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Sawa's Story⑥~依存・崩壊~

甘く人懐っこい小動物のような、
悪魔との出会いがありました。


Sawa、高校1年生。


人間関係に不信感があり、
心を開くことを止めた小中学校時代からやっと抜け出し


自由な校風の進学校へ
バイクで通学。

新しい出会いと
胸が膨らむ高校生活にワクワク。


そこで出会ったのが、
私の弱いところを徹底的に責めてくる
魔界からの使者でした。

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最初は優しく、全てを受け止めて、
世界でたった一人しかいないような「理解者」に出会ったと確信しました。


この人なら
全てを見せても大丈夫!
共感して、理解してくれるし、
私を必要としてくれる。


初めて確固たる「居場所」が出来たようでした。


悪魔の顔が見えてきたのは、
私にとってその「居場所」が
かけがえのない唯一のものという認識になった頃から。


気付いたときには、
もう遅い。

・・・依存状態・・・

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その人は、
いわゆる、メンヘラ的要素が大いにあり


/
私がなんとかしなければ!
私が助けなければ!
この人を見捨てられない!!
\



自分で自分を肯定することも、
認めることも出来ない代わりに


その人に必要とされることで
自分の存在意義を認めてもらっていたんです。


もう、それは、それは・・
悲惨な状況にどんどん陥りました。

助ければ、助けるほど
要求はエスカレート。



要求に応えることが、
その人への信頼を証明することだと信じると同時に、
それによって自分の存在意義を確認し続けました。


夜中に行動したり、対応することも増え
眠すぎて学校にも行けず
昼夜逆転



もう、
ボロッボロ

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/
私達は
生きているだけで、
存在しているだけで
価値があるのにね。
\



他者に求める
承認欲求、存在欲求は

本当に恐ろしい。




自分の行動や意思は
何を満たしたいのか?



自分に問うたときに
どんな答えが出てくるでしょうか。


私も
アナタも

自分で自分を幸せに出来るし
その基板があってこそ

周りへも波及していく。

私はそう思います。

あなたは、どう思われますか?

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