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ハードコアの歴史について学んでみよう。

これもChatGPTに書いてもらいました。が、自分の得意とするジャンルに関してはChatGPTよりも遥かに人間の方が上、というより正しいんだなと思います。同時にインターネットの情報にどれだけ嘘が混じっているかがわかりますね。ただ全部デタラメではなく、正しい情報に3割くらい間違った情報が混じってる感じだったので、個人的に訂正もしてみます。






  • ハードコアの歴史

ハードコアという言葉は、1970年代後半から1980年代初頭にかけて、パンク・ロック・シーンのサブジャンルとして生まれました。ハードコアは、より速い、より攻撃的で、より政治的にアグレッシブな音楽を指し、パンクのような社会批判をより強調していました。

ハードコアは、アメリカのロサンゼルスで最初に現れ、バッド・ブレインズ、ブラック・フラッグ、サークル・ジャークス、ミニットメン、デッド・ケネディーズ、マイナー・シュレット、そしてヘンリー・ロリンズなどのバンドがその先駆者として挙げられます。

1980年代には、ワシントンD.C.のストレートエッジ運動がハードコアに影響を与え、クリーンで禁酒、禁煙などのライフスタイルを提唱しました。同時に、東海岸のバンド、例えばガーディアンズ、ボールズ、クルーシフィックス、クロマグス、そしてコンベンションのようなバンドが現れました。

1990年代に入ると、ハードコアのサウンドは多様化し、ハードコア・パンク、メタルコア、エモ、スクリーモ、ポストハードコアなど、多様なサブジャンルが生まれました。しかし、ハードコアは今もなお、強烈なリリックとエネルギッシュな音楽によって、若い世代に愛され続けています。







このように一見うまく書いてあるように見えますが、どうなんだろ、何か無難にというか言ってしまえばWikipediaで見た情報を適当に摘んで簡潔にまとめようとしてる感。それでももしWikipediaから引用した情報であれば、もっと正確なはず。

タチが悪いなと思ったのが、全体を通して読むとそれとなく年代別、地域ごとの特色なども事実を交えて書いてあるので、間違いに気付きにくいこと。

例えばまずハードコアの起源についての記述で出てくるバンド、『ブラックフラッグ』『バッドブレインズ』などは間違ってもないと思いますが、『ヘンリー・ロリンズ』は個人名であり、彼のバンドは『ロリンズバンド』です。ボンジョビというバンド名がヴォーカルの名前そのまま『ジョン・ボンジョビ』と表記されてるようなものです。

1980年代の記述でも同じように『ボールズ』とか『コンベンション』とか聞いたことないバンド名が上がってます。誰やそれ。そんなバンド無いだろ。とか思いつつも、百歩譲って実在のバンドだとしても僕が知らない時点で1980年代を代表するバンドでは絶対にないのだ。

ストレートエッジの記述も、ストレートエッジ運動はハードコアに影響を与えたとか意味がわからない。正確にはハードコアという音楽のジャンルの中において方向性が枝分かれしており、その中の派閥の1つにストレートエッジという思想(タバコ吸わない、ドラッグやらない、酒飲まない、快楽のみのSEXしない)を持つ人達が現れたというのが事実である。

それにストレートエッジの人達は決してクリーンで禁酒、禁煙などのライフスタイルを提唱していたわけではない。僕も当時ゴリゴリに聴いていたので知ってるが音楽としてはめちゃめちゃカッコいい。だが思想はまた別。

むしろこんな厳格なライフスタイルに賛同する人なんか少数オブ少数なのは当然なわけで、逆にこの思想を持つストレートエッジ界隈は暴力事件や殺人事件なども起こしており、決して世代を代表するものなんかじゃない。もちろん、こんなコアな思想に惹かれるティーンってのはいつどこの世界にもいるもんで、一部のハードコアのファンの中にはストレートエッジに傾倒している者も少なからずいましたよってな感じ。もちろん現代にもストレートエッジな方々はいますし。

こう書くと、さもストレートエッジが悪い集団みたいに聞こえるがそーじゃないんだ。事実、色んな問題起こしてるのは間違いないけど音楽としてはカッコいいし、その思想を悪い方向じゃなくて自分を律するために用いた人達の方が遥かに多いということ。元はそのための思想だった。当時世のハードコア勢の大多数が暴力OK、むかついたらブン殴れ、酒ドラッグやりまくり女遊びしまくりーのいわゆるただの無法者みたいなイメージ(事実それを地でいくバンドも多数存在)も定着してたのは確かで、それと相反する思想からストレートエッジは生まれた。雑味なく純粋に音楽を楽しむために。


過激と書いた意味はストレートエッジのものが過激というわけではなく、むしろタバコは吸わない方がいいし、ドラッグも酒もやらない方がいいに決まってる。むしろ仏教徒のようであり意識高いと思う。がしかしその一部の者の思想が過激化し、それが=世界のイメージとなってしまったという背景、イスラム教にも似てるかもしれない。

続いて1990年代。はいもういきなり意味不明。ハードコアが多様化してハードコア・パンクが生まれた?1990年代に?

あそうか、こいつ(ChatGPT)はハードコアをぼんやりしたイメージでしかわかってないまま書いちゃったからこんな事になってるんだろうな。

この部分の訂正はハードコア・パンクが90年代に派生して沸いてきたんじゃなく、ハードコア・パンクというジャンルそのものが通称ハードコアという言葉の起源であるってこと。

ハードコアは元々あったパンクロックの中でより激しくスピードも速い曲を多用し、歌詞もより強い政治批判的なもの取り入れたりしてったのがハードコア・パンクと呼ばれ、それを通称ハードコアと呼ぶようになったわけです。そこから色々枝分かれしてハードコアという大きな括りのジャンルの中で〇〇コア、みたいのが沢山出来てきたってのが事実です。

こう見ると、冒頭に間違い情報3割くらいと述べましたが、ゆっくり読んでみりゃ3割どころじゃなかった笑。でもこれ知ってる人が読んだからこーなっただけで、知らない人がハードコアって何だろう?って調べてこれ出てきたら信じちゃうのかと思うと恐ろしや。今もどこかで酒飲みながらこんなでたらめ情報を堂々と語っちゃってる人がいるかと思うと恐ろしや。


結論。やっぱりインターネットの情報は思ってるより間違い情報が多いという事を肝に銘じて下さい。じゃ、どうすれば正確な情報が?それは多角的に調べればいいだけ。1つのソースの情報だけでなく、いくつも見てみる、出来れば生きた人間に聞く、あとは書籍の情報の方が遥かに正確性が高いということを覚えておいて下さい。


話は少し逸れますが、日本国内でのニュースも同じ。特に昨今のメディア情報は規制による偏向報道が多すぎるので、正しい情報を知ることがどんどん難しくなってます。だからこそ情報収集は多角的に、ということだけ言っておきます。

あ、そうそうこれハードコアについての記事なので個人的に純粋に好きな、これぞ純度100%のハードコアって曲挙げときますね。


それではまた。


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