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水谷・伊藤ペアの金メダルに、中高時代を思い出した。

Congratulations!

2021東京オリンピックで、卓球混合ダブルスに出場した水谷隼・伊藤美誠ペアが中国大陸代表の許昕・劉詩雯ペアを破り、史上初の日本卓球チーム金メダルを獲得した。

私は中学・高校時代に卓球部に所属しており、その頃すでに水谷は岸川や吉田(海)を越え、日本男子のトップの地位を不動のものとしていた。

チームメイトが部活の時間に水谷「っぽく」、やたらと卓球台から離れての中陣からのドライブを打ちこんでいたものだ。

まだ丹羽孝希は水谷に及ばず、張本智和は小学生だったのもあり、男子卓球といえば水谷だった。もっとも私は中国式ペンホルダーで、むしろ馬琳、王皓、黃鎮廷が好きだったのだが。

あの頃卓球雑誌などを読んでいても日本卓球は年々強くなっているとは感じていたが、中国の壁を破るなどまず無理だろうと思っていた。中国が1位にいるのは当たり前で、日本とドイツで2位を争う、というのが当時の状況だった。

あれからおよそ10年、日本はここまで強くなった。プロリーグたるTリーグが設立され、張本が世界ランク5位に入るまでになった。ゆっくりと、しかし確実に日本における卓球の地位は広がっている。

私もそろそろクローゼットに眠らせたままのラケットを引っ張り出す時かもしれない。

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