雷の鳴る新月の日、小さな小さなタトゥーを入れた

昨年、予約していた当日にコロナにかかってしまい泣く泣くキャンセルし1mmタトゥーをついに入れてきた。

1mmタトゥーは確か最初はTwitterで知って予約を取り、インタビューを読んでその日を待ち侘びていたのだった。

極小のアート作品「1mmタトゥー」を体験。藝大院生の佐藤はなえとの対話で見えたタトゥーの価値 | CINRA

実は今年の5月から月一でタトゥーを入れている。
約20年前に一つ入れてから増やすことなく過ごしていたのだが、この心変わりはなんだろう。
5月に久々に入れたきっかけはまた後日書こうと思う。

1mmタトゥーは大人気なようで、予約はすぐ埋まってしまう。
自分が予約した今期(8・9月)の150枠は30分で埋まってしまったそうだ。

そして迎えた今日。
家を出た時は何となく曇っていて、地下鉄の駅から地上に出た時は地面が濡れていた。
指定された待ち合わせ場所に行くまでに雷がゴロゴロ鳴っている。
途中買ったウィルキンソンのペットボトルの蓋を開けたら盛大に吹き出した。
面白い日になりそうだと思った。

スタジオに到着し、入れる場所を伝え色を決めて、ついに施術。
施術中は雷は鳴らず、穏やかに時間は過ぎたように記憶している。

入れた場所と色はここではまだ書かないでおこう。
佐藤さんが作品として撮った画像を発表する前に自分が公にするのは違う気がする。
ただ、大変気に入ったことは書いておく。
美しく、可愛いのだ。

帰ると雨が降っていて雷はまだなっていた。
そして今日が新月だということを知った。

中二病っぽいことを言うと、今日は自然も味方してくれて「儀式」のようだった。

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