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エアフォースワン捕獲大作戦

ATC聴きながらFligtradar見ながら一眼レフを構える。一時期とにかくコレにどハマりしていた。トラフィックの多い東京や大阪に遠征して朝から晩まで一日中シャッターを切りまくる。そして撮った写真を編集する。大人になっても夢中になって周りが見えなくなるぐらい没頭させてくれる。時間が経つのも忘れる。仕事が休みの日に行くことが多いのだが、むしろ月曜日に休みたくなるわけで笑

どちらかと言うとBOEING派。エバレットにも遠征して家族で工場見学するぐらい。787も好きだけど、やっは747とか777に夢があるのよねー個人的には。

そんなこんなで自分が撮りたいものは一通り撮ってたので長らくやってなかっただが、ふとバイデン来日の前日にニュースを見て、自分の中の何かが突然メラメラと。しかも調べると横田が3年ぶりの友好祭でオープン。つまり横田の滑走路脇でゼロ目線の着陸シーンが撮れると。大統領専用機も入れ替えらしく、まさにラストチャンス。こんなビッグチャンスは一生ものだろうということで、嫁さん口説いて稟議も降りて、朝6時に自宅を出発。こう言う時は本当に不思議なぐらい朝の目覚めが良い笑 子供の遠足と同じなのだ。

8時過ぎに到着。幸いすんなりと基地内へ侵入成功。9時にオープン。なんと言っても場所取りが全て。自分はとにかく観客なしの飛行機だけの絵を撮りたく、めでたく最前線を確保。

友好祭中の多機の離着陸やATISの情報から36だろうと予想しきって、滑走路設置点の目の前になるであろう場所を動かずに耐えた。これが功を奏してバッチリ撮れた。この瞬間が最高に気持ちがいい。

トラフィック追いかけて、ATCでYOKOTA APPROACHでエアフォースワンのコール聞いた瞬間は本当に震えた。

飛行機の面白いところは、その営みが一般的にはあまり知られていないけど、世界共通の無線英語でルールのもと脈々とその運営がなされているところだろう。昔小泉さんが北朝鮮に行った時も、当然やりとりがなされる。冷戦状態の米露でも、アメリカ国籍の飛行機がロシア上空を飛べば然るべき誘導がなされる。人類の叡智、性善説、そしてテクノロジーなど、あらゆるものが複合的に作用してこの空の秩序が守られている。そのスケールの大きさと緻密さに、なんか惹かれるのだ。

そしてエアフォースワンは各レーダーアプリにも基本的には載らない。各社が詳細を載せないように政府機関から要請されている。

しかも大統領など、限られた人物しか乗れない。他の航空機がこぞって航路を譲って最短催促が許されるオペレート編成。しかも機材は747-200。もうファンなら絶対に写真に収めたい憧れの機材なのだ。

外人バーガーなるものやアメリカンステーキ、ジュースやお菓子を一通り買い込んで腹ごなし。展示飛行機や催しもの、お土産など物色して待つこと8時間。ついにご対面。震えたね、ほんと。

サウナに当分入れないぐらい、ヒリヒリに腕は日焼け。というか火傷だな、ここまでいくと笑

それでも良い一日になった。

世界を平和に導いてくれ!

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