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Facebookの友達が気づいたらじわっと減っていました……(2020年12月15日メルマガ)
Facebookの友達を5,000人(限度枠いっぱい)にした方がいいというのをコンサルティングを受けた方からから言われたものの、不愉快なことが重なり、ある日とうとうブチ切れた私は、500人までいった友達を250人くらいまで減らしました。
しかしここにきて、自分では減らしていないのにじわっと友達が減っているのに気づきました。その理由は、リアルで二十年近い交流のある友人の一言でわかりました。先日会って話をした時に、最近私が「南北朝時代」に入れ込んでいることを受けて友人はこう言いました。
「最初、南北朝鮮かと思って、どうしちゃったんだろうと思った」
――そうか、そうだったのか!!
そして、『一遍聖絵』や『太平記』等の古典文学研究を前面に出したことで、若い頃に一緒に研究をした人たちともFacebook上で再会しました(実は、これがもともとのFacebookの使い方だったりするみたいですね)。――南北朝時代や一遍つながりで、そこから自分のフィードに上がって来た方たちに友達リクエストをしたりもしていますので、新規の友達がガチの僧侶や神官だったりします(笑)。
完璧に、ビジネス、投資、スピリチュアル、はたまたネットワークビジネスといった、Facebook使用開始当初の「友達」が逃げているのだと思いました。――でも、誰がいなくなったのか、200人程度でもわからないですね。
このことを、南北朝時代を楽しむ会の方にお話したら笑っていました。「すみません」と代表の方にも言われましたが、私はこう伝えました。
「Facebookの友達5,000人より、南北朝時代を楽しむ会の全国会員50人の方が、私にとっては価値があります」
ーーそうなんです、SNSの友達5,000人も、そこから年収7ケタ以上達成だとかも、私にはいらないんです。そりゃあ、セレブな生活にまったく興味や憧れがないと言ったら嘘になりますが、私にとっては、ある物で満足して、趣味や価値観の似た人たちと何かに取り組む方が居心地が良いのです。
自己啓発系のセミナーやビジネスコンサル、同様にスピリチュア系のあれこれも、私にとってはテンション高すぎです。キラキラゴリゴリ(←これもある親しい方との会話でしょっちゅう出てくる用語です(笑))しすぎです。学校教育の現場しか知らない私がそこから抜け出す起爆剤にはなりましたが、もう私には必要ありません。
しかしながら一方で、そこで学んだSNSをはじめとする情報媒体の使い方は、自分の性にも合っているし、これからも役に立ちそうです。
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