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よいタイミングで読んだ『エッセンシャル思考』

読み始めから1時間強で一気に読了。
今朝たまたま手に取った本が
ここ数か月の私の悩みを
きれいさっぱり解決してくれた。

タイミングが超大事。
今朝、この本を手に取った私を褒めよう。

だって、この本を買ったのは
4年くらい前。

読んだような気もするし、
読んでないような気もする。
もう手元になくてもいいか、
メルカリに出品しようと
本棚から出したところだった。

「啐啄同時(そったくどうじ)」

以前勤めていた会社に
啐啄館という名称の研修施設があった。
禅の教えに由来する
「啐啄同時(そったくどうじ)」の
「啐啄」だ。

「啐啄同時(そったくどうじ)」とは、師匠と弟子が互いに調和しながら成長する瞬間を指す。「啐」は雛が内側から卵の殻をつつくこと。「啄」は親鳥が外側から殻をつつくこと。「啐啄」が同時に起こることで、新しい生命が誕生する様子を象徴する。

このように、適切なタイミングでの
教えと学びの一致が大切だという意味。

会社では上司が部下の成長を見計らって
研修を受けさせた。
「啐啄同時(そったくどうじ)」のような
絶妙なタイミングとはいかないが、
まあまあのタイミングで成長する機会を得られる。

会社にいたときは、
そんな機会がめぐってきたのだけれど、
いまの私には無い。

今の自分に必要なものは何か、
本やセミナー、コミュニティー参加など、
選択肢が多すぎて
時間がいくらあっても足りなく感じている。

今朝たまたま手に取った
『エッセンシャル思考』には
選択肢の多いいまの時代に
どうやって本質を見極めるか、
その思考方法がまとめられていた。

エッセンシャル思考

「エッセンシャル思考」とは、
最小限の努力で最大の成果を上げるための思考法。
①重要なことに集中し、まず何が本当に重要かを見極める。
②不必要なことを排除し、不必要な活動や依頼を断る勇気を持つ。

③効率と効果の向上を図り、エネルギーや時間を最も価値のあることに使う。
この結果、効率的かつ効果的な生活や仕事を実現できる。

いまのところ、②でつまずいている。
イラストに挑戦したいと思いつつ、
時間を作れない。そこで、
スタートダッシュの期間として、
依頼の仕事をストップしている。

少しずつ「締め切り」が減って
時間に余裕が出てきた。

たぶんその余裕が、
この本を深く読むことにつながった。

③の状態になるまであとすこし、
『エッセンシャル思考』で進めていく。


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