はたらくとあそぶのあいだ
澤井は2ヶ月くらいしごとをおやすみしています。赤ちゃんが生まれました。あかちゃんのおせわをするためにおやすみにしました。
育休(いくきゅう)というやすみです。
おやすみがながいと、じぶんがだれだかわからなくなってきます。
はたらいて、仲間(なかま)にありがとうと感謝され、仲間にありがとうと感謝する。はたらいていると、たぶんおうちのほかにもいくところがあって、そこに行くと、ぼくの名前が他の人から呼ばれる。
さわいさん、さわいさん。
あかちゃんのおせわをしていると、つまと赤ちゃんと、コンビニやスーパーの人、ときどき赤ちゃんをみてかわいいねと言ってくれる人が話すことができる人たち。
たのしいけど、なんだかこわい。さわいさんといってもらえない。
だから、1週間に1回か2回釣りにいく。
ときどきともだちといっしょに釣りをする。
ともだちはしごとをしている人、社長をしている人、ほぼ主夫(おとこの人でかぞくのおせわをする人)、おしごとをやすんでいる人、いろいろな人がいる。
おしごとをやすんでいるともだちときょうはつりをした。
ともだちにぼくはつたえた。
「ありがとう。きみはぼくとしゃかいをつないでくれる」
ともだちがいう。
「ぼくはたらいてないから、いましゃかいととおいですよ」
ぼくはおもう
「かんけいない。はたらいてなくてもはたらいててもさわいさんとなまえをよんでほしい。ぼくはともだちのなまえをよぶ。ともだちはぼくのなまえをよぶ」
ともだちはじぶんがだれだかおもいだす。
ぼくはぼくがぼくであるとかんじれる。
はたらくとは、だれかのやくにたつのだとしたら、
つりというあそびは、だれかのやくにたっているとおもう。
写真のキビレはともだちがタモですくってくれて、長さも測ってくれました。
43cmくらいかな
23日の午前0時15分ころ釣れました。
23時12分の干潮(かんちょう)から1じかんだった
ふねがとおるところの、ふかくえぐれたところで釣れた。
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