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北海道 ライブとアイヌの出会い?
北海道の初日、苫小牧で推しアーティストのライブがライブハウスであった
ライブ終演後アーティストと写真をとれる特典会に参加できることになったのだが、スマホの充電がやばいことに気づく
いつももっているモバイルバッテリーも切れてしまって使えないという事態になってしまった
ライブハウスの方にだめもとでスマホの充電をさせてもらえないかと話しかけてみた
快く笑顔でこれ使いなよとコードごと貸してくださりバーカウンターのところで充電させてもらえることになった
充電させてもらい特典会をまってる間に
世間話ていどに道外からきてること、
苫小牧じゃなくて白老に泊まること、
アイヌの文化に興味があってウポポイにいくことなどをはなしていたら、
その方のご実家が白老ということがわかった
しかもアイヌ文化に興味があるということを知ると、バックヤードにいってなにやら持ってきてくださる
どうやらその方のお母様がアイヌの伝統的な織りを長年されているという
母がつくったものだといってストラップのようなものをプレゼントしてくださったのだ
一目見てとても気に入ってしまったくらいとても素敵な織りだった
男性の刀を下げる帯の織り方とのこと。
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恥ずかしながらその時はまったく存じ上げてなかったのだが、アイヌの伝統工芸作家の中でも有名な方だった
後日に訪れたアイヌ民族博物館(ウポポイに併設されている)のロビーに現在の工芸作家さんの作品が飾られていたり販売されていたりしたのだが、その中にももちろん置かれてあった。
しかもそのいくつかは別枠としてガラスケースに納めされているほど…
たまたま選んだライブ会場だったけれど、
なんとも不思議なご縁だなぁとしみじみと思う
また言いかえれば
それほどこの白老とアイヌは人々の暮らしの中に深く関わりがある土地なのだろう
男性の刀を下げる帯はアイヌ語でエムシアッと呼ぶ
(本当はシが小文字表記)
下記は 公益財団法人 アイヌ民族文化財団
The Foundation for Ainu CultureのHPの資料より抜粋させていただいた
アイヌ生活文化再現マニュアル
有形、無形のアイヌの伝統的な生活文化を再現する際に、手引きとなるマニュアルを文章資料及び映像で作成しています。
編む【タラ・エムシアツ】
製作地:平取・浦河
物を運ぶ時に使う背負い縄をアイヌ語でタラといいます。一方、アイヌの男性が儀礼の際に、刀を盛装として身につけるための帯をアイヌ語でエムシアッといいます。 帯状の部分に文様を編むという共通の作業において、さまざまな違いがあります。
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