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【子育て】お年玉は、心の赴くままに使うもの

去年から、娘がいただいたお年玉の半分は、本人の自由に使わせることにしている。
(残り半分は、子ども名義の口座に貯金。)

我が家は、お小遣い制ではなく、賛否両論あるがお手伝い報酬制にしている。
少額とは言え、労働なしに定期収入があるのはどうなん?という疑問に対する答えが見つからないのが理由。

お年玉の半額は、約1万円ほど。
令和を生きる小学6年生には少ないのかもしれないけれど、学校用品などの必要なものは全て親が負担するし、読みたい本は無制限に買ってやることにしている。
どんな使い方をしても、決して文句を言ったり否定するまい、と心に決めて静かに見守っていた。

2人でショッピングモールに出かけたある日、お年玉の一部を持参してウインドウショッピングをしていた。
目についたのは、グミ。
地球の形、ぶどうの形、おにぎり型…
6個ほど入っていて、600円くらいするものを3つ買っていた。
えらい高いやん…奮発するなぁ。
静観する私。

こんなグミ。輸入もの。

持ち帰って、ワクワクしながら食べて一言。
「えぇ〜、まずい😭

無駄遣いしてもーた!お金がもったいない!と嘆く娘。
多分おいしくないんやろうな、と予見しながらも、止めなかった私。

子どものうちに、無駄遣いする経験をさせたかった。
衣食住の面倒を見てもらえる間に、こういうお金の使い方をしておく事は大事な経験やで、と伝えた。

少し前に、誕生日プレゼントとして祖母から同じようなグミを6袋ほどもらっていたが、その時にも口に合ったものと途中で食べるのをやめてしまったものがあった。
今回、娘の気づきとして、祖母にプレゼントとしてもらった時より、自分のお年玉から払った時の『失敗した!』という経験の方が悔しいとのこと。
そうそう、そういう発見が大事なんやで。
無駄遣いと表現していたけど、得難い学びだったと思う。

君たちの経験に、無駄なことなんて
1つもないんやで〜!

その後、娘は夫にぶどうのグミを1つ90円で売っていた。
しっかりしてんなぁ…🤣

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