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沖縄 首里の街 大アカギ〜識名宮〜識名園 編


首里に滞在した時
毎朝7:00頃から散歩に出た
宿のおかみさんと朝のご挨拶をしていってきますと出かける

首里の街は住宅が多いごく普通の町だ
宿のすぐそばには高校もあった

平日なので学校に向かう高校生
私と同じように散歩しているツーリスト
バス停で待つサラリーマン
いろんな朝の風景が広がっていた

それらを横目に散歩するのはまるでここに暮らしているみたいでほっと落ち着く時間だった

早朝から開いてるカフェが近くにあったのでそこで30分くらいのんびりしてまた帰ってくるのが日課のようになった

宿につくとおかえりの声と出来立ての朝ごはんがまっている
文句なしに最高

パパイヤの炒め物が美味しかった
アジアではシャキッとした食感で食べることが多いけど
沖縄では柔らかくして食べるので
ゆっくりと長めに煮浸しして作るそうです


おかみさんと世間話しながら朝ごはんを頂き
時たま料理のレシピをきいたりしてみる

私の祖父母は亡くなっており母方の祖父母の家も譲渡している
私にとっておばあちゃん家というものがなくなってしまって久しいが、おかみさんのお話を沖縄の言葉できいたりしてると本当にほっこりした



さて今日は首里城のほどちかくにある
“首里金城の大アカギ”を見に行く
樹齢200年以上というケヤキの大木だそうだ

YouTubeの「おきなわちゃんねる」をみてこれはぜひ行ってみようと思った


9時半くらいに家…じゃなくて宿をでて歩いて向かう

首里の石畳
石畳が苔むしていて作られてからの年月を感じる
花々がきれい
ケヤキ
大ケヤキ
ケヤキ
御嶽のひとつ

文化財(国指定天然記念物)指定年月日:昭和47年5月15日
首里城跡(しゅりじょうあと)の南、内金城嶽境内(ウチカナグスクタキけいだい)に推定樹齢200年以上と思われるアカギの大木が5本自生している。幹の高さは約20mほど。アカギは沖縄県内では普通に見られる樹木だが、このような大木群が住宅地に見られるのは内金城嶽境内のみである。第二次世界大戦前までは、首里城周辺にもこのようなアカギの大木が多く生息していたが、そのほとんどが戦争で焼かれてしまい、現在では数本見られるのみである。

https://www.naha-contentsdb.jp/spot/578

大ケヤキの木は本当に大きかった
樹齢200年以上の木がこうして街中にあること、
それを守ってきていることにも感動する



また行く道の石畳の小道も古くからのもので
とても風情があるなぁと思いながら歩いていた

首里金城町石畳道
シュリキンジョウチョウ イシダタミミチ
〔県指定史跡〕〔県指定名勝〕

尚真王代(1477~1526年)、首里のまちの中、首里と各地を結ぶ道が整備されました。
1522年頃 首里と島尻地方を結ぶ道筋も整えられ、その一部として「金城町の石畳道」も整備されました。
道幅は約4m全長は約300mもあり、敷石には小叩き上げという方法で表面が整えられた、20~30 センチの琉球石灰岩がモザイクのように敷きつめられています。
この石の敷き方は、乱敷き(みだれじき)といい、規則正しく石を敷きならべたものとは味わいも異なります。
急勾配のところは階段にしたり、滑りやすい石の表面には刻みをつけるなど、歩きやすいように工夫されていますが、雨の日や雨降り後の濡れた路面は大変滑りやすいので注意が必要です。
沖縄戦の戦火を奇跡的にまぬがれ、石畳道の両側には屋敷囲いの石垣も残されています。
今では沖縄を代表する石畳道で沖縄の名歌「芭蕉布」にも歌われている風景です。
沖縄県の名勝・史跡にも指定されており、琉球王国が豊かだった時代の面影を今に残しています。

https://oki-park.jp/shurijo/shuri-aruki/siseki/2014/02/post-40.html


街の中に史跡と自然と人々の暮らしが混在している首里の街は歩いていてとても楽しい。



そのあとは、石畳の途中にある
金城村屋(かなぐしくむらやー)で一休みさせてもらった

街が見えて高台にあるのがよくわかる
畳と縁側が気持ち良い
近くのガジュマルの木もすごかった


そのあとは識名宮にお参りに行った

石畳•石垣と神社の屋根もなんとも沖縄らしい風情



それから思いつきで、識名園にいくことに。
30〜40分くらいで歩いて行けそうだったのでそのまま歩いて向かうことにした

識名園(俗にシチナヌウドゥンと呼ぶ)は、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。1799年につくられ、1800年に尚温王冊封(さっぽう)のため訪れた正使(せいし)趙文揩、副使(ふくし)李鼎元(りていげん)を招いています。

https://www.city.naha.okinawa.jp/kankou/bunkazai/shikinaen.html


首里の街は坂の街…
途中けっこうな坂道もあったけれどのんびり散策していると史跡がたくさんある
それを見ながら歩いていると時間もあっという間だった

これは民家ですがあまりにも屋根のシーサーが可愛かった
坂の上からの景色
水場の史跡も多かった
世界遺産になってるの知らなかった!
庭園から見える風景
湧水
すごく目立っていた木 
なんという種類なのかわからず…気になっている
ガジュマルの木
でいごの花
散った花びらも綺麗 すこし切ないのは島唄の影響かな

広い庭園にはいろいろな植物があった
晴れていて暑い日だったけれど植物の日陰で少しひんやりとして気持ちがよい

あと湧水がありそれが池に流れていき
池の周りはすこし中華風な風情だった
その池から最後は小さな滝のようなに谷の下に流れていく

首里の史跡には、湧水や水場が多いように感じた
水がそれほど重要だったのだろう


私はこの庭園で沖縄の歌でよく歌われている
でいごの花をはじめて見ることができた
高い木の枝先に紅い花が咲いている

思わず島唄を口ずさんでしまった 
名曲ですね。



…首里の街 サイクリング編につづく


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