ADHD関連の過去記事まとめ
note移行前に、別のブログに書いていた過去の関連記事をまとめました。ADHDの方には、「わかるわかる」と共感していただいたり、「こうやって対処しています」という一例の提示になったらいいなと、
ADHDでない方には、「こんなことで困っているのね」「根性でどうにかなる問題じゃないんだ」ということをお伝えできたらと考えています。
ADHDの診断を受けてから半年強。
「なんでみんなが出来ることが、私には出来ないんだろう。なんて駄目なやつなんだ」
と、アダルトチルドレンのトラウマから来る自殺衝動を強化する原因となっていたものの多くが、実はADHDの症状でした。
しかも、アダルトチルドレンを生み出す家庭の多くに、親や子どもの発達障害が関わっているとも言われています。私の育った家庭も、私だけではなかったはず。
診断を受けて、「これは仕方のないものだったんだ」と問題を切り分けることが出来て、私はとても気持ちが楽になりました。
自分をがんじがらめに縛っているものは、地道に一つずつほぐしていくことが必要ですが、諦めずに続けていけば、いつかきっとそこから自由になれると私は信じています。
もし以前の私と同じように、日々を苦しみながら過ごし、自分には発達障害の疑いがありそうだと感じられている方がいたら、診断を受けるのは解決に向けた一つの手段かもしれません。
原因がわかれば、対処の方法がわかります。
私もアダルトチルドレンからくる自殺衝動は克服したものの、ADHDは治るものではないので自分に合った方法の模索を続ける日々です。
しかし、自分が苦手なことを認識することが出来たので、その部分は周りの方に助けを求めるということも覚え、とても生きやすくなりました。
1)ADHDの診断を受けた
診断を受けて、一番最初に登ってきた感情は「安堵」でした。
診断を受ける前は、そう特定されることをどこかで恐れる気持ちもありましたが、いざ診断を受けてみたら「出来ないことは出来なくていいんだ」とわかり、とても気が楽になりました。
2)根性の問題ではなかった
これまで「根性がない」「努力が足りない」などと自分を責めることになったかなりの多くのことが、実はADHDに起因していたことがわかりました。
「いつも眠くてたまらない」「集中できない」「物事の関係性を正しく認識できない」など、自分で意識していた症状にはこんなものがありました。
3)自分に正直に生きることと、周りの理解について
ADHD仲間の若い知人が、周囲から「根性が足りない」と叱責され続けて苦しんでいたと聞いて感じたことです。
たとえ親しい友人や親であっても、当事者ではない方に理解をしてもらうのは、とても難しいものです。
「自分に正直に生きることと、周りに理解してもらうのは別問題」であると認識して、人に過度な期待をするのをやめるととても気持ちが楽になるよ、という提案です。
4)治療薬を飲んでみた
「普通の人の集中力がどんなものか知りたい」と思い、診断を受けた後、「ストラテラ」という薬を飲み始めました。しかし体の不調が続いたため、2ヶ月半ほどで中止しました。
薬を飲んで見た感想、集中力を薬で高めるというのではなく、逆に自然に集中できるものに選ばれるように対象を探すという方向に頭を切り替えたこと、などについて書いています。
5)ADHD人間の人脈の作り方
私がADHDであるとFacebookに投稿したときに、「僕もです。こちらの世界へようこそ!」とコメントをくださり、泣きたくなるほど元気をくださったサム古川さんこと古川享さん。
常日頃から人間関係の構築に難があることを自覚していたのですが、そんな私に古川さんが「人脈の作り方」をコーチングしてくださいました。
そして、わかったのが「人脈は作るものではない」ということでした。
6)罪悪感を捨てることの重要性
これを書いた昨年の年末には、まだADHDの診断を受けていませんでしたが、このあたりから「集中できない」ことから来る罪悪感を思い切って捨て去ることにしました。
過ぎ去っていく素晴らしい日々を後悔したくない。
だから、なれもしない「ストイックであらねば」という思い込みを全部捨て去り、瞬間瞬間を100パーセント味わい尽くすことに決めました。
やりたいことは全部やります。自分の人生です。誰にも言い訳する必要なんかありません。
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