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客観視は最強

日々、徒然なるままに書いているのですが、読んだり共感したりした痕跡を残してもらえる事って、「読む」という時間を割いもらえた事なのだと考えると、とても貴重で有難いなと、ふと思ったのです。

どうも、全力と余力の狭間で生きているsawa_komaです。

ストレスフリーで生きていく!!と心に誓い、ストレスから逃避するために、日々80%の力で生きています。

その全力が重いです

小学生くらいの頃って、なぜか冬の寒い朝に長距離走らされませんでしたか!?(田舎だけかな!?)

未だに疑問なのですが、寒くて乾燥していて体調不良になる要素満載なのに、なんで冬の朝に長距離走らせようってなるんですかね。
(おそらく年間指導要綱に書いてあるからなんでしょうけど…。)

さらに追い打ちをかけるのが、集団から外れて走っている人を、「頑張って!!」と背中を押しながら付き添う先生。
悪気が無いのは重々分かっているのですが、悪気が無いほど厄介な事って無いのです。どんな速さで、どう走ろうと自由ではないか、頼むから放っておいてくれと、さらに走る気力を無くした覚えがあります。

思えば、こんな時から集団生活にストレスを感じて、自由に生きたいと思っていたんだと、自分自身の原点を感じながら、度々昔の事を思いだすのです。

立場が変わる幸せ

私、転職回数がかなり多いです。同じ会社にいても部署を転々とする事が多くて、その度に、上司になったり、部下になったり、フリーランスみたいになったりしてきました。

そんな経歴を振り返ると、面白い事に、立場によって自分のキャラが変わっていた事に気づくのです。そして、あんなに嫌っていた、全力応援キャラの自分がいた事も知っているけど、今となっちゃぁ黒歴史だと思っています笑

同じ場所で似た事をしていても、立場が変わるだけで客観的に冷静に物事が見られるのだと、知れた事に感謝していますし、貴重な体験をする機会があった事も幸せだなと思っています。

断る理由

だから私は逃避を選んでいます。

経験や年齢を重ねると、本来の力や正当な評価の結果とは別に、役職なり役割なりが突如降ってきます。
仕事お化け時代の私は、それらをステータスとしていました。会社に対する功績が認められたからだ、努力や実力を評価されたからだと、疑いもせず思っていたのです。
(ちなみに、会社によっては本来の力をしっかり見極め、正当な評価ゆえに、役職や役割を任せたいとオファーをしている場合もあるので、悪しからず。)

でもそれって、自分軸で生きていないんですよね。

自分自身を犠牲にして一生懸命頑張ったと思っていても、それを良しとするのか否とするのかは他人です。かなりハンデのあるルールに則ったゲームに、人生を賭けて参加しているようなもの。

基準は好きか嫌いか

だから私は日々80%で生きています。
理由は、80%くらいで生きている自分が一番好きだからです。

余力があると、外的ストレスがあっても消化しきれるし、自分が手に入れたいチャンスがやってきたら、フットワーク軽くつかみに行くことが出来ます。何より、評価が下がるわけでも無く、かと言って、役職や役割が降ってくるわけでも無い、ベストポジションが80%の自分だったのです。

人生には120%で生きる時も必要だと思っていますし、その対価がとても大きく価値のあるものだとも知っています。
でも、120%の力で走っている自分が好きか、そのまま長距離を走り続けたいと思うか、その判断は自分次第です。

決定打は致命傷

仕事お化けだった私が、80%人間になる決定打は致命傷でした。

これだけ転職をして、さまざまな機関で勤務をしてくると、15分も滞在すれば、その機関が今後繁栄するのか衰退するのか、察しがつくようになります。(意外によく当たるので、占い師かコンサルタントにでもなったらどうかと勧められるくらい笑)

致命傷だと思うのは、機関や会社を名前で呼ぶ役員がいる時です。

「わが社」「我々」と言う場合、安定していて所属する人を大切にしている事が多く、「この会社」「自社」と言う場合、これから成長していこうと力を入れている事が多いです。共通するのが、自分自身が所属している機関や会社を客観的に見る視点を持てている事。

でも、機関や会社を名前で呼ぶ場合、自分自身が中に入り込んでしまっていて、客観視できなくなっている人の多い事。
方向性を最終決断する役員が、色々なものを客観視できなくなっていたら、自己満足な結果が生み出されるのが大概です。そして、そういう役員ほど、自分が動いてしまうので忙しい。周りを冷静に見る事が出来ない状態になっている事にすら気づいていない事も、また多い事(残念)。

それ気づいた仕事お化けだった私は、その時から120%で走る事をきっぱり辞めました。辞めた瞬間に、勝手に背負っていたストレスが、超絶軽くなった事を今でもよく覚えています。

役員に限らず、まじめで責任感の強い方ほど、中に入り込んでしまうタイプが多いです。意識して、目の前にあるものや自分自身を、客観的に分析してみると、本当に好きな自分が何%の自分なのか、知ることが出来ると思います。

ホリデーシーズがある方は、それがとっても貴重で価値がある時間なのだと、気づいてください。

今日も多くの方が、美しく健康的でたくましく活き活きと生きられますように。












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