エビ中対バンツアードラフト会議。
エビ中にハマっている。
最近ほんとに私の脳内は
小林歌穂 6割
中山莉子2割
今日の晩御飯 1割
サウナ 1割
という内容になってる。
仕事やれって話ですよ。職務経歴書書かなきゃなんですけど、いいんです。(良くねえけど、いいって事にしといてください。)
エビ中の公式チャンネルから、ライブ映像が60曲ほど配信されているのだけれど、リストを改めて見たら、まじで全部見てるしちょっと音源では物足りなくなりつつある。
EBINOMICSの冒頭で、小林歌穂さんの口パクがチラつく。
ハマフェスて予想以上のライブをうっかりみてしまい、エビ中のライブに行きたい欲が留まることを知らない中、対バンツアーの日程を見てしまっま。どこかいきたい。
対バンとは、複数のアーティストが出演する形式のライブで、ワンマンに比べて演出がシンプルになっていたり、持ち時間が少なかったりする。エビ中を好きになって日が浅い私からしたらちょっと物足りないかもしれない。
しかし、組み合わせによっては相乗効果でとんでもイベントになってしまうのが、対バンの面白さだ。
過去、対バンをきっかけに楽曲提供に至った例もあるので個人的にはそれが産まれちゃう瞬間が1番の旨味。
そうなってくると、『どうせならこの人に楽曲提供して欲しい』という欲求が出てくる。だって、奇跡の瞬間き立ち会えちゃうかもしれないじゃないですか。
米と鮭の対バンがあったからこそ、日本の朝は守られるし、米と酵母が対バンしたからこそ日本酒が生まれ、我々の舌は満たされる。つまりそういうことなのだ。
数多のアーティストから楽曲提供を受けているエビ中だからこそ、どのジャンルと絡んでも確実に楽しくなるのは確実なのだけど、せっかくなので『今後楽曲提供して欲しい!』を主軸に、対バンツアードラフト会議を脳内で開催してみた。
なので、今回は『アイドルvsエビ中』の組み合わせは基本的にナシの方向で考えていく。それがありなら、lyrical schoolと対バンして欲しい。
エビ中のライブを見て、個人的に分析してわかったのは、『伝わる』タイプの曲と、『物を語る』タイプの曲どちらでもいけちゃうこと。
そのどちらの方が好きかと考えると、圧倒的後者である。
物語を綴る曲が好きだ。
『元気!』『楽しい!』が売りだと、こちらが元気がない時『うるせえ』になる。
めちゃくちゃ落ち込んでんのに背中押すなよ。そっとしとけよ。という感情が前に出る。
そもそも、言葉で『元気だせ!』と歌い、『元気出た!』というやつは元々元気なのだ。
元気がない時こそ、そっと寄り添ってくれる曲が刺さる。
結末が幸せに振り切れず、ちょっとだけ平均点より下のところでうじうじしてると響いてしまう。曇天とか最高じゃない?最高なのよ。
1組目はSaucy Dog
ハッピーエンドとそれからの制作に関わっているSaucy Dog。元々、聞いていたバンドで代表曲の『いつか』とか、女々しい曲やラストに向けた場違いの華々しさが好きなのに、ハッピーエンドとそれからは、過去を振り返りながら違う幸せをつかもうとしてるようにも聞こえる。
もっとこう。
散歩中に『ここで花火したな』とか、コンビニで『これが好きだったな』とかて欲しい。吸い慣れてないタバコの香りを街中で感じて振り返って欲しい。
そして、そんな曲は真山さん主題曲にして欲しい。
真山推しから殺されるかもしれないけど、真山さんって悲壮感というか、ちょっと影のある感じが超魅力的だと思うんですよ。曇天とかさ。(吉澤嘉代子さんありがとうございます。)
2組目はベボベこと、Base Ball Bear。
毎年、アイドル楽曲をランク付けするほどアイドル曲が好きなこいちゃん。
ご存知の方もいるかもしれませんがアプガに楽曲提供したりしているんですが、この曲がまぁ、いい曲なんですよ。
この曲が先述した、対バンきっかけで生まれた曲。その現場に居合わせていたもんだから、個人的に思い入れも深いです。
バンドとしてのかっこよさを求めて、3ピースなのに超テクニカルなのに、難しいことしてるように感じない。
それ以上に、こいちゃんの書く歌詞が好きです。
少女の一瞬。
取りこぼしてしまいそうな感情。
見向きもされない場面への着眼点。
その一瞬一瞬に、フォーカスを合わせ続けて、シャッターを切り続けてきたこいちゃんは、邦ロックの中で1番歌詞書くのが上手いと思う。
ギターロックも行けちゃうし、ラップパートもできちゃうし、色んなアプローチできます!推します!こいちゃん!
こういう曲が聞きたいです。
突き抜けるように爽やかなのに、どこか切ない感じのやつ!
青空の下、駆け抜ける夏と、少女たちの一瞬と、ライブの交差!
その現場にいあわせて、体カラッカラになるまで泣きたい。
青い青い星の名前が好きなので、そこと対比になるような曲だとよりいいなと思います。
小久保柚乃さんと小林歌穂さんの、どこか幼さが残る声主体で、物語とか綴ってみたくないですか?みたいですよね?そう、見たいんですよ。
彼らが楽曲提供をしているかは分からないけれど、叶うなら対バンが見たい。
どの曲もサビが美しいし、Bメロからサビの広がりをエビ中で聞きたい。
男女ダブルボーカルなので、バリエーション豊かに聞こえるのだけど、ここに多人数のコーラスワークがハマったらと思うとヨダレが出る。
中山莉子さんのちょっと掠れた感じが中心に来ると、グッと我々の地面と繋がってる感じがして良いと思います。
中山莉子さん、グワッと掻き立てられる瞬間がいくつもある。
曲の勢いとかではなく、こちら意図していないタイミングで印象的になるので、ちょっと生活感ある曲を歌って欲しいなと思う。
以上3組が対バン、及び楽曲提供を望むラインナップです。
HOT UPをTOTALFATが楽曲提供してたり、ガチロックバンドに依頼出してるので、全然なしな選択ではないと思うんですけどどうですかねぇ。
エビ中を聞いていて、歌詞カード見なくても言葉の一つ一つが耳に残って離れないのは、歌詞が印象的な部分と、本人たちの歌に対する理解度だと思う。
テクニックも勿論なのだけど、気がついたら安元さんのパートばかり耳が行くから、安元さんのアプローチはほんとにすごいなと思う。
だからこそ、tofubeatsのような緩いラップも聞きたいし、春ねむりのようなポエトリーも聞かたかったりする。ダンスしながらポエトリーリーディングとか、超かっこよさそうじゃないですか。
音楽が好きで、色んなジャンルを聞き漁り、最終的にアイドルにたどり着く人が多いのは、やっぱり楽曲の質が高いからだと思う。
難しい曲とか、踊りながら歌うのってやっぱりかっこいい。特に今、各ジャンルの音楽の垣根が低くなっているので、下北沢うろついてる人達目掛けてアプローチかけて、もっと盛り上がったら楽しいよな。
とか言いながら、全然知らない人が対バンで組まれても、アイドルが対バン相手でもなんでも楽しくて『最高!マジ最高!』と、語彙力が低くなっちゃうんですけどね!!
対バンツアーマジで楽しみです!
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