非効率な単純作業労働が『目的』になってしまった仕事。 ~作家売買~

働くママが終止符を打った霞が関の“伝統芸能”

日経ビジネスONLINE より


こうゆう仕事の効率化って、どこもさっさとしてほしいですよね。

じゃないと、折角、有能な人材を雇っても「単純作業労働」で時間を浪費して終わってしまうから。

人間が「元気に」仕事活動できる期間なんて、せいぜい20代~40代がいいとこだと思っています。


10代だと若すぎて経験が乏しすぎたり、経験豊富でも30代~40代になってくると体力・気力の衰えは否めないですから。


これ、昔いたバイト先でも見かけました。

昔ながらのやり方を、ただただ実行しているだけ。

「仕事として営利活動をすることが目的」じゃなくて

「昔ながらの仕事のやり方を上がいうように実行することが目的」

っていう状態を見かけるんです。


現場は「非効率な仕事」ってわかっているし、上に掛け合っても「前例がない」ってね。


そんで、時間かかって人件費が増大。

→なのに簡単に『コスト削減』っていう標語だけ作ってポスターを貼る。

(おい、そのコスト削減標語のポスターを作って張ってる時間があるなら、別の生産性ある仕事してくれよって言ったら、正論という暴力により、社員さんがしょんぼりしてました。)

で、私たちの大好き行動『MONDAI NO SAKIOKURI』によって、問題解決じゃなくて、単純に目先の人件費やら設備維持費(今ならクーラー代)を削減っていう悪循環。

マジ、楽しいバイト先でした。

『超ウケる~。マジ非効率!』って白けるしかないです。高校生さえ気づいていましたから。



口頭で説明だけさせる。あとは野となれ、花となれ。

基本項目のマニュアルさえなかった時は笑うしかありません。


仕事はマニュアルに頼るな!見て、やって覚えるモンだ!って言うのは易いですけど、実際は専用機器操作や数値など基本事項ぐらいマニュアルがないなら大量のバイトを雇うってリスクしか感じません。

バイトや新人が多い職場で、イチイチ、1人1人に逐一教えるより、A4一枚に作業工程をザックリでもまとめたものを渡した方が、お互い意思疎通がしやすいだろうにって思いながら、逐一指示を仰ぐしかない職場にいた一バイトからの意見でした。


なにより、たくさんの人と一緒に働いているのに、仕事の内容の把握や情報共有、責任、管理の切り分けができてないと「ああ、結構、ヤバいとこだな。この会社、潰れるのかな?」って感じました。

実際、吸収合併されていました。人生、イロンナ経験しておくもんですよ。


昔ながらの仕事をやり続ける。保存していくっていうことも大事です。

けど、ある一定期間が過ぎると、その方法は古くなる。

『過去』になった時点で、「文化」とかベツモノに変化して、「仕事」じゃなくなるんだな~って感じます。


バイトしてた頃を思い出しながら、日々、非効率な仕事がなくなりますようにってクーラーの前でアイスを貪ってる暑い日の今日のお話でした。


今日も、誰かに笑われていますように。

執筆者:さわ