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選択的夫婦別姓について

結婚しました


まずはご報告から。
気持ちの整理や記録の残し方、他者との関わりのツールとして始めたnoteですが、いつの間にか前回の更新から1年以上が経過してました。恐ろしい。

結婚についての考え


30歳を超えて、1人で生きていく人生も考えていた中、それでも何かを共有する相手を望む自分がいて。
まぁこればかりは巡り合わせ、タイミングだなと思っています。
私の周囲は20代で結婚する子が多く、タイミングとして早くはなかった私として何度でも、クドイ、と言われてでも言いたいこと。
他人の言う「きっといい人がいるよ」「幸せになれるよ」
まじで余計なお世話。結婚だけが幸せだと思うなよ。(口悪い)
私は付き合い始めも、結婚直後の今も、「今がいちばんいい時だね」「楽しいね」なんていうのはありません。
「結婚」して「幸せ」になったとは思ってはいません。
幸せの価値観はそれぞれ。何を言われてもブレずにいたいですね。

夫婦別姓について考える


結論から言うと、彼は私の姓を名乗ることを選択してくれました。
私の姓を選んだ理由として、うちの実家が太いとか、私が長女だとかそんなのは一切ありません。
ただ自分の家系が女ばかりで、私が最後になるだろうこと。
今後夫婦別姓が認められれば自分は自分の姓を選択をするかもしれないこと。
それについて話したところ、女だから結婚して姓を変えるということが当たり前というのは公平ではない、と言ってくれて今回の結論となった感じ。

ただ、自分から言い出した割に、相手に姓を変えてもらうということには多少なりとも抵抗があり、最後の最後まで私自身も悩みました。
親が望んでいることでも、自分がどうしてもと思っている訳でもなく、お互いのことを平等に、とはいえどちらかを選択しなければならないという葛藤。一緒にいる選択をしたいだけなのに、子どもや先のこと、世間体を考えると入籍という形がメジャーで、選択をするしかない。
もっと多様な形が、法律上でも認められていれば、とここぞとばかりに思いました。

まぁそうこうして、届を出して各位へ報告する段階になったわけですが、報告をするたびに言わるのが
「なにさんになるの?」
これが本当にビックリ。凄い確率で言われる。男女世代問わず。
気にしていなかったけれど、自分も言っていたのかな。

「変わりません。」と返すと今度は、
「家系的に?」「お婿さんになってもらうのね」
家系的でも、お婿さんになってもらうでもない。
ただただ、私の姓を選択しただけ。
男が姓を変わらないときには「家系的に」だとか「お嫁さんになってもらうのね」なんて言われないだろうに。

まぁここは、日本の流れがあるからしょうがないのだろうけれど。
彼は彼で、言わないけれど色々言われているかもしれない。
でもとりあえず、性別において差別なく選択をしてくれた彼やそれに反対もしないでいてくれる家族に対し、本当に感謝できているし良かったと、今は思っています。

ジェンダーレスだとか、多様性とか、色々なことが変化して認められる日本にはなってきていると思うけれど、自分も知らぬ間に自分の価値観や古い考えを他人に呈さないよう気をつけなければと思います。


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