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キラメキ内臓占いの体質シリーズ③土タイプ

土タイプの人柄

キラメキ内臓占いから見た土タイプ胃や膵臓が強いので、血(栄養)が気(代謝)と津液(水分)よりも高いのが特徴です。

血(栄養)が豊富な土タイプは、他のタイプよりも頭を使うのが得意です。

気遣い上手だけど、考え過ぎて立ち止まってしまうこともあるのが土タイプです

胃や膵臓が強いと水分代謝が良いので、肺を潤して心を落ち着けるのも得意です。

基本的に胃や膵臓などの消化器系が強い人は食べるのが好きで、おっとりとしている人が多くなります。

血(栄養)を最も消費するのは脳なので、血(栄養)が最も多い土タイプは計画を立てるが得意です。

何度でも同じことについて考え続けられるので、考え過ぎてしまって疲れてしまうときもあります。

よく考えるところは金タイプと相生関係となり、きちんと計画を立てるところは水タイプの相剋関係となります。

消化器系の特徴

消化器系という表現は広く、胃から小腸だけでなく膵臓や肝臓まで含まれます。

ですが土タイプに関しては胃と膵臓を指していて、土タイプは胃や膵臓の機能が高いのです。

膵臓が強い人は血糖値のコントロールが得意なので甘いものを大量に食べられます。

胃の役割は口で噛んだ食べ物をさらに細かくすることと、小腸への食物の流入をコントロールすることです。

胃液は強酸性なので、細菌やウイルスの殺菌、有害物質を分解する働きもあります。

そんな胃酸は一日に約2Lも分泌されています。

消化不良に陥る時は胃酸の不足もありますが、胃の動きが悪く小腸に送れない場合もあります。

そして、胃弱な人は猫背になりやすく胃が冷えている事が目立ちます。

東洋医学の消化器系

東洋医学では消化器系は脾胃と呼ばれ、脾は膵臓のことです。

そして脾は食事から気血津液を生み出す中心的な臓器と考えられていました。

そのため、脾だけでも現代の消化器全体を指しており、胃はあくまでも脾を助ける補助的な臓器と考えられていました。

ちなみに現代での脾臓における免疫や血球の破壊などの作用は、東洋医学の脾には含まれていません。

脾は「倉廩(そうりん)の官」や「後天の本」と呼ばれ、後天的なエネルギーを得る中心の存在なのです。
 *倉廩とは米蔵の意味です。

脾には、
・昇清(しょうせい)
・運化(うんか)
・統血(とうけつ)
などの作用があります。

昇精とは食事から得た水穀(飲食物)の精微(栄養)を心肺や頭に昇らせ、臓器が重力で下に落ちないように固定する作用です。

運化とは水穀(飲食物)を消化して、気血津液を全身に送り出す働きです。

統血とは血(栄養)が血管から漏れないようにする作用です。

土タイプはそんな気血津液を巡らせる脾が強いのです。

消化器系が弱ると、病院では異常は見つからない不調を感じやすくなります

口臭や便臭が酷くなるのは消化器系の弱りです。

また、胃痛や胃もたれ、吐き気や下痢なども伴いやすくなります。

これは消化器系が弱ることで、腸に運ばれるべき飲食物が逆流しそうになるために起こります。

消化器系を弱らせる要因は早食いに大食い、寝る前の食事などです。


消化器系を元気にするポイント

消化器系が弱る最大の原因は飲み過ぎ食べ過ぎです

一度に消化できる量は人によって決まっています。

その量を超えて食べ過ぎれば消化器系が弱るのは当然と言えます。

また、量はそれほどでなくても、早食いは消化不良の原因となります。

そして食べるタイミングが重要です。

日本では夜ご飯をしっかりと食べる人が多いですが、消化器系のことを思えば夜は粗食が正解です。

量を食べるなら昼食を増やして、夜は軽めに食べるのが正解です

また、夜の食事は特に油ものや炭水化物を減らしましょう。

そして、ゆっくり噛んで食べることが大切です。

消化不良の最大の原因としては、早食いによる唾液の分泌不足や咀嚼が不十分なことが挙げられます。

きちんと消化しようと思えば、しっかりと噛んで唾液の分泌を増やすのが効果的です

ゆっくり噛んで食べる癖がついたら、食事にも一工夫しましょう。

お手軽なのは長芋です。

コンビニや外食でも選びやすく、
・とろろそば
・麦とろご飯
・お好み焼き(長芋入り)
などを選ぶと良いですね。

そしてキャベツを多めに食べましょう。

キャベツは消化を助けてくれるので、
・コールスロー
・サラダ
・ロールキャベツ
として摂るのも効果的です。

結論を言えば、消化器系を元気にする一番の方法は絶食です。

とは言っても、長時間の絶食は必要ありません。

前述したようなことに気を付けながら、12時間以上は水分だけで過ごす時間を作ると消化器系は回復しやすくなります

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