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学校祭の準備が好きだから。

どうも、今年30歳の地方公務員です。
僕の学生生活の記憶はほとんど学校祭しかないです。
ただただ、学校祭が好きでした。

高校は、学校祭がド派手!修学旅行が4泊5日!ってことで、近場の進学校ではなくバスで1.5時間かかる山の上の高校を選びました。

正解か不正解で言ったら、"大正解"


「人生で最高の茶番」そう呼んでいます。

あのワクワク感や一体感をもう一度味わいたい
30歳を手前にしてそう思うのです。
なんとかして、仕事をそんな感じでやりたいっていうのが今回のお話です。


つまらないのは誰のせい?

実は政令指定都市の市役所から地方の中核市の市役所に転職した、変わった人間です。「でっかいとこ」にいた時は、仕事って楽しいな〜って思ったことは、あまりなかったす。

「中くらい」のとこにきてからも、最初の頃はそんなに楽しくなかったです。規模は関係なかったです!笑
決まったことを効率的にやることで仕事の意義を見出していました。ぼくはあまり窓口が得意ではないです

そんな毎日


仕事がつまらないな~


日々、そう思っていました。
令和2年に今の配属になりました。情報システム担当は、傍から見るとすごく激務だな~と思っていましたが、案の定激務(笑)

最初のうちはいろいろと覚えることも多くて、楽しさを見いだせずにいましたが、最近、いろんな「人生の先輩」と出会うことが増えて視野が広がりちょっとずつ楽しくなってきたんです。

なぜ楽しいって思えたのか?

なんで最近楽しいんだろう?

自分でもよくわからないので書きながら整理したいですw

1年目と2年目での行動変容

2年目になるとだいたいのことがわかってきて、要領がよくなったなと思います。「あ、これは後でいいや」「これは誰かにお願いしよう」などコントロールができるようになり、自分の時間ができはじめました。

「自分の時間ができたときにやりたいこと」を1年目からリストアップしていたので(そういう風に先輩に教わったので)、その辺りに手をつけ始めました。「発表資料の作成」「マニュアルの作成」「現場職員と業務改善」…etc

1年目はお勉強でしたが、2年目からは自分が今後何十年って働くであろう組織の中でどういう人間でいたいかを具体的に考えて行動するようにしました。
発表資料を作っては、「どう?」って庁内の人たちに見てもらい
業務改善の案が思い浮かべば「どう?」って庁内の人に…
って考えると、人の時間を奪ってばっかだなと反省(今さらかよ)

でもうれしいことに、「参考になります!」とか「是非一緒にやりましょう!」とか声をかけてもらうこともしばしば…


あれ、うれしいな!!承認要求が満たされる!!
あれ、仕事って楽しいかも?


そんな風に思い始めました。
やっぱり認められるって大事。

あ、そうか…
いままでの仕事は、職場内のコミュニケーションを密にしようとしなかった。
狭い空間にいることに気づかず、しかも、自分から世界を広げることをしていなかったんだ。
と気づきました。

組織って、末端にいると世界が狭く感じることがあるなと思います
(そう思っているだけかもだけど)
だから、現場に配属された新人さんは、その狭い視野のまま成長しちゃって、チャレンジしなくなっちゃうのかな…と。
チャレンジしても、上司もそういう「現場」を回って来た人だから…なかなか理解されずに、innovationがおきづらい面もあるのかななんて…。

もちろん、本人も下準備をきちんとしていることが前提ですが


「大きな声を上げる」
「理解者を周りに用意しておく」
「戦うときは用意周到に」



まとめですが、1年目と2年目での大きな行動変容と言えば、


自分がどうありたいかを考えて、
「仕事」や「人」への向き合い方を考えるようになった”


ハブになりたい僕

そうやって、人とコミュニケーションをとっていう内に

僕は、役所の中でハブになりたい。

そう思うようになりました。

ハブ=蛇 ではなく、ネットワークでよく使われるアレです。一つの線を分岐させて複数の端末にネットワークを提供するアレです。

要は、人と人だったり人とツールをうまく結びつけられる存在になりたいなと(机の下で埃をかぶるのはちょっといやだけど…)

  • 外の人たちのつながる

  • 中の人たちと、よりつながる

とりあえず、これだ!と思って、この2つのことだけ意識して行動しています。

外の人たちとつながる

とりあえず、オンライン市役所に入ってみたり、積極的に他の自治体の人に連絡とってみたり…オンラインセミナーの参加してみたり…

できることは、やる!精神でやってみました。
仕事も激務なのに大丈夫かな…と心配していましたが
実は逆で、そういう人たちってものすごい助けてくれるんです。
いろんな情報をくれるし、モノゴトに対する考え方も教えてくれました。
Facebookをフォローするだけ、noteでフォローするだけ、帰りの電車で記事を読むだけ…それだけでも、いろんなアイデアが沸いてきて、自分の考え方を見直すことができました。

仕事が増えるどころか、知識が増えてより効率的になった気がします。

厳密に言うと…帰りの電車の時間とかプライベートを犠牲にしていますけどねw
楽しいからいいや!笑

中の人たちと、よりつながる

みなさん、自分の所属している会社にどんな人たちがいるかわかりますか?

\   僕はわかりません /

逆をいえば、相手も僕のこと知らないんですけどね。
でも、「相手のことを知らないデメリット」と「知ってもらうことのメリット」を考えたときに、知ったほうがいいし知ってもらったほうがいいなと

そう思いました。

だって、
相手のことを知らないってことは、その人がどういう道を歩いてきてどういう考えを持っているのか知らないってことじゃないですか。
もしかしたら、過去にトラウマがあってチャレンジに対して消極的になっている可能性も否めない。そういう人が頑張って何か行動を起こしたときに…本人にとって大きな一歩じゃないですか。
だから、相手のことを知らないで「正論」を武器に上から物を申すのは大人のやることじゃないって、思うんです。

また、自分を知ってもらうことで、自分が本当に困っているときに助けてくれるな…って思うんです。
僕には、同じ職場の奥さんと、子供がいます。
先輩パパママは「大丈夫?夜泣きひどくない?」「疲れていない?」とか
本当に心配してくれました。
自分から子供ができた!って言いふらしていなくても奥さんが同じ職場だったので、みんな気にかけてくれました(泣)
自分はこういう人間でこういう生活をしているってことを伝えることって大事だなって感じました。


無駄な会話でもいい。まずは、お互い知ろうよ。

だからと言って、一人ひとりに話かける必要はないです!
「挨拶」と「ひとこと」から始めてみませんか?

学校祭の準備って最高じゃん

学校祭の準備が楽しかった!なんとなく理由としては、こんな感じかなって…

  • クラスっていう顔が知れている仲間たち

  • クラス対抗の競技があった

  • 勉強しなきゃならない!っていう、呪縛から解き放たれた放課後感

  • モチベーションは違っても、最終目標は「みんなで楽しい学校祭」だった

他にもあるだろうし、人によってはいい思い出がなかったと思う。
多感な時期ですからね…


自治体DXってさ、こんな感じで進めたらいけないのかな?

自治体DXって、本当に道のり長いな~って思います。
だから、ゆっくりでもいいと思っています!

むしろ、大事に大事に、1歩ずつ、階段を上って
その階段が間違っていないか考えていけたほうがずーっといいなって。

一回一回、道をちゃんと選択していけたらいいなって


もうちょっと楽しんで自治体DX進めていかない?っていう提案でした!!
いつも、締まり悪い!竜頭蛇尾だね。



Let's Enjoy!! 公務員life!!




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