第5回和酒フェス@大阪ベイタワー

皆さんこんにちは。さてぃです。
4月に入りましたね。様々なカタチで新しいスタートを迎えた方も多いと思います。
そんな私は3月31日を持って会社を辞職し、現在はフリーター。
フリーランスに向けての準備期間というスタートを切りました。
誇れるものでもありませんがね。そんな中で4月8・9日に大阪で開催されました
第5回和酒フェス@大阪ベイタワーのボランティアスタッフとして参加致しました。



①和酒フェスとは?

和酒フェスとは
「美しい和酒をもっと知り、感じて、共有する」をコンセプトに、「季節を感じながら旬の和酒、食、日本文化を楽しむ利き酒祭り」

をテーマにした日本酒イベントとなっております。

東京・大阪の2会場で開催されており、今回私がボランティアとして参加した大阪会場は今回で5回目という記念すべきイベントとなっておりました。

②イベント時のお仕事

ボランティアスタッフとして参加するため、前日から移動。移動はなかなか大変でした。
今回のイベントで私が担当したお仕事は”酒蔵支援”
担当する酒蔵さんのブースにて酒蔵さんのフォローがメインとなりました。
今回、私がお手伝いに入った酒蔵さんは山口県の永山酒造さん。

”農業と共に生きる酒蔵”。代表銘柄は山猿。
お恥ずかしいことに、今回のイベントまで全く知らなかった酒蔵さんでした。
イベントに伴い、会場にて試飲させていただきました。
「うまっ!えっ?もっとクセがあるのかと思ったけど飲みやすくてめちゃくちゃいい!」というのが第一印象でした。

ラベルにもお猿さんの絵が入っていたり、スタイリッシュなものから
季節を感じる可愛らしいデザイン。そのラベルに負けじと洗礼された味わいのお酒達。
ハマる人はかなりいると思いました。
実際のイベント期間中に飲まれたお客様たちも
「美味しい!」「このお酒が一番いい!」「この味好き!」という方々が多かったです。
決して私自身は酒造りに関わっているわけではないものの、振る舞う側としても嬉しく感じました。


③イベント全体の感想


和酒フェスはただお酒や料理を楽しむだけではなく、書道家と三味線演奏者のコラボによるステージ、和楽器ユニットによるパフォーマンスなど
まさに”和”。”日本の素晴らしい伝統”を体感できるようなイベントでした。
そんななかでスタッフとしてイベントを見たときの率直な感想についてお話ししたいと思います。

1)普通に参加者として参加したかった

これは言うまでもないことですね。
普通にイベント参加者として時間いっぱいにお酒と料理を楽しみたかった。
そりゃあ全国から28の酒蔵さんが出展、130種類以上のお酒が楽しめるんですから
お酒好きな方からしたら、、、堪らないイベントですよね。

2)知らないお酒に出会える

酒蔵支援スタッフとして参加した上で、担当する酒蔵さんを知らなかったというお話もしたように
イベントに参加する側も同じように感じるものがあったのではと思う。
「この県にこんな酒蔵のお酒があったのか」、「このお酒聞いたことない銘柄だ」
あるいは
「酒屋さんで見たことあるけど、実際飲んだことない銘柄だしなぁ」という方もいた。
全国から酒蔵さんが集まるイベントでもあるため、知らない銘柄に出会えることで新たな発見があったり、推しの酒蔵が増えるキッカケにもなったのではないでしょうか。
また、蔵人。造りの人から直接お話が聞けるという機会もコロナ化で体感できなかった分、その喜びは大きかったのではないでしょうか。

3)若年層の参加者も多かった

これはあくまで私が感じた印象ですが、若年層の参加者(20~30代)が多かった印象がありました。
「初心者におすすめのお酒はありますか?」と質問してくる方もいた。
”若い層は日本酒に興味がない”という話も聞いたことはあるけれど、実際はそうでもないのかなと肌感で感じた。
さらに、女性の参加者も多かった印象。
少しずつではあるが、日本酒のイメージも変わってきているのかなと感じつつ
自分だったら、こういった層の人たちにどんなアプローチができるのかなと考えさせられるきっかけになった。

④イベントに参加してみて

この2日間はホントに楽しいイベントだったと改めて感じた。
酒蔵さんとのお話はものすごく面白かったし、お酒に関しても様々な発見がありました。
いただいた名刺にもお礼のご挨拶のメールを送り、少しでもこのイベントで繋がったご縁を大事にしていきたいと思う。
このイベントにボランティアスタッフとして参加したわけですが、はっきり行って移動費等々を考えると赤字ではある。
しかし、その赤字分は「山形県内で止まっていては体験できない経験」、「そこでしか繋がることのできない出会い」という”経験に投資した”と思えば
金額以上のものを得られたと思う。

イベント初日に書道家の方が書いたこの”酒縁”がまさにその事を表していると私は思う。
イベント実行委員の皆様
スタッフの皆様
参加された酒蔵の皆様
飲食店の皆様
イベントの準備等、お疲れ様でした。そして素晴らしいイベントをありがとうございました。


来場された皆様
お楽しみいただけたでしょうか。またのご来場をお待ちしております。


最後に

どうやらボランティアスタッフとして一番の遠方からきたのは私らしい。
「どこからきたんですか?」という問いに
「山形から来ました」と答えると「えっ?あの山形から!?」と
実行委員、ボランティアスタッフ、酒蔵さんから驚かれました。無理もないですよね。
イベントスタッフとしてわざわざ大阪に来るなんて、、、w
そんな中で「今度、うちの酒蔵のイベントでスタッフとして来ない?」とか
「次回もスタッフとしてよろしくお願いします」という嬉しいお言葉もいただきました。

こういったお言葉をいただけただけで、参加した価値はあるなと感じた私なのでした。

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