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自宅サウナでのルーティーン

先日、自宅にサウナが完成しました。今日は、自宅サウナの楽しみ方を紹介したいと思います。サウナの寸法などは前回の記事に掲載していますので、気になった方は以下の記事を参照してください。

我が家のサウナはお風呂の隣、洗面脱衣室内に設置されています。なので、水風呂に浸かりたいと思えば、お風呂に水を溜めておけば良いので、そういった使い方もできます。今は1月で冬なので、水を浴槽に溜めるだけで自然にかなり冷たい水風呂になります。温度は測っていませんが、20ºCは下回っていそうです。ただし、自動湯張り機能で温度を最低に設定しておさほど冷たくはならないので、シャワーで温度を最低にして溜めなければなりません。自宅にサウナを設置している方の多くがこのような方法でサウナを楽しんでいるようです。モデルの美咲さんのYoutubeでもこの方法が紹介されていました。この方はさらに氷を水風呂に投入するようですが。

オリジナルルーティーン

ここからはFigaro家でのサウナルーティーンです。基本的に水風呂は使用しません。使っても良いですが、水をためるのが面倒だったり、水道代勿体ないと思ってしまったりします(笑)確かに、キンキンに冷えた水風呂を使うといわゆる「ととのう」を味わうことはできますが、それだけがサウナではないので、水風呂なしのルーティーンを日常的には採用しています。

1. 事前準備

まず、サウナに入る前にはシャワーで身体を洗ったり、流したり、その日の状況に応じて行います。例えば、運動した後であればよく洗いますし、一日家にいただけの日なら軽く流して終わりです。

シャワーを浴びた後はよく身体を拭きます。施設では、どこもかしこも防水仕様になっているので、軽く拭くだけで良いかもしれませんが、自宅の場合、浴室以外は基本的に防水、排水使用にはなっていません。当然、サウナ室内も防水仕様ではないので、水を垂らしすぎると設置場所である洗面脱衣室の床に水が溜まっていくことになります。しかも、サウナは移動できないので、サウナの下に落ちてしまった水はただただ家を傷めていくのみです。また、水を床に落としても掃除は自分で行わなければならないので、水気は可能な限り浴室で切っておきます

2.サウナ

身体をしっかり拭いたら、サウナに入ります。サウナの設定温度は80ºC〜90ºCの間になるように設定しておきます。施設と違って、自宅の小さなサウナはドアの開閉によって温度が下がりやすい傾向にあります。なので、80ºCくらいの温度で楽しむためには、90ºCくらいの温度まで上がる設定にしておかなければなりません。フィンランドサウナは60ºCくらいでも楽しめると言いますが、現地でも80ºC〜90ºCくらいで入っていたので、このくらいの温度が一番しっくりきます。

サウナに入っている時間は特に決めていません。砂時計や時計もサウナ室内には設置していないので、体感で決めます。結構汗をかいてきて、ちょっと息が上がってきたなというのがサウナを出るタイミングです。きちんと測ったことはありませんが、80ºC〜90ºCに設定して、15〜20分くらい入れます。泉興産のおすすめは60ºCで30分くらいだそうです。

サウナ室内が防水仕様ではないことは先ほど説明しましたが、座面にはしっかりサウナマットを敷いているので、汗対策はバッチリです。大きめのバスタオルを敷く方法もありますが、サウナマットは吸水力が段違いなので、サウナマットを使用する方が良さそうです。サウナはMISAですが、サウナマットはメトスものを使っています。

3.水シャワー

サウナを出たら、水風呂ではなく水シャワーを軽く浴びます。夏になるとどうかわかりませんが、冬は結構すぐに身体が冷えてしまうので、水を浴びるというより、汗を流すような感覚です。しかしながら、少しだけ身体を冷やすことで発汗を抑えて、家中水浸しになるのを多少防いでくれます。いわゆる「ととのう」ためには不十分かもしれませんが、この水シャワーはととのうためという理由と汗を家の中にまき散らさないためという理由で必要なのです。また、水風呂だと身体が冷えすぎて、このあとの内気浴の時間が短くなってしまうので、水シャワーで適度に冷やす方が個人的には好みです。

シャワーを浴びたら、当然、身体をよく拭きます。浴室内は水落とし放題ですが、洗面脱衣室は多少の防水はできているものの、排水することはできません。そして、これから室内を少し移動するので、水滴の1滴も落とさないようにします。住友林業の家では無垢床や挽き板や突き板の床が標準仕様です。つまり、本物の木が床に使われているので、水分を落とすことは許されません

4.内気浴

しっかり水気を切ったら、外気浴ができる場所がないので、内気浴をします。内気浴は小屋裏スペースに設けました。小さな窓があるので、外気を取り込むこともできます。ここにはインフィニティチェアを置いてあります。

このとき、読書をするのがお気に入りのルーティーンです。水風呂で身体を冷やしすぎると、冬だと読書できる時間がものすごく短くなってしまうので、水シャワーで適度に冷やすに留めています。サウナ好きの方々は「ととのう」の爽快感を求めているかもしれませんが、サウナに入って暖まって、内気浴で本を読むというのんびりルーティーンもなかなか素晴らしいです

サウナ〜内気浴までを2〜4セットほど行います。だいたい2〜4時間ぐらいの時間になりますが、休日の夕方の過ごし方としてはかなり良いです。平日でも少し早く帰ってくることができれば、2セットくらいはできます。これを1人でやっても良し、夫婦でしゃべりながらやっても良し、現時点で最高のルーティーンです。

日本の施設のサウナに慣れている人には物足りないルーティーンかもしれません。当然、サウナの設定温度をもっと上げて、水風呂には氷を投入して、ということをすれば施設に近い感覚を味わうこともできますが、ほどほどに熱い温度でロウリュの蒸気浴を楽しんで、のんびり過ごすということを求めた結果、このようなルーティーンになりました。いつもとは違ったサウナ体験をしたい方、フィンランド現地に近い楽しみ方をしたい方はぜひ試してみてください。


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