今年こそはと意気込み臨んだ2回目の受験

先日、教員採用試験の合格発表があった。
正午発表ということで、
開示と同時に見ようと思ったのだが、
集団授業のアルバイトがあったため、
当日の13時ごろ見ることになった。

スマホを起動して、サイトにアクセス。
合否発表のサイトを開くと同時に、
受験番号の羅列が一面に広がっていた。
自分の番号を探し、ゆっくりとスクロール。
徐々に近づいていき、次に来るか来るかと、
待ち望んでいた…
しかし、番号は無かった。
「あ、落ちたんだ。自分。」
心の中で思うと同時に、虚無感に襲われた。

去年に比べて、
メンタルは大きくブレることはなかった。
平常心でいることができた。
だが、自分の受験番号が飛ばされていると、
やっぱり心にグッとくるものがあった。
悲しい。あの瞬間は。何度も思う。

受験したとき、
英語のスピーキングがイマイチだなぁと思った。
今思えば、
面接もそこまで良くなかったんじゃないか?
そんなふうに思ってしまう。
終わったあとに反省すると反省しきれず、
自己嫌悪に陥ってしまうので、
ほどほどにしておく。
メンタルがもたないから。

アルバイトが終わり自宅に帰って、
両親に結果を報告した。
励ましてくれる母親。
その一方で、父親には厳しく言われた。
「面接のある二次試験で二回も落ちているなら、合格は無理なんじゃないか?人間性の部分で不合格になっているんだから。それ以外の点で、原因があると考えるなら、まだ望みはある。ほかの道にも視野を広げてはどうか?人に教える仕事はほかにもあるし、本当に学校の先生になりたいのか?お金を稼ぎたいだけなのか?何を目的に今後人生を歩んでいきたいのか、じっくりよく考えなさい。」
こんなようなことを言われてしまった。

この言葉を聞いたとき、
人の努力もわからないくせに、
何を偉そうに言っているんだ、この父親は。
そんなふうに思ってしまった。
時間が経ってから思えば、
その言葉一つ一つは
優しさや心配から来てるのではないかと思った。

中高のときは色々と
良い顔をせず怖い面で何かと叱られてきた。
そんななか、
大学に入ると恐ろしいくらい穏やかになった。
だから、久々に父の厳しい言葉を直接食らった。
やっぱり。怖いなぁ。逆らえないわ。

本当に教師になりたいのかなぁ?
考えてみるが、「うん。なりたい。」
塾の先生になるのはどうなの?
「なりたくない。(今は)」
お金を稼ぎたいから教師になるの?
「それなら、別の職業選んでる。」
心の底から教師になりたいと思っている。
だけど、上手く言語化できない自分が悔しい。
なんとなくなら、
あんな言葉を浴びたとしても、
不合格になったとしても、
またやってやるぞと意気込んで、
試験に臨んでいない。
これが決定的な証拠なはずである。
てか、想いって言語化しないとダメなの?
教員採用試験においては、
しないとアピールできないし、
合格することから遠ざかってしまう。
こうゆう選考試験って、
自分は本当に相性が悪いなと思う。

来年度どうしようかなぁ。
いまの勤務校で引き続き非常勤で働こうかな。
現状では、これが最善な気がする。
地元受験に限らず県外も視野に入れないとかな。
色々と考えて、堂々巡りしてしまう。
いまできることをやる!
悩んでる暇なら即行動!って言いたいとこだが、
今だけはとことん落ち込みます。
心の奥底まで。
這い上がる時が来たら再スタート!

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