【サウナから学んだこと】小さな工夫が誰かの幸せに繋がる

しばらく投稿をさぼっていました。
投稿していない間も、
もちろんサウナには通っていました。
昨日もしっかり2時間半入浴してきました。


近所のスーパー銭湯へは最低でも週1度。
休日は日本三大薬湯の1つ松之山温泉へも足を運んだりしていました。

サウナに入っていて
ここ最近、ふと思ったことがありました。　

「小さな工夫は、誰かの幸せに繋がっているのかも」

ということです。

我々、サウナを愛する「サウナー」たちは
サウナに関するほんのちょっとの変化を見逃しません。

例えば、
・いつもよりサウナ室の温度が1度高かった
・いつものり水風呂が0.5度低かった
・今日は銭湯しずかだったなあ
・外気浴の風がほどよく吹いている
・熱波師の熱波が今日はやわらかかった
・サウナマットがふかふかだった

普通の人からすれば気がつかないような
なんてことない変化を
サウナー達は決して見逃しません。

ほんのちょっとと思えることが
ととのいに大いに影響してくるからです。

天候に左右されることもありますが
お風呂屋さんの努力や
店員さんの心遣いによる部分もたくさんあります。

「ほんの少しの違いだけど
店員さんのおかげだよなあ。今日も最高のサウナをありがとうございます。」

と心の中でつぶやいた時

ハッ！としました。

「これ、なにもサウナだけのことじゃない。」と。



仕事やプライベートにも同じことが言えるのだと思います。

「小さな工夫が誰かの幸せに繋がっている。」

私は博物館で働いています。
ハッとした翌日、
いつもの仕事にほんの少し工夫を加えてみることにしました。

子供たちに展示の案内をするとき、
クイズを入れてみました。

観光の方には展示の話だけじゃなくて
近隣の観光スポットのお話しも少し混ぜてみました。

なんてことないほんの少しの工夫です。

びっくりすることに
お客さんの反応はガラッと変わりました。

つまらなそうにしていた小学生の目が変わり
もっとクイズやりたい！と言われました。

観光客の方には「途中下車のつもりだってけどもう少し歩いてみようと思います。」と言われました。

何かを大きく変えなきゃ。
人より飛び抜けたことをしなきゃ。
もっともっとすごいことをしなきゃ。

なにか大きなことを成し遂げないと
何も変わらないんだ思いがちです。
そしてそれができないと分かると
諦めてしまい、同じ日常を繰り返してしまいます。

でもほんの少し昨日より工夫してみると
意外と物事は良い方向に変わるのかもしれません。

サウナーたちが見逃さないように
仕事やプライベートでも少しの工夫を見てくれている人はいるのだと思います。

昨日はいつものスーパー銭湯のサウナから
ふとそんなことを学びました。
当たり前のようで
忘れてしまう何かを教えてもらいました。