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原点にかえり、自分を受け入れる

8年前の脳震盪以来、視覚が過敏で画面を見ていると頭が辛くなる私。

調子が上がっていたことで調子に乗り…
1月の始めにドラマ5話1日かけ一気見。
からの3日間の連続した動悸。
からの食事中の息苦しさやパニック発作。
からのご飯を食べるのが怖いとなり…

食べないと不安がひどくなる。
食べると脳が興奮する。
の悪循環の一途をたどる…

2月前半には
これまで安心して飲んでいた頓服薬が合わず
逆に脳が興奮してしまうようになり、
どうしようもない状況に追い込まれていた。
散々もがき苦しんだ後、すべてを受け入れようと思った。

やれることはすべてやったのだ。
なるようになればいい。

その夜不思議なことが起こった。
いつものように頭に手を当てていると、頭の中にメンソールがすーっと入っていくような感覚を長時間味わった。
これはもしかして…超回復している?
手のひらのチャクラも大きくなっている。

前日は立っていることすら辛かったのに、翌日は問題なく施術の仕事を終えられて、守り導いてくれている存在に感謝した。

体調の波が落ち着いてくると…
最近はひきこもってばかりな上、画面は未だ見れないし、世界が閉ざされていて、自分だけ周囲の変化から取り残されているような感覚に陥った。
自分はこれからどのように生きていけばいいのだろうと思った。

先日、ふとした時に…
"私のやることは心と身体と丁寧に向き合うことだ"
と、直感が降りてきた。

そうか、やっぱりそうだよね。

大学時代、就職活動での会社説明会の後、「私は何をやりたいのかなぁ」と漠然と考えながら渋谷駅のロータリーを歩いていると、ふと、“心と身体を癒すことか私の仕事だ”と直感した。

心に興味があって臨床心理学を先攻していたし、なんとなく惹かれてはじめたフットエステのアルバイトがハマり、友人や先輩や先生方にすごく喜ばれて、「マッサージを仕事にした方がいいよ!」と言われていた。
すぐにマッサージを仕事にしようと思ったわけではないけれど、直感が降りてきてからは、“心と身体を癒す”をテーマに仕事を選び、エステティシャンに。

数年後、鍼灸の学校の受験前に見える人に見てもらいに行き、なんにも話していないうちに、開口一番「あなたの今世のテーマは心と身体を癒すことなんですね」と言われた。
話の最後には、「いい仕事を選びましたね。素晴らしい人生になりますよ」と、言われた。
鍼灸の道でいいのだと確信を持てて嬉しかったのと、自分の直感は正しかったのだと安心した。

"私のやることは心と身体と丁寧に向き合うことだ"と、直感が降りてきた時、やっぱりそれかと思った。

心のどこかでわかっていた。
自分の宿命からは逃れられないのだ。

人は産まれてくる前に自分の人生のあらましを決めて産まれてくると言う話がある。

"心と身体を癒すこと"が今世の私のテーマであるならば、現在の私が生来の敏感体質に脳震盪の後遺症と重度なパニック障害が加わって治りにくいというのは、格好の教材。

すごく健康であれば、心と身体を癒そうと懸命になることはない。

これだけの要因が重なり、不安を感じやすいのと、様々な不調から脱したいからこそ、本気でもっと癒されたいと願う。

自分は鍼灸師で、毎日自分の身体で少しずつ様々な試みをすることが好き。
最近はヒーリングも嗜んでいる。
完璧な脚本じゃないか。

自分の心と身体に向き合うのはとても地味な作業だ。
しかし、そこから学んだことをお客様への鍼灸施術に生かすことが出来る。
気付きを人にシェアすることも出来る。

地道に試みを続けている中で、新たな発見があるといつも静かな喜びに浸る。
お客様に喜んでもらうことは勿論好きなのだけど、法則を見つけるのはまた格別だ。
最近少しずつ本を読めるようになり、世界を深めていくのも楽しい。

自分じゃない誰かになろうとするのはもう止めよう。
華やかじゃなくていい。
地味でいい。
自分を受け入れよう。
これが私の人生。

現在の私…
マイサロン周辺でのみ安心して過ごせます。
(通勤が難しいためマイサロンに住んでいます)
車通りが特に苦手。
騒音、振動、波動?に対して敏感で、
電車もバスもタクシーも車も駄目。
都心部のサロンから自宅まで15km。
薬を飲めなくなった今、無理なく安全に発作を起こさずに通勤出来るのはいつになるのか。
しばらく数ヶ月?年単位?で自宅に帰ることは難しいと思う。
それでも、自分の治癒力を信じて、回復を待ちます。
自分には治る力があるはずだ。

少しずつ少しずつ。

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