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LEAVES COFFEE ROASTERS@蔵前【プロのコーヒーレシピNo14】

こんにちは。
35歳2児のパパで夫婦フルタイム共働きをしているサティーです。
蔵前中心にコーヒーショップ巡りをしてきたので今週はそのお店を1店舗毎に紹介しようと思います!

この記事ですが『家飲みコーヒーで再現性のあるおいしさを出す』ことを目指して色々なカフェスタッフやロースターの方からノウハウを聞き出した情報を纏めています。

よろしければこの営みを始めるきっかけになったこちらの記事もご覧ください。

1.お店概要

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【店名】LEAVES COFFEE ROASTERS
【住所】〒130-0004 東京都墨田区本所1-8-8
【アクセス】
都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩6分の好立地で隅田川を渡って住宅街を進むとビルの1階を改装した店舗に辿り着きます。

【公式サイト】
https://leavescoffee.jp/

【HPより引用】
”町のロースタリーから世界へ”僕達は ”町のロースタリー”
世界水準のコーヒーを日々、町に溶け込けこませることで、
コーヒーの素晴らしさを皆さまとシェアし、その日常 は、いつの日か世界へ。

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ドイツの老舗焙煎機メーカー「PROBAT社」の大型大型ロースターが置ける様に店内は天井が高く、入り口も一面ガラス張りで外からも覗きやすい入りやすい店舗です。

2.飲んだコーヒー

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【産地】コロンビア エルパライソ チェリー/Colombia El paraiso cherry
【標高】2050m
【製法】ダブル アナエロビックファーメンテーション
【豆の量】12g
【湯の量】192cc
【フレーバー】Cherry,CANDY,COLA

ダブル アナエロビックファーメンテーションという製法のコーヒー豆は初めてだったのですが度肝抜かれました!
店員さんから「チェリーとかコーラとか海外のグミっぽいフレーバーがして温度が冷めると甘みが増してきます」と解説されてのですがまさにそんな感じで、飲んだことない風味で、本当においしかったです。

3.新製法アナエロビックファーメンテーションとは?

あまりにも印象的だったので色々なサイトを巡って調べてみました笑。

◆アナエロビックファーメンテーションとは?
anaerobic(嫌気性)+fermentation(発酵)=嫌気性発酵と日本語訳されますが要は「酸素を必要としない発酵」という意味になります。嫌気性は単独で使われるというよりは「嫌気性生物」とか今回のコーヒーの様に「嫌気性発酵」の様な使い方をされています。

なるほど生産処理に発生する発酵プロセスの新たな手法でした。

◆新たなコーヒー生産処理の発酵「嫌気性発酵」とは?
(通常の生産処理)
「酸素」がある中でナチュラルなら乾燥工程、ウォッシュトなら発酵槽での発酵工程で酸素を利用する微生物によって「発酵」が起こりコーヒーフレーバーに影響を与える。

(嫌気性発酵)
「酸素が全く無い状態」で活動する微生物が起こす発酵でコーヒーフレーバーに影響を与える製法。

酸素が全くない状態で活動する微生物とか言われると深海魚みたいなイメージ持ちますけど、本当に理科の実験みたいな世界ですね。

◆嫌気性発酵のトレンドは?
2019年コスタリカのカップ・オブ・エクセレンスでは、アナエロビックファーメンテーションで生産処理したコーヒーが優勝。
ブラジルのカップ・オブ・エクセレンスで優勝したパイエ・フィルホ農園はコーヒーを袋に入れ乾燥させるといった特殊な手法を行い、フレーバーや甘さを引き出したりをしています。

各国のCOE(カップ・オブ・エクセレンス)で嫌気性発酵のコーヒー豆が賞を取得し始めており改めて注目の製法です。

4.感想

毎日通いたくなる様な雰囲気が醸し出されたお店です。
今回飲んだコーヒー豆は非常に人気で売り切れだったので購入できませんでしたがまた訪問したいと思います。

それでは良いコーヒーライフを☕️

◆参考サイト

・西新橋に本社のあるスペシャリティーコーヒー卸業者ワタルコーヒーさんのコーヒー生産処理を纏めた記事です。読み応えあります。

・猿田彦珈琲さんの生産処理に関する記事です。例外的な生産処理ということで通常とは異なるケースを特にピックアップされています。

・個人ブログで2017年に書かれていますがアナエロビックファーメンテーションのブレイクを予言している様な内容でした。


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