スケッチブックで感想文:課題図書「ついやってしまう」体験のつくりかた
「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
スケッチブック1枚に本の感想をまとめようという企画です。
(Twitterでも開催中:https://twitter.com/sawayaka825 )
元任天堂のゲームプランナーの方の本。
ゲームを素材に【優れたデザイン】を考察!宣伝や商品開発職の方に特にオススメ。
例えば、スーパーマリオのクリボーが右から出てきた理由とは?など、改めて聞かれると「なぜだ…?」と思わせる問いを繰り返しつつ、それに回答する形で、ゲームデザインの隠された秘密(著者の解釈)が解説される。
ここでいう「デザイン」とは、画面や動画のデザインだけでなく、さらには操作性などのUIやUXなどにもとどまらず、ストーリー展開なども含めて広い意味での「ゲームデザイン」を指す。
解説されてみると、今まで普通に遊んでいたゲームの中に、デザイナーが込めた思いを読み取れるようになり楽しい。
例えば、あるゲームの遊び方を説明なしで直観的にわかりやすくするためにはどうしたら良いか?を突き詰めて考えた結果、このような場所にこのようなグラフィックで、このようなキャラクターを配置しているのです~。などのヒミツが語られ、舞台裏をみせてもらったような高揚感に包まれる。
「ほお~そういうことだったのか!」と。
ユーザー(お客様)に感動してもらう必要がある全ての職業の方にオススメ(本書の内容がスグに役立ちそうな、宣伝部、商品開発部、サービス企画部などのシゴトをしている人には特におすすめです)
【宣伝】失礼します!〜さわやかの本
私もKindle本を書いています。会社員・2児の父親である私が本を書く理由と著作をまとめています。
よろしければチェックしてみてくださいね。
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