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ベストバイ2023〜24歳 フリーターの場合〜

フリーター風情が芸能人気取りか?とめくじらを立てずにどうかよろしくお願いします。一度やってみたかったんです。
ベストバイをやろう、と思って思い返してみるととんでもなく服にお金使ってる気がして怖くなってきます。実際に去年より貯金がかなり減っているので、本当に結構な金額を服に使っているのでしょう。来年は、お金にルーズなことを改善する年にしたいです…

そして最近は長く使えそうなものを選ぶ傾向にシフトしている気がします。値が張っても、質が良くて長く使えるなら実質安いし。
SDGsなんて言葉は大抵、企業が世間に向けてなんとなくアピールするだけで、中身のないしょうもない標語に過ぎないと思っていますが
ファッション・リイマジンという映画を観て、そういった環境問題と真摯に向き合うことの難しさ、世間の風当たり、そして自分はどうしていくか。考えさせられるなんて一言で締めくくれない大きな問題提起が自分に響きました。
なにか、自分にも嘘じゃなく、形だけじゃなくて サスティナブルなことが一つでもできたらいいなと ね そんなふうに いきます

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ニューバランス580GTX



(諸事情により写真は公式)

今年は「いつものやつ」が欲しかった。派手すぎず、かつちょっとおしゃれで、手入れがしやすかったり機能的でもあるとなお良い。こののちに紹介するものも、特に尖ったもの以外はこの物差しに当てはめて選んでいるつもりである。

コレはいつものやつになりうるスニーカー。ゴアテックスでオールブラックで、歩きやすい、合わせやすい、雨でもいける、ジッパーのディテールが捻りが効いてて良いの四拍子。
最近テック系シューズが流行っているが、ニューバランスならば流行が過ぎても全然いけそうだと思っている。
ストレートでもワイドパンツでも合わせられるし、サッと脱ぎ履きもできるしとにかく優等生。夏はちょっと蒸れるけど(ゴアテックスは蒸気は通すが、基本的に通気性はあまりない)。
最近連日の酷使で汚れてきたのできれいにしなくては。

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CDG✖︎Alpha industrysのMA-1

CDGの公式オンラインでなぜか在庫があったので購入。定価で4万…こんなに安いのか…
まさに捻りが効いている、アシンメトリーなねじれデザイン。
MA-1は街中にめちゃくちゃいるけど、やっぱりこれは一味違う。
CDGのロゴドンでもなく、しっかりコムデギャルソンっぽさがあって良い。基本のシルエットがど定番のMA-1なのでこれまた合わせやすいし存在感がある。レイヤードも立体感が出て映えるし、裏返してレスキューオレンジ側で着てもカワイイ。

上からCDGのMA1、OLDGAPのネルシャツ、M47ミリタリーパンツ クツはマルジェラ

着こなしの楽しみ甲斐、あります。
赤いストラップみたいなのは取る派です。

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jean paul gaultier✖︎Levi's (2010ss) 501

カーテンと似た色で見づらかったらごめん

これはスペシャルピース✌️
ボンテージ風のベルトが張り巡らされたぶち上げデザイン。ゴルチェ節全開の挑発的な強烈アレンジ、たまらねえ。日本にいくつ現存してるんだろうか。かなりレアであることは確かだ。ネット上にも、コレの画像はほとんどない。奇跡的にメルカリでマイサイデッドストックを入手。何気にリーバイスでは初めて見たトルコ製。赤耳だし、基本的なディテールもいい感じ。コレ履いてファッション狂騒劇の映画観に行きました。ちょっとゴルチェ熱が上がってきた。舞台DVD化しないかな。

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Undercover 1999ss デニムジャケット

すみません。これもスーパースペシャルピースです✌️
渋谷のヴィンテージショップでアンダーカバーのアーカイブを集めたポップアップがあったのでそこで購入。
これが発表された1999年は自分の生まれた年!

テーラード的な形なので合わせやすそうだし、デニム地だからいつでもどこでも着ていけそうなカジュアルさも併せ持ってていい感じ。しかもアンダーカバーのアーカイブでLサイズはかなり貴重!(だと思う)
けっこう高かったけれど、この間8万の電子ドラムを一括で購入した自分には怖いものも、もう守るべき金もない。令和ロマンも優勝したし。

当時アンダーカバーはパリコレに進出しておらず、東コレで発表されたアイテムらしい。いま、世界にこれ何着あるんだろう…
表面にポケットが複数あるように見えて、全てアタリ(色落ち)。実際は裏側にポケットがある。ボタンのアタリの裏にはボタンがあるわけでは無く、生地の間にボタンが埋め込まれていて、留めるボタンは別にある仕様。
襟の裏側も、襟の形に色落ちしているような加工。襟立てて着たい。

手にとってわかる狂気のディテール

ヴィンテージのディテールを拡大解釈して独自の表現手法に仕上げるという狂気めいたこだわり、さらにアタリによって“不在の在”をあからさまにしているという点では、ブランドを通して放ちつづけているメッセージ性、哲学や詩性を感じずにはいられない
トロンプルイユ、騙し絵のような表現はマルタン・マルジェラに通ずるところもある。この手のかかりようを今再現したら一体いくらかかるんだ…
ボタンのアタリ加工にきづいたとき、思わず笑ってしまった。すげえよこのディテール。ジョニオありがとう。いや髙橋盾さまありがとうございます。

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良いオチが思いつかずに年を越してしまった。今年もなんか色々頑張ります。


スニーカーを自慢しているっぽいポーズなのに、
なんのブランドのスニーカーでもない ナンチャンのアクスタ

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