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食事は『何?』も大事だけど『いつ?』も大事〜漢方的時間学・子午流注と時間栄養学について〜後編〜【漢方的食養生】

前回より食事で

『何』

を食べるか?とおなじぐらい大切な

『いつ』

食べるか?ということいついてお届けしております。

シリーズの2回目、今回は

食事は『何?』も大事だけど『いつ?』も大事〜漢方的時間学・子午流注と時間栄養学について〜後編〜【漢方的食養生】

#漢方的食養生

というテーマでお届け致します。

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【肥満遺伝子・BMAL1を減らすためには?】

前回より時間栄養学についてお届けしております。

詳しくは前回のnoteを御覧いただきたいのですが、みなさんも十分ご存知な食べる時間の大切さ、改めてその理由をカラダの仕組み、栄養学的、そして今回のテーマでもある時間栄養学的に開設をさせていただきました。

そして食べる時間の中でもとくに大切な夜ご飯。

よく寝る3〜4時間前には食べるようにと言われていますがその理由は

1)胃腸の負担がかかること

2)BMAL1(ビーマルワン)が増えること

この2つがあげられます。

聞き慣れない2つ目のBMAL1

前回のnoteから引用しますが

BMAL1とは体内リズムを正常に機能させるための遺伝子の一種で体内に脂肪を蓄積する働きがあり別名『肥満遺伝子』とも呼ばれています。
BMAL1の量は時間帯により増減することがわかっており、22時〜午前2時までが最も量が多い時間帯であることがわかっています。
BMAL1の量が多い時間帯に食事をとると脂肪となってカラダに蓄積されやすくなるので、この時間帯にガッツリと食事を取ってしまっている方は同じものを食べてもかなり太りやすくなってしまいます。

というものです。

当然病気の原因にもなるのでこのBMAL1が増えない時間帯に食べないように規則正しい食生活を毎日送りたいものです。

とは言うものの、残業や夜勤などの仕事がある方は仕事のシフトによってどうしても食事の時間が乱れてしまうことは日常的によくあることです。

そんな方もちょっとした工夫と意識を変えることでBMAL1を減らし、肥満防止、内臓への負担を減らすことも可能です。

夜勤などで食事時間が遅くなることがわかっている時は、遅くなる前にある程度食事を取ってしまうか、21時ごろまでに夕食が取れない方は19時頃までに脂肪になりやすい炭水化物(おにぎりなど)を食べておき

帰宅してからは何も食べないと精神的にキツイ方も多いと思うので、消化の良い軽めの食事(おすすめはスープやみそ汁など)を補うといった分食がおすすめです。

夜勤などある方は『無理』とあきらめずに出来ることから始めてみましょう。

【漢方では子午流注という考え方がある】

時間栄養学の様々な考え方の中より、食べる時間の重要性について前回よりお伝えしておりますが、まずはご自分の食生活で

『何を』『どんな風に』『どれぐらい』食べているか?

を一度確認してみましょう。

時間栄養学、なんていうと随分最近の栄養学と感じるかもしれませんが、実は漢方では数千年前から時間栄養学ではありませんが『時間医学・時間健康学』とも言える

『子午流注(しごるちゅう)』

という考え方が存在します。

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