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WBCが始まったので

時は2008年、僕は野球と出会った。
一緒に下校していた友達から学校の少年野球に誘われた。
そこからの記憶は朧気なのだがいつの間にか練習着を身にまといグラウンドを走っていた。
残念ながら僕に野球(運動を?笑)を上手にやる才は無かったようだが、野球自体はすぐ大好きになった。
そこから今でもずっと僕の趣味欄を埋める貴重な存在だ。

野球の思い出はいくらでもあるから書き出すとキリがないのでここでは特別書かないことにするが、僕が野球のどういったところに魅力を感じるのか1つ挙げさせてもらう

何といっても”瞬間的な熱狂”だろうか。
野球を修飾する言葉としてかなり遠くにあると思われる”瞬間的”。
なにしろ1試合平均3時間かかるのだから。
長い。まぁ長い。笑
サッカーやバスケは試合時間が決まっているし、スピーディーな展開があることを比べると、野球は淡々としているしずっと集中もしてられない。

いきなり野球のネガキャンをしているが、これを認めたうえで”瞬間的”という言葉を使いたい。
野球はプレーが1つ1つ区切られている。ピッチャーが投げる、バッターが打つ、守備がボールを取る、アウトまたはヒットになる。そしてまたピッチャーが投げる。これを繰り返していく。
この区切り1つ1つに選手の力が発揮される。
つまり驚く瞬間、喜ぶ瞬間、落ち込む瞬間がかなりの回数起こる可能性を秘めているのだ。
そして、ピンチ・チャンスの場面によってその感情の起伏が大きくなる。
3時間という長い時間の中でその起伏を期待してしまうのだ。

もちろん僕もずっと集中しているわけではない。勝負の分岐点になりずらいところはリラックスして観ている。現に今も野球を観ながらこの文章を書いている。笑
その代わりに大事な場面では固唾を飲んで見守る。ピッチャーが投げるまでの間がとても痺れる。侍が刺客との間を読むような空気感。ここから生まれる歓喜の渦は一度入ったらやめられない。

そうこうしている間に日本が1点を先制した。
是非このまま勝ってもらおう。
もう少し集中しようかな。

それでは。

お読みいただきありがとうございます!

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