ラジオ読書会へのお誘い

わたしは男兄弟がおらず、高校大学もほぼ女性だけ(女子高→外国語大学)の環境だったので、男の子の育ちについて、正直ほとんど知らなかったのですが、そんなわたしも、8年前から一人の男の子を育てることになり、これから大人になっていく彼の育ちをどうサポートしたら良いのか悩むことがあります。自分が女性なので、女性であることから生じる様々な不平等感やジェンダー観については体験的にわかるのですが、さて、男の子の育ちは「男子ってそういうものだよね」で片づけてしまって良いのだろうか、と思うことがよくあります。

そんな時、お友達から紹介していただいた本が、レイチェル・ギーザ著『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』です。フェミニズム自体も、新しいマスキュリニティや男性の在り方についてその土台となるべき研究をしてこなかった、とこの本にはあります。

この本は、男性が男らしく育つ、ということについて、様々な角度から、研究や著者自身の子育て経験をもとに掘り下げている本です。男性に対して批判的ではないのもこの本の良いところ。悪者扱いはしません。序章が試し読みとして公開されているので気になる方はこちらから。

本を紹介してくださった、ワイナー祐子さん(ツイッターアカウント、@yukosgarden)は、ゆうこの庭ラジオで、ジェンダーのこと、フェミニズムのことなどをお話されています。そのラジオでこの本の読書会をしませんか、というお話があります。わたしも参加したいなと思ってるのですが、この本が気になる方、いかがでしょう?

男の子の子育てをしていなくても、パートナーさんや、職場の男性、ご家族のこと、またご自身が男性として感じることなどを、この本が説明してくれているかもしれません。カナダでの出来事をベースにした本なので全て日本と同じ状況ではないかもしれないけれど、進んだ事例などの紹介もあるし、とても学びの多い本です。ぜひ!

男性にも、男の子たちにも、これからはもっと枠の外に出て、自由に、自分らしく生きてほしいという思いがあるので、色々な方とこの本を通してお話できたら嬉しいなと思っています!参加表明、質問などは、祐子さんのアカウントか、メール、 garden (@) yukoweiner.com まで。年内か年明け、感想が集まったタイミングで始めますとのことです!海外在住の方は英語版でも!日本語版のリンクはこちら↓↓↓です。

ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか



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