【さわのじ式小説講座⑨】ぶっちゃけ語彙って大切なの?編
初めに、この有料マガジンは小説のノウハウを売るものですが、高度な小説を書くことを目的としておりません。
というわけで、裏道入学的な話をしておりますので、日本語が美しい方がいいにきまっているだろうという当たり前の回答はご用意しておりません。
そもそも、美しい日本語が書ける=正しい日本語が書ける=小説が書けるというわけでもないので、はっきりと言えば文章力よりもまず磨くべきは物語の構成力です。
小説が書けないと悩む友達の話を聞いていると、高確率で飛び出すセリフがあります。
「語彙が少ない」
です。その度に私はこう申します。
「語彙よりも作品を完成させられるか気にした方がいいよ」
語彙なんて読み書きしているうちにいくらでも後付けできるので、別にそこまで気にしなくていいです。
完結しなければ小説は完成しませんからね!!!!
語彙を増やそうとあくせくしている間に、いくらでも作品を書けるでしょう?さぁ書いて!
完成させた数が多いほど、自然と上手くなりますって!
完成させること自体が、技術の内に入りますし、我々は論文を書こうとしているわけではないので、面白ければ大体の方は多少の間違いは大目に見てくれますって!(暴論)
とはいえ、これを結論にしてしまうとこの講座が終わってしまうので、もう少しつっこんだ話をします。
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