて少し休んで、というのを繰り返してました。今思うと時代の先駆けっぽい。欧米でも、数年働いて数年遊んでまた働いて、という生き方があるそうです。

まぁ、私の場合は体力と気力が追いつかなかったのが理由の一つなのですが、当時は「ニートになりたくてなってるんじゃない」と、悲しいくらいにセルフネグレクトが効いてました。

前述の先輩の言葉も「お前は元ニートなんだから仕事覚えられねぇんだろ」と暗に言われたようで、衝撃を受けました。

でも今振り返ると、お金と社会保障さえなんとかなれば、ニートも生きやすいと思ったんですよね。それをわかっていない可哀想な人だったんだなと。

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ここからがご提案になるんです。

ニートは「毎日が夏休み最後の日の気分」という例えは絶妙だなーと思います。

でも、私の実感はそこにはとどまらなくて。

自信も経験も、何もかも足らなくて、社会に置いてけぼりにされるどころか家族にも後ろめたい感じ。

でも、身体の方が大事だから、休むしかない。みたいな。

そんな、事情のある人は、ある意味休むのが仕事で、「無事休んでくれてありがとう」とお給料もらうくらいで良いんです(雇用保険とか利用しましょう)

更には、そこでSNSしたりゲームしたりネサフしたりと、バーチャル空間で「遊んでいる」こともあるわけです。

「遊び人」として、これまたお給料を渡すとかどうでしょう。お偉いさん方。

遊ぶということは経済を回しているんですよね、世の会社員たちが平日の昼間にはバーチャル世界に居ないことが多い中、平日にお休みの人たちが世界の孤独を支えている。あなた方の国や企業のサービスをご利用頂いている。

あなたがいなかったら世界は崩壊していました、守ってくれてありがとう。という気持ちを伝えるのはとても大事なことです。

お金が渡せない、なんて言うのなら、せめて気持ちだけでも寄り添ってほしい。

ニートなんて誰もやりたがらないでしょ、という論点は、「社会的に誰もやりたがらない仕事に価値が出来て、それを進んでしてくれる=人助けに対して報酬が支払われる」という公式に乗っ取ると、完全に立派な立場の人たちであることが証明されるんです。

当時の私が、暴言を吐いた先輩に言い返すのであれば、

わたしは息してるだけで立派ですよ?先輩はいかがですか?

って煽り返したいですね。

もしニートから勤め人になった時はジョブチェンジです。ニートで居続けるのも才能がいるのです。無理せず渡り歩きましょう。

勤め人からニートになった人は、安全なところに逃げ込んで、息を潜めて巻き返しを狙いましょう。有名ドラマ「チャングムの誓い」でも主人公は流刑地からの大逆転を果たします。そんなメンタリティでいましょう。気持ちで負けちゃダメ。当時の私の先輩より何倍も立派な人になって、見返してください。

わたしの元先輩っぽい人は、大いに反省して、社会人を勉強しましょう。

社内ニートなんだよーとか、家庭内ニートなんだよーという人は、仕事しましょう。あなたの仕事を認めていない人が周りにいるわけです。その人を助ける仕事をすれば、認められるわけです。ジョブを創造しましょう。そして世界を造るのです。

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仕事しないのも仕事のうち。仕事ってなんだっけ?と本質論で考えたらこうなりました。コメント待ってます。疑問質問反論、もちろん応援も、どしどしお寄せください〜!それでは!



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