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日記は継続力を手軽に高められる最適ツール

みんな、こんにちは
サワカズキだよ

今回は日記の有用性について紹介していきます。
私自身が1ヶ月ほど日記をつけてみて、実際に得られた効果を元に記事を書いていきます。


はじめに

日記と聞いて皆さんはどの様な印象を抱きますか?
・面倒臭そう
・地味
・意味あるのかな?

そんな風に思う方もいるかもしれませんね。
かくいう私も初めはそのように思っていました。
いいえ、それどころか”陰気くさい”くらいに思っていました。
(なんと失礼な奴でしょう!)

毎日の記録を淡々と取り、誰に見せるわけでも発表する訳でも無いものを書く。
「なんでこんな事しているんだ?」と不思議に思っていました。


そんな私ですが、ひょんなきっかけから観た動画に刺激され日記を始める事となりました。
そこで実際に1ヶ月ほど継続してみると、日記を始めるまで気付かなかった色々な効果に気付く事となったのです。

それは
・継続力の強化
・ルーティン化の練習
・分析力の強化
・自己肯定感の強化

などです。

「これを人生のもっと早い段階で知っていればよりよい人生を送れていたかもな」
大袈裟で無く、そう思うくらいの有用性を感じました。

そう思うと同時に
「有用性が高いのに変な印象からやらない人が出るのは勿体ない事だ」
「せめて数人にだけでも有用性を広めたい」
その様に考える様になり、筆を執るに至ったのです。

・「続ける自信がないよ」
・「昔したけれど続かなかった」

こんな悩みの方も安心して下さい。
この記事でちゃんと解決します。
むしろ何かを継続する事に自信が無い人ほど日記を強く推奨します。
日記を初めの踏み台にし、他の事柄と絡めて継続力を付けられます。
私みたいな35年間継続力0で成果を上げてきていない奴でも出来ました。


『大丈夫、あなたならちゃんと出来ます。』




前置きが少し長くなってしまいましたね。
まだまだ語りたいところですがこれ以上はやめておきます笑
では本編に進んでいこうと思います。



なぜ日記が良い?その理由

継続力を付けるなら他にも沢山の選択肢があります。
その中でもなぜ日記が一番良いと私が思っているのか。
それは非常に簡単で始めるハードルが低いからです。
そちらを説明していきますね。


1、お金がかからない
ノートとペンがあれば準備はOK!
ノートもペンも高価な物でなくても大丈夫。
コンビニに売っているもので十分。
デジタル派の方だって無料アプリが沢山あり、気軽に始められます。
ちなみに私はノートにペンで書いていますが理由は大したものではありません。
今後継続していく事で書き切ったノートが増えると、視覚的に達成感が得やすそうと思っているからです。
「これだけやり切ってきたのか」と自画自賛がしたいだけなんです笑
ですのでデジタル派の方は気にせずデジタルで書いて下さいね。

2、場所を選びません。
どこでも出来ます。
自宅の机で誰にも邪魔されずゆっくりと書いても良し。
お気に入りのカフェでリラックスしながら書くのも良し。
私は仕事柄出張が多く、この記事を書いているのも出張先のホテルです。
それでもノートとペンさえあれば書けてしまうので本当に簡単です。
特定の場所でお金を払わなくとも出来ない訳ではありません。
とても継続のハードルが低いのです。

3、特殊スキルも不要。
文章を書いた事がない方も平気です。
『私、長い文章を書いたことがないから心配』
こんな心配性な方も安心してください。
そんな大層な文章を作る必要は全くないのです。
なぜなら誰かに見せる物ではないから!
短文を繋げるだけのものでも良いのです。
例えば
「・今日は良い気分で過ごせた1日だった。
 ・朝から散歩をしたおかげかもしれない。
 ・気分が良くなるならば散歩を日課にしてみようかと思う。」
こんな小学生の感想文みたいなものでもいいのです。

目的は日々の記録であって誰かに何かを伝えたり、最後まで読んでもらう事ではありませんからね。
慣れてきた時に文章力を高めたいなと思ったらその時に文章力関連の本を買ってみれば良いだけです。

4、時間がかからない
時間も大してかかりません。
慣れれば5分もあればサクッと書けてしまいます。
この時間がかからないというのも継続をしやすくする理由となります。
何時間もかかることを継続するのには覚悟と時間確保が必要となりますよね?
それが日記であれば1日たった数分程度でOK。
これならば忙しい方でも捻出出来るのではないでしょうか。

とはいえ初めは何から書いて良いかで迷いがあるでしょう。
きっと迷ってしまい20分〜30分ほどかかるかもしれません。
確かに初めはそうかもしれませんが、毎日書くことで徐々にスムーズに書ける様になっていきます。
また書き続けて自分なりの型を見つければ執筆時間は一気に早くなります。
だから安心して書き続けて下さい。

これにも
『そんなに上手くいくか心配だなぁ』
という声は聞こえてきそうですね。
だから不安な方向けに、私の簡単な”型”もお伝えします。


【日記の型】

*私は寝起きの朝ルーティンに日記を組み込んでいるので朝書く前提です

1、起きた時刻と体調・メンタルヘルスを書く。
2、良くても悪くてもその原因や理由を思いつくまま書く。

3、決めたテーマに関わる昨日の反省を良かったことも悪かったことも書く。
(私の場合はルーティン関係とトレーニングと仕事について)
4、最後はポジティブに終わりたいから必ず何かしらに感謝を伝えることを書く。
(思い付かない時は「天気が良い!最高の1日の始まり!ありがとう!」とか笑)

○ちょっと恥ずかしいですが、例を載せておきます

6:00起床。気分良く目覚められた。体調もOK。気怠さも眠気もなく快調。

昨日は日中に運動をしてお風呂に浸かり、飲酒もしなかったから眠りが深かったのかもしれない。
夜中に起きる事もなく、寝起きまでぐっすりだった。
体が回復したからそれに引っ張られてメンタルも快調なのかもしれない。
忙しくてもお風呂に浸かる習慣は続けてみた方が良いかな。

朝活もカウントダウンを取り入れる事で時間に対する意識が1段階上がり、今までよりも20分以上早く済ます事が出来ている。
筋トレも疲れてしんどいな、と思ってはいたが何とかやりきった。
やり切った後では気分が晴れるからつらくても、少しだけは絶対やる様にしよう。

本日も天気は最高に良い。雲もなく太陽も眩しくて散歩も捗る。
ホテルも快適で従業員さんの清掃やサービスの賜物だ。
これで今日も1日元気に快適にスタートを切れるから感謝しかない。
ありがとう。


こんな感じですね。
これから先、日記に関する記事などから得た知識をもとに書く事柄が変わるかもしれませんが、今現在のところはこれに落ち着いております。

大層なものではありませんが、何か指針が欲しければ真似をしてみて下さい。



どうすれば継続できるの?

なるほど!日記が始めるのにハードルが低い事は理解しました。
でもどうやって日記を書いていいかも、ちゃんと続けられるか不安なんです。
「私今まで3日坊主な事が多くって…正直続く自信は無いわ」
「今までもやった事あるけど、それも続かなかったんだよね」
こんな声が聞こえてきそうなのでこちらも解説していきます。

偉そうに記事を書いている私も継続は大の苦手でした。
過去に3度ほど日記をつける事に挑戦しておりましたが、恥ずかしながら続いても7日程度で辞めてしまっていた位です。
ですので短い時間でも毎日行うという事に「出来るかな?」と不安を抱える方の心情は理解できます。
過去に継続失敗経験がある方の気持ちを特に理解できます。
ここではそんな私が今現在も続けられている工夫を紹介していきます。


1、ルーティン化
モチベーションや意思力に頼らずに毎日一定の時刻・動作の中に組み込むのが「ルーティン化」
過去の私は自分の気分が乗ったら日記を書くというスタイルで、書く時間はバラバラでした。
その結果、
眠りつく前に日記を書いていない事をベッドの中で思い出し「まぁ明日やればいいや」となり、次の日は朝の用意で日記の事など頭から抜けている。
嫌な事があった日だから日記を書くなんて面倒な事はほったらかして深酒。
こんな事がしょっちゅう起きていました。

気分が乗り、かつ時間がある時。
これでないと書けないのですから、例え5分〜10分で出来ることでも行動に起こせない日が出てくるのは当たり前でした。

これを強制的に排除するのがルーティン化。
私のお勧めは誰にも邪魔されにくい早朝でのルーティン化ですね。
5時半前後に起床し、そのまま所定の行動をして日記も書き上げています。
朝は緊急連絡が入ることがほぼ0かつ頭もクリアです。
ですので落ち着いて考えをまとめたり吐き出したりするのに最適なんですよね。
お仕事の関係や、体質的な理由で夜の方が集中できるという方は夜でも構いません。
大事なのは”途中で途絶える可能性が低い時間帯や環境下”でルーティン化を組む事ですから。

定着するまで少しの苦労はありましたが、開始して2週間くらいで決まった時間にやらないと気持ちが悪く感じる程度には習慣化されました。
気分が乗らなくても出来るのでお勧めです!


2、「非完璧主義」

よくある継続できない理由はこれだと思っています。
毎日絶対継続するぞ!と意気込みしまくったせいで1回でも失敗すると全てを投げ出す事。
何らかのトラブル(寝坊・病気・仕事)などでたった1日出来なかっただけで「もうダメだ」「今までの積み重ねが0になった」「もうどうだっていいや」と全てを放り投げてしまうんですね。
完璧主義者の方に多いです。
私もそれに近いマインドだったのでわかります。
これって仮に継続できていても常に息苦しいんです。
一度失敗したら全て終わりみたいな、常にヒヤヒヤしている感じがして落ち着きません。
だからこの考えを私は捨てました。

開き直って
「出来なかったからといって、人間関係と違い取り返しのつかない失敗になる訳でも無いしいいや」
「1日くらい出来なかったからといって今までの日記が全て消去される訳でもないや。ちょっとした休憩だ。また始めればいいんだ。」
こんな気持ちで気楽にやっています。
これが案外ハマって今のところ1日も休みなく1ヶ月ほど続いています!
7日程度で挫折をしていた私が、です。

このテクニックは日記に限らず、他の何事においても継続をする上でとても役に立っています。
常に失敗を許容し、バッファ(余裕)を持って実行することで、それが逆にメンタルの安定をもたらし継続に繋がっているのかと思います。

まぁ、とはいえ気楽にやり過ぎて週に2回できればOKとかだとダメですよw
経験則からですが、継続をする事に自信がなければ週に1回まではミスってもOKとか、月に4回まではミスってもOKの様なルールをお勧めします。
エビデンスも理由も分かりませんが、限られた期間で何回までは失敗しても良いと決めた方が人間頑張れるみたいです。
何日連続成功系がハマる人もいるかもしれませんが、私は積み上げが0になると萎えてどうでも良くなってしまうのでお勧めしていません。

記録を目で見える形で取っておくのも見返しが楽しくてお勧めします。
参考程度に私は出来た日に◯、出来なかったら空欄(×って書くと萎えるからw)と記録を取っています。


ちなみに日記の内容についても気構えなくてOKです。
文章がおかしくってもまぁいいや。どうせ自分しか読まないし。
70点の文章を心がけるくらいでいきましょう!

継続する事に意義がある
全てはここに帰結します



どういう効果があるか

私が個人的に気付いた効果を書いておきます。
自分が良いと思った事を記します。
高い次元にいる方からは鼻で笑われてしまいそうな事ですがどうぞ笑

1、反省や振り返りで分析する癖がつく

毎日記録を取るとその日や前日にあった事を簡単にでも見返すことになります。
私は型で説明した通り、自分が注力している事・メンタル・体調を中心に記録しています。
初めはただ記録をしていくだけでした。
ですが書き続けるにつれ、なぜそうなったかを自然と考える様になりました。
例えば
・メンタル不良だ→昨夜のこの行動が原因なのか?とか
・お腹が不調だ→この食事をすると崩しやすいのか?とか

実際にそれが当たっているかは分かりませんし、分析というほどのものでも無いかもしれません。
ですが原因を推測し意識する事で
「今日はその事柄を避けてみよう」
「また同じ事で同じ結果が出るのか試してみよう」
と今までの私には無かった、少し進んだ思考と行動が出来るようになりました。
振り返りから”今までは忘れていたり、気にも留めていなかった行動や結果”に対して自身で認識をし、なぜそうなったかを分析をして、自分なりに仮説を立てて改善行動をする癖がついたのです。

これはいわゆるPDCAで、出来る人は当たり前に出来ている事です。
ですが私には無い能力だったので非常に良かった事でした。


まだ日記を始めて1ヶ月程度なので、直近の出来事に対する反省・分析しか出来ていませんが、もっと続けていくと週単位・月単位で行ってきた事への反省・振り返りが出来そうです。
きっと今書いている日記も1年後などに見返すことで
「この時の実力ではこの行動が最善手と思ったが今考えるとより良い手段がある」
この様な気付きに繋がるかもしれません。

2、自分の考え、気持ちの整理が出来てメンタルが安定する

謎の焦燥感や不安を抱えている事が激減し、メンタルヘルスが安定しました。
まだ完全に0ではありませんが、その焦燥感や不安を抱えた時の事も日記に書く事で次の日にはメンタルが安定しています。

これは
”自分の気持ちを日記という形で頭の外に追いやって吐き出しているから”
きっとこれが理由では無いか?と推測しています。
私は日記にポジティブな事もネガティブな事も隠さず”自分がどう思っていて、なぜその様に思ったか”を書き留めてます。
これにより、自分の気持ちを頭の外に自分の言葉で吐き出す事で、モヤモヤを己に閉じ込めずに済んでいたようです。

意図してはいませんでしたが、これが結構良い効果を生みました。

誰かに聞いてもらうのとは違い、”いつでもどこでも相手が居なくても”出来る事なので気楽に行えますね。
相手の負担やスケジュールを気にせず行えるので、これはとても良い事だと私は思っています。


3、色々な事に挑戦するのが楽しくなる

これも完全に副産物でした。
私は日記を書く事で継続出来るようになった事や新たに始めた事を自分の目で再確認する機会が増えました。
それこそ今までの生活では曖昧なまま見逃していた事も含めて。
そうした中で、小さくとも築いた成果と変化に気付くようになりました。
そしてそれが徐々に自分への自信に変わっていくのです。

また自信が出る事で
「もっと他の事もやってみようかな」
「これが出来たからこっちも出来ない訳がないから挑戦しよう」
というポジティブな考えが生まれるようになりました。

さらに今まで出来なくて1度は逃げた事に対しても
「失敗したのは○○だったからかな。△△で試したら出来るかもしれないぞ?」
という様なポジティブな気持ちが私の中に芽生えていきました。

自信が無かった私が少しずつ自信を持てるようになったのです。
これが正の連鎖なのかは分かりませんがポジティブな結果を産んだ事は間違いありませんでした。
新たな困難に立ち向かうのを楽しめるマインドが小さくとも生まれたのです。



おわりに

今回はこの辺で終わりとなります。
最後まで素人の記事にしっかりとお付き合い頂きました事、感謝いたします。

この記事を読んで少しでも
「日記って良いね」
「やってみようかな」
そのようなポジティブな感想を抱いた方。
今夜からでも明日の朝からでも良いので日記を始めてみて下さい。
始めてみると意外な発見・成長・気付きがありとても楽しいものです。


日記の有用性を理解し、継続力獲得の最初の一歩として下さい。
何を成すにも継続力がなければ始まりません。
この継続力は何歳からでもつけられると思っています。
現に私は35歳から身に付けました。

1人でも良いのでこの記事を読み、その第1歩を踏み出せたら幸いです。



それでは今回はこの辺で。
またね。
バイバイ!

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