さわかみ投信の実態
社内の様子を発信することで、皆さまにより親しんでもらえる企業となるよう始まった、このnote投稿企画。人事・採用担当からも、ありのままを伝えてよいと言いつかっております。
そこで、昨年2022年4月に中途入社した私が、面接時に気になっていたことや入社後のギャップなどを、ほぼ忖度なく、率直にお伝えしていきます!
コロナ禍の新しい働き方として
新卒の就活や転職をするうえで求職者が、いま最も気になる労働条件はズバリ
・フレックスタイム制があるか
・リモートワークができるか
の2点ではないでしょうか。
これらの制度はさわかみ投信では実装されているのか・・・
私も採用面接時に、この2点を人事・採用担当者に聞きました。
答えは残念ながら、
現状いずれも ”No” です。
平日8:30~17:30 フル出社です!
朝がとても弱い私には厳しい現実です。
※個人の事情によるリモートワークや時短勤務などの働き方が例外的に認められているケースはあります。
なぜ入社したのか
先ほどの制度について「“現状”ない」という表現をしました。これには理由があります。
転職の際の社長面接で「うちは、やりたいこと何でもできるよ。だから、何がやりたい?」と聞かれました。
その時の私は「さわかみの社員として長期投資を世の中に広めていきたい。なぜならば・・・」といった野望を持ち合わせていなかったので、率直に自分が考える理想の働き方を実現するために、この会社で頑張りたいと伝えました。
すると社長は「そういった意味で言えば、うちはまだまだ改善の余地がたくさんあるけれど、そこに手が回っていないから、どんどん声を上げて変えていっていいよ」と話してくれました。
入社してみて
実際に私が入社した当初は、毎月お客さまに報告する月次レポートの郵送作業(手作業)を月末に社員総出で残業して行っていました。さらに、月初めには朝7:30から全体会議があるというハードな働き方がされていました。
月次作業と呼ばれていた、この郵送作業は、創業以来ずっと大切にされていた“さわかみらしさ”の象徴でした。
しかし、そんなこだわりの伝統文化でさえも、社内から見直しの声が上がると、その在り方が再検討され、現在では、月次レポートの発送作業はアウトソーシングに代わり、月初めの全体会議は月ごとで時間や開催の有無を柔軟に変動して行うようになりました。
このことからも、会社として古い制度はいくつか残っていますが、だからといって改革や新しいものを受入れない停滞した組織ではないということが伺えます。
オーナー企業というと「オーナーの意向が強い組織」といった印象が持たれがちですが、当社に関していえば、どんな社員であっても声を上げることができます。
そして、それだけでなく、発言にしっかり責任を持って自ら行動することができれば、本当に組織として変化を起こすことができる会社です。
不完全だからこそ
完璧なひとは存在しないと言われるように、人々が集まって働いている職場では、全員にとって完璧な環境はないはずです。
そうであるからこそ、不足しているところや改善の余地があることに対して、共に解決策を考え、作り変えていけることが、会社に属して働く上での、やりがいとなるのだと思います。
求職活動では、自身が望む働き方により近づけるような制度の有無を軸に探す方が多いかと思います。
しかし、見方を少し変えて「求める制度はまだ整っていないけれど、私が働くことで、変化が起こりそうな会社」を視野にいれると、現状だけで切り捨ててしまうような選択が、もしかすると良いご縁となるかもしれません。
そして当社は、そんな伸びしろのある会社です。私がこの会社で新しい風を自ら吹かせてやるぞ!といった勢いある方の挑戦を、さわかみ投信はお待ちしております。
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