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事故が起きても苦情にならない?   SWに役立つ初歩的なリスクマネジメントのTips

「介護業界」「事故」・・・思わず眉間にシワが寄るワードですね。本当にどうしようもない事故だとしても、ご家族等に説明するのは気が滅入るものです。何で?どうして?コッチが聞きたいよ。という心情はとても理解できます。かといって、説明しなかったらそれこそ苦情に・・・

今日は、そんな悩める相談員の皆さんにちょっとしたリスクマネジメントのTipsを。

新規を受け入れるときは、大体アセスメントをしていますよね?その際に、既往歴や家族構成、ADLなんかも調査していると思います。

そのときにリスク要因が浮かんでいるとは思いますが、そのリスク評価どのくらい関係者と共有していますか?

特にキーパーソンをはじめとしたご家族と。

あ。と思った方も結構いるのではないでしょうか?

ここでのポイントはリスク要因からもたらされる結果予想です。正確かどうかは割とどうでも良いんです。

具体的に言えば、下肢筋力低下があれば転倒という結果につながる。ということです。

なんなら、動いてるから転びますよ。くらい雑で構いません。

いやいや、そんなの家族だって分かってるだろう。って?ところがそうでもないんですよ。分かり切ったことでも良いじゃないですか。それをするだけで苦情が回避できてラポール形成につながるなら安いもんです。

ついでに事故の際の連絡方法まで決めちゃえばいいんです。

ここまでしたら「前に言ったけど、やっぱり転んだよ」と連絡すれば良いだけです。かなり気も楽でしょう。

今日は介護業界で使える初歩的なリスクマネジメントのTipsについてご紹介でした。

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