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《私の履歴書》前々職の頃の記憶 7

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今日は前々職の頃のまとめをしようかな、と。ブラックな職場でしたが、おかげで新卒の3年間で随分と社会人として鍛えられた気がします。

人の向き/不向きというのはあって、僕は商談をするよりも、図面を描くのが好きでした。いわゆる「モノづくり」がしたいと前々から思っていて、このハウスメーカーの営業を志したのも、ファーストプランはお客さんの要望をしっかり聞いた上で営業担当が描く、というスタンスでした。

営業時代にご契約をいただいた方からは、ほぼそのままのプランで建築担当者に引き継げました。担当してくれた先輩は「酔翠、ここまで出来てりゃ、あとは建てるだけだぜ」みたいに笑われましたのも良い思い出です。

たぶんそういう経緯があって、僕は建築セクションに廻されたのでしょう。最初は手探りでしたが、次第にコツを掴み、出来なかったことが出来るようになる達成感は営業職のころ以上にありました。

あとは、当時お付き合いをしていた人の存在が大きいですね。弱音ばかり吐く僕を仕事に駆り立ててくれたのは、全てそのひとのおかげです(^-^) 彼女とはいろいろな都合があり、僕が転職するタイミングでお別れしました。このハナシはまた後日(笑)

いろいろ問題があり、僕の離職後2年で倒産の憂き目にあった会社ですが、当時のボスの言葉が忘れられません。

「育った奴を器に据えるんじゃない。器に据えて人を育てる会社だ」と。

今でも覚えています。こういう器のデカい会社だったということも。

3年間のハウスメーカー生活でしたが、本当にたくさんの学びと根性を得られたと思っています。ここでの知識と経験が、次の仕事へとつながってゆくのですが、それはまた別の機会に。

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