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「散る桜 残る桜も 散る桜」 良寛の言葉に学ぶ「人の生き方」②


「散る桜 残る桜も 散る桜」 (良寛 江戸時代の曹洞宗の僧侶)

散っていった人、散っていく人、残った自分たちも、いずれ散っていく人。

散っていく順番は、よくわからない。

どこからか、「次はあなたの番ですよ」と聞こえてくるのだろうか、

それとも、突然、自分の順番が来るのだろうか。

神様、仏様に、痛くありませんように、怖くありませんように、苦しくありませんように、と願うばかりである。

残される人ができるだけ困らないように準備をして、「備えあれば憂いなし」にしておく。

あとは、自分にはどうしようもない。

聞いたところでは、臨死の瞬間には、お花畑が現われて、先になくなった親しかった人々が、みんなで賑やかに出迎えてくれるらしいということだ。

極楽浄土、天国、パラダイスともいうし、「逝った人は誰も帰ってこないから、すごく良いところなのだろう」という有力説もある。

さて、それはそれとして、

とりあえず、順番が来るまで、みなさんは、自分の手元に残された「自分の自由」を、どのように満喫されますか?

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