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酔いどれ雑記 164 空騒ぎ


今日は書きたいことが全然浮かんでこない日です。そういった時のためにこの雑記を始めたんですけどね。雑記は雑記でも長文でかつ激重な内容なものも多々あり、こんなのをまじめに読んでくださっている方々には感謝しかないです。

今回は軽い話でいきましょう。

酒の飲み過ぎ防止、もしくは禁酒と決めた日をやり過ごすために紅茶はどうだろうか?と思いついたのですが、あんまり意味がない気がしないでもない。もともと紅茶よりコーヒー派なんですが、旨いインスタントコーヒーってないんですよね。本格的にやるのもどうかなと思うし(自宅で適当に飲むコーヒーにそこまでの情熱を燃やそうと思わない)。でも紅茶ならティーバッグでもそれなりに美味しいのがあるし手軽かなと。ここ1週間くらいは多分平均的なイギリス人より紅茶飲んでると思います。

そもそも、コーヒーってわたくしは喫茶店で飲むものだと思ってるんですよね。古くていい感じの曲が流れる喫茶店、暗めの照明の下で本を読んだり、文章を書いたりするのは好きです。周りに目をやると関係性が謎の男女が談笑していたり、黙々と色鉛筆で何かを描いている人がいたり。最近喫茶店なんて全然行っていませんが、それは禁煙したということも関係していると思いますし、人と会わなくなってしまったというのもあるでしょう。多分、前みたいにフラッと喫茶店なんか入ったら煙草が吸いたくなってしょうがなくなりそうです。コーヒーの薫りと暗がりに唆されて。

'tea'が出てくることわざって結構面白いの色々ありますよね。わたくしが特に好きなのは
'storm in a teacup'です。コップの中の嵐、取るに足らないこと、空騒ぎ。much ado about nothingと同義でしょうか。観たなぁ、映画『空騒ぎ』。大昔にシェイクスピア特論だかそんな名前の講義で。シェイクスピア、まじめに通読したことは一度もない気がします。けれど『世界名言辞典』みたいな本を読んでいて「お、うまいこと言うな~!」とキラリと光る文を見つけると大概シェイクスピアか漱石かフェルナンド・ペソアの言葉だったりするんですよね。そろそろシェイクスピアを読むことにするかなぁ(なぜか昔から食指が動かないのですが多分読んだら面白いと感じると思います)......。