お久しぶりです-気に入ってる口紅のはなし

三日坊主とはこのことである。
お久しぶりです馬喰横山です。

通っている学校の最終学年になりました。
今日はオリエンテーションがあり、登校中です。

新年度初の登校なので何を着ていくか自分なりに迷ったが、結局「建築の正装」とでもいうべき全身黒で固めていくことにした。
幸いリュックもバイト先でもらった傘も真っ黒である。完全に建築。

着替えている時になんかのトゲを踏んでしまって微妙に右の足の裏が痛い。
見たけど小さくてよく分からなかった。

13日以降、咎められそうな場面以外マスクを着けていない。
オシャレな立地のオシャレな建築事務所でお世話になっているが、そこではそもそも誰もマスクしていなかった。
何となく感化されて、自分も顔の下半分の不快な接触を避けることにした。

それに伴って化粧のバリエーションが出てきた。
個人的に自分の顔は大部分の情報が唇に集約されていると思っている。
だからマスクをしているとほぼのっぺらぼうのような気持ちがあった。

そんな自分なので、世界がこうなる以前に大量の口紅をストックしていた。
3分ほど迷ったのち、人生で初めて買ったものを選んだ。

MACのシン、博多阪急のカウンターで緊張しながら買ったやつ。
かなりマットで青みの強いダークレッド、マジで死体の色なんだけどもともと血管が透けるくらい皮膚の薄い人間なのでぴったりである。
sinって原罪じゃん、中二病っぽい名前もカッコ良いし。

唇に情報量を乗せるべく口紅はしっかり発色のものを選びがちで、こうした暗い赤〜早稲田色が私の引き出しには沢山並んでいる。
これ以来見分けのつかないほどの類似色を購買することになる先駆けの色。
ジョジョの扉絵のようにダーク系の口紅達が並んでいる様子が想起される。
運命(さだめ)なんだよな。

学校はマスク着用なのか？
正直似合っているのでクラスの人に見せたい。
あと一駅で渋谷。