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悪寒を唇を噛んで耐えた。 腕は絡ませて組んでいる。 でもレースの布一枚で隔たれている…
制御不能に陥った。 溜め息が忍びない。 全方位で失敗した。 けれど。 石を投げれば…
朝食にフレンチトーストを焼いた。 鎌倉のベーカリーのパンが冷蔵庫で水分を失って、所在…
肌がちくちくする。 他人の目って、針のようなもの。 それを知らない女なんて、寂しい人…
媚びているな、と思った。 そう。それは立ち振る舞いに出てくるわ。 もう皐月も終わりだ…
髪はショートに手入れされている。 そのひとを見つめる目に、羨望の色が混じらないかをび…
琥珀色の気泡に紅が落ちていた。 シャンパンにラズベリーが落としてある。 ボーイにそっと耳打ちした格別の一杯だ。 それを彼女はストローで突いて口に含む。 不躾な音も立てずにそっと液体が上がる。 琥珀色の中に紅い霧が立っているようだ。 「・・美味しいわ」とハスキーな声でそう呟いた。 長い黒髪を今日は後ろに纏めている。それでいて右こめかみから胸元まで一条の束を流している。筆ですっと引いた線のようだ。 唇はまた果実よりも紅い。しかも甘そうだ。 「ご機嫌斜めは治った?」
朝は階下でホテルの朝食を摂った。 プレートに色とりどりの食材を並べて愉しんで、最後に…
ラブホテルを並んで出た。 ちょい前なら連れ立って出るのはダメってゆうのよ。 バカバカ…
乳首を舌先で転がしていた。 この女の乳首は小さくて弄ぶのが面白い。 口を離すと唾液に…